玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

上をむいた穂

2019-11-11 03:57:21 | 
 昨日は、麦跡の田の稲刈りをした。今日は雨の予報なので急いで稲刈りした。
 麦あとの田は株が多かったが、穂が上をむいていた。穂には実がついてなかった。
 吹き飛ばされたようには見えない。穂は一番立派だが実がないので上をむいている。高温障害が出たのか。

 一番見ばえが良い田が期待を裏切って収量が上がらない。穂そのものが原因としか思えない。

 今年の7月は寒かった。8月になり急に暑くなった。昨年はずうっと暑かったが今年のように収量が減少するようなことはなかった。低音障害か。

 普通なら下をむくほど立派な穂に実がない。雀に食われた穂は葉脈のようになっているが、この田は立派に穂をつけていた。ところが、実がない。
 これまでにない大減収になった。今のところ原因がわからない。


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手抜き多収

2019-11-10 03:00:13 | 
 昨日は、トラクターを落とした田の稲刈りをした。トラクターを落としたところは周りより柔らかい。
 ところが、周りより株が多く穂も多い。最後まで地面がグラグラ不安定なのに収量は一目で周りより多いとわかった。ドライブハローの幅約2m X 避けた長さ約20m = 40m2 位の面積のところだ。
 
 一度落としているので深くなっている。代かきの時はトラクターが進めば進むほどグーーーンと沈下するのでドライブハローは表面をなぜるような状態だった。耕起をしたという状態ではない。雑草はまる見えだった。それでも、しかたないのでそのままにした。
 田植機もグーーンと車輪がのめり込んだ。動けなるのかもしれない、と心配した。田植機は落としても引き上げるのは簡単かな、などと考えていた。
 中耕除草の時も足がグーンと深く入った。それで一回きりでやめた。周りは3回中耕除草をしている。
 コンバインに乗って上から見下ろすと周りの稲がスカスカなのに、トラクターを落としたところは前後約10m、合計20mが株が多く穂もたくさんついていてコンバインの脱穀する負荷も大きくなり音もグーーーーーンと大きくなった。

 代かきの時、周りは雑草を埋め込んで水面は鏡のようにきれいになった。トラクターを落としたところは雑草が水面に出ていた。雑草が見えても2回目にトラクターは入れない、どうしようもない、とあきらめた。

 あきらめたところが周りより多く取れる。どうしようもなく手抜きになったところだ。
 
 手を抜いた小面積が多収確定。それでは全部手抜きしよう。

 多収とはいえ5俵/10a=300kg/10aが今までの最高だ。用水機場が休まないで運転されていたころの実績。多量の水を入れて代かきをやっていたころの懐かしい思い出。もう二度とやれない。

 こういう状況だったのを忘れてしまう。来年はまた徹底して雑草埋め込みをやるだろう。代かきが終わって雑草が見えてないと取れない、と自分で言っていて、いざ代かきになると徹底埋め込みをするに決まっている。

 麦が出ないところは、

 手抜き代かき

麦が出たところも

 手抜き代かき

 1回荒起こし、コナギの積算温度120℃に合わせて、その後1回代かき、雑草まる見えにして田植え、その後田の中には入らないで稲刈り。

 どうせ田の中に入ったところで、最低収量更新だ。もう、いい加減にして、

  ほったらかしにしておけ。

 減価償却もあぶなくなる。



ーーー手抜きで多収ーーー


不耕起で食用油はやめる。後の管理がたいへんだ。水と油だ。

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納得するまで

2019-11-09 03:25:03 | 
 昨日、台風後初めて稲刈りをした。昨年より取れない。穂が少しだけついて短く、株も少しの状態では一目見て収量も少し、とわかるが本人は納得しない。コンバインの性能が落ちている、と農機店の担当者様に点検をお願いした。
 結果は、コンバインは正常。センサー正常、自動装置正常、すべて正常だった。どうもありがとうございました。

 たいへんな労力で、中耕除草を暑い中連日行ったが、ムダだった。認めたくないのはわかるが、一目でわかるのだからあきらめるしかない。来年に期待するしかない。

 用水機場が週に二日休むようになってから、収量は毎年右肩下がり。今年も最低を更新した。 
 今や趣味の農業。減価償却のために働いているようなものだ。
 そして、減価償却も正常だ。あれだけの台風でも機械その他設備は正常に運用できるのだから、すごい。一部は解体したが。

