弁当屋騒動の続き。
そういえば中央区の取り締まり強化以降どうなったんだろうと、昼食時に弁当屋台が集まる通りに行ってみました。
すると、下の写真のように、皆可動式の台車の上で弁当を売ってました。
そして面白いことに、お客との代金の精算を済ませると、ゆっくりと台車を50cm~1mほど移動させてまた売る、ということをやっています。
見に行ったのが昼食後だったので、客の数も少なく、そのかわり7~8代の屋台の人がそれぞれゆら~りと動いている様子はちょっと見ものでした。中には10mくらい移動してまた戻ってきたりする人もいて、熱帯魚の水槽のような感じです。
(動画を撮ろうと思ったのですが、文句を言われそうだったので自粛)
改めて中央区「路上での弁当販売に関する監視指導を強化します」を読むと
区内では、昼食時近くになると、路上での弁当などを販売する「行商人」が最近増えています。こうした行商人が、その場に留まって販売したり、路上で商品を陳列するなど、ルールが守られていない例も、多くなっています。
路上等での弁当を販売する場合には、東京都の条例(食品製造業等取締条例)に定める衛生基準等に基づき、行商(ワゴン等による販売)によるときは主たる営業地の保健所への届出が、自動車による販売等をするときは仕込場所等の管轄する保健所の営業許可が、それぞれ必要です。
つまり保健所への届け出で済む「行商人」は「その場に留って販売してはいけない」というルールがあるのでそれ(だけ)を守ろうとしているんですね。
なかなかたくましいものです。
ところでこれを見た中央区や保健所の人はなんと言ったのでしょうか(まだ見ていないのかな?)。