イタリア製のトマト水煮缶が108円だったので、冷凍しておいたフェジョン・プレット(黒いんげん豆)をトマトソースで煮込んでみた。
フェジョン・プレットはブラジルの国民食であるフェジョアーダに使われる豆。「ブラジル・ミーツ・イタリア」というコンセプト……私の好きなサッカーだったら、屈指の好カードだなぁ(笑)。
フェジョン・プレットは、
3種の豆カレーを作った時に残りを冷凍しておいたもの。冷凍しておくと、缶詰と同じぐらい手軽に使えるなぁ。
1. タマネギ1個(半個でも十分だと思うが、炒めて甘くなったタマネギが大好きなので大量に入れる)を粗みじん切り、ニンニク2かけとしょうが1かけを細かいみじん切り(しょうがは、自家製のはちみつ漬けスライスを流用)。
2. 鍋にオリーブ油大2を入れて弱火にかけ、パンチェッタ(イタリアの生ベーコン、なければベーコンで可)50グラムほどを入れて炒める。脂が出てカリカリしてきたら、ニンニク・しょうがを投入し、香りが出てきたらタマネギを入れる。じっくり炒めてタマネギが色づいてきたら、トマト缶(ホールの場合は手やフォークで潰しながら、ざく切りの場合はそのまま)のトマトをジュースごと入れる。
3. ひと煮立ちしたら、冷凍しておいたフェジョン・プレットを入れる。時々かき回して、冷凍の固まりを崩し、ソースが焦げ付かないようにする。
4. 20分ほど煮て、塩こしょう、クミン、オレガノ、バジルで味付ける。さらに10分ほど煮込む。
イタリアンなのでオレガノとバジルを、フェジョアーダの風味づけに使うクミンを、両方とも投入したが、ここはお好み。
ブラジル対イタリア、双方ひけをとらない好勝負……という味かな(笑)。