 来年の方針はできている。計画は少し変更する。
 麦まきができないが、もし、台風以前に麦をまいていたら全く芽が出なかったかもしれない。あちらが立てばこちらが引っ込む状態だ。

 クローラーに泥がくい込む。曲がる時に急に曲がらないようにして切り替えしながら運転しても食い込んでくる。
 それでも直進は最高速で刈っている。気分は最高。土のせいで金属とゴムがすりへっているなど気にしない。
 クローラーは平らな帯を丸くつないだものだ。箱のように両端が立ち上がっていれば泥が金属のローラーにくいこむことはないだろう。ほんのちょっと立ち上がっていれば良いだけなのだが。
 

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不耕起田植えと食用油

2019-11-08 03:43:03 | 
 来週11日の月曜日が雨の予報。田には水がありコンバインが入れない。それでも稲刈りをやるかどうか。どのぐらいコンバインのクローラーが消耗するか。たいがいクローラーは泥はつかないが、今回、稲刈りをすると泥だらけになりそうだ。寿命がガクンと短くなる。

 直線走行は問題なし、曲がると泥だらけになりバックでも同じように泥が食い込んで来る。
 水があるかぎり田は乾かない。

 稲刈りが終わったところはコンバインのクローラーで固めている。重機が走ったようになっている。そこへ水がたまるのは当たり前だ。雑草が全くないところでは重機が走行しても水の流れで土砂もいっしょに流れてしまうが、田の場合はクローラーの幅だけ低くなってそこへ水がたまって乾かなくなる。数日、この状態だ。どれぐらい水もちが良くなったことか。代かき後、数日間水が来なければ地面がまる見えになってしまう。代かきをやるから水もちが悪くなる。クローラー跡が残ったままにしておいて来年そのまま水を入れて田植をすればずいぶん時間短縮になる。雑草が出ないように除草剤をふっておけば直播のように大量の農薬はいらないだろう。
 無農薬でやるには田植後、全面に食用油をまくと後から出てくる雑草には酸素が行かなくなるので枯れるはずだ。

 来年は小面積で不耕起栽培で食用油散布をやってみるか。少しぐらいの雨では流れないように排水口を今より高い位置に管を継ぎたせるようにしておく。食用油が流れるような
ことは絶対にないようにしないと。

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耕盤

2019-11-07 04:45:20 | 
 11月3日に雨、それから晴れの日が続いている。それでも、田の中は水がたまっている。耕盤の威力だ。稲刈りはまだ先。

 稲刈りが終わったところは、これから稲刈りのところと比べて水がずいぶんたまっている。これから稲刈りのところは水たまりがところどころあるが、終わったところは全面に水がのっている。稲の葉はまだ黄緑色でなんとか生きている感じだ。
 稲刈りが終わったところは株から緑色の小さな二番穂が出ている。こちらは生まれ変わったような感じだ。
 周囲の田はすでに耕運されていて濃い茶色の土になっている。

 耕盤がガッチリ水をためているのだろう。これだけ長期間水がたまっているのは田植時期より水量が多いように見える。これだけ水があればすぐに田植ができる。
 かんじんの田植時期は4日も晴れて水が来なければ畑のようになってしまう。

 すると、玄米ごはん族の田は代かきをしても畑の状態になっていることになる。耕盤が雑草の根でだんだん壊され、代かき直後も耕盤が壊れたままになっていて水不足になっている。
 周囲の田は代かきまで6回7回トラクターで耕運している。稲刈りが終わるとすぐに耕運が始まる。
 玄米ごはん族の田は2回3回で終わる。耕運が始まるのは田植の数週間前だ。大きく育った雑草を埋め込んで有機酸を出させて雑草を押さえるために田植直前に耕運を始める。
 こういう方法では、畑化した田の耕盤は元のようにならないのだろう。
 来年も水不足になるのが決まったようなものだ。

 水不足ではコナギの大発生でウンザリするが、麦が小発生ぐらいに押さえこんでくれる。その重要な役割の麦を水がたまっているせいで、まだまけない。予定では麦播種はあと2日で終わるようになっている。稲刈りが終わっていないので、無理だ。
 予定を変更しないと。


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