実家付近の 四方竹(しほうちく)出荷が 最盛期となりました。
名前の通り 切り口が四角く 秋から冬にかけ収穫される
秋のタケノコで 湯がいたものが 都会にも出荷されます。 ⇒
採れる時期はわずかな期間で 早朝の空気がひんやりする
今の時期 農家からは 四方竹の皮をむく ジャ~という器械の
音が響きます。
1本ずつ器械にかけ皮をむき 先を 槍のように尖らせたのち
ステンレスの 大がまで湯がきます。
それを 氷詰め発泡スチロールに入れて 順番に回ってくる
集荷の車を待ちます。
先が折れたものは B級品として ポン切りと呼ばれる筒状に
短く切り 一袋2~300円で 産直市などに出されます