「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

ステップ5

2009年08月15日 18時54分20秒 | 「BPDのABC」より
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/59524133.html からの続き)

 「BPDのABC」 (ランディ・クリーガー) から、

 BPDの人と接する  「10のステップ」 の続きです。

*「トラブルの引き金を 見極めても、

 生活にもっと 予測可能性を生み出しましょう。」

 non-BPDの人には  “核ボタン” があります。

 BPDの人は こういう引き金に 気付いているようです。

 BPDの人が 脅かされたと感じたとき、 このボタンを押して、

 苦痛から 意識的・無意識的に 自分を保護するのです。

 例えば、 あるnon-BPDの人は 法律の専門家で、

 公正であることに 誇りを持っていました。

 BPDの人と 議論になったとき、BPDの人は

 ただ 「あなたは公正じゃない」 と言いさえすれば 良かったのです。

 彼は自分の意見を 疑い始めるからです。

 あなたの 核ボタンについて考え、

 あなたが弱点であると感じる 領域のリストを作りましょう。

 そういった物事が、

 あなたにとって 大きな意味を持っている 理由を考えましょう。

 それから、 その引き金 ひとつひとつに対して、

 あなたの反応は どのようなものか考えましょう。

 公正を信条とする人は、 自分の 公正についての信念を じっくり考えてみます。

 もし 自分が公正でなくなっていると 思えば、

 自分の言動に 修正を加えるでしょう。

 本当に公正だという 結論に達したら、

 BPDの人に 何を言われても 揺るがないでしょう。

〔 「BPDのABC」 ランディ・クリーガー/E・ガン (星和書店) より 〕

(次の記事に続く)
 
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