以前ちょっとふれた たぬきちの「リストラなう」日記 ですが、書籍化計画がもちあがったようです。
ところが
【お知らせ】「リストラなう」にコメントを寄せてくださったみなさまへ【とても重要】
にあるように、コメントを書籍に掲載しようとする中で、掲載の同意についてオプトアウト(掲載を希望しない人は言ってくれ、言われなければ承諾とみなす)という方法をとったために物議をかもしています。
たぬきちさん自身、新しいブログたぬきちの野良犬ダイアリーで
時間的な制約。連絡手段・投稿者同定についての制約。収録可能な紙幅の制約。これらの制約をなんとかかいくぐりながら企画を進めるための暫定的な解として提示させてもらったのが、最後のエントリ「【お知らせ】「リストラなう」にコメントを寄せてくださったみなさまへ【とても重要】」だった。そしてコメント欄は過去最大規模で炎上中。すいません。拙速とのご指摘は本当に心に痛い。
と言ってます。
物議をかみそたのは、以下の点かと。
1.コメントの使用許諾を得るのにどのような手続きが必要か
・匿名の場合、著作権を主張したとしても本来の権利者かの立証が難しい
・「最終回」と書いた後のエントリで告知するのがオプトアウトとして有効か
・同業者や書店員の生の声に近いコメントがあり、掲載されると本人が特定される恐れがある人がオプトアウトの期限を過ぎて出版差し止めを訴えたらどうなるんだろう(現実的には自ら露出することは不利益になるので少ないと思いますが。)
2.勤務先との雇用契約上の守秘義務違反の問題はないか
会社の内部事情、年収や各種手当てを開示していますが、この程度は守秘義務違反とまでは言われないんじゃないかと思います。ただこれが電子出版されたとすると会社としては相当不愉快でしょうね。
この手の本は旬のうちに出版しないと賞味期限が短いので、結果的に今回のような対応にならざるを得なかったと思いますし、現在無職の中で、チャンスをつかんでビジネスにつなげようという気持ちもわかります。
たぬきちさんも最初から出版を考えていればもう少し周到にコメントのルールの手当てをしていたと思うので、今回のどたばたも共感できます。
いろんな意味で物議をかもす出版になりそうですが、それに対しても真摯に向き合って、がんばって新しいブログを続けてもらいたいと思います。
<追記>
コメントを掲載する人についての謝礼などについて、新しいエントリがアップされました。
改めて、お願いします。
こういうのって、出版社側が対処することのようにも思うのですが、たぬきちさんの真面目さと出版社勤務という経歴によるものなのでしょうか。
頑張ってください。