一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

規律の締め方、まわしの締め方

2010-06-16 | よしなしごと

野球賭博事件関連の発表がないかと日本相撲協会のサイトを見たのですが、そもそもIRサイト(公益法人だからPRサイトか?)自体がないんですね。  

そのかわりに まわしの締め方についてという記事がありました。  

この頁は、褌(まわし(*))の締め方がよくわからないという声に応えるべく、図解を試みました。一般競技者の皆さんが、きちんと褌を締めて相撲に取り組めるように掲示しますのでご活用下さい。  

褌は、「経験者から正しく締め方を教わって締める」との一言につきます。そのことが、言葉や図絵に表すことの煩雑さと合わさり、解り易い説明がなされないまま来ました。初めての試みですので、皆様から当協会指導普及部宛てにご質問ご意見等お寄せいただければ幸いです。 

(*)「ふんどし」と同じ漢字なんですね。MSIMEの漢字変換では「ふんどし」でないと出てきません。

そもそもいままでアマチュアのためにきちんと普及活動をしてこなかったと言うこと自体が驚きなのですが、何につけ「先輩に学ぶ」というスタイルで来たことが相撲界の最近のトラブルの原因になっているのではないかと思います。 

伝統の部分はそれでもいいでしょうが、社会常識の部分はそれだと「ガラパゴス化」してしまって、気がついたら今まで「当たり前」だったことが世間で通用しなくなっていた、ということではないかと思います。  


まあ実は企業もそうで、技術力とかノウハウ、チャレンジ精神などがうまく伝承されればいいんだけど、伝承されるのは悪しき慣習の方だったりするんですよね・・・

コメント
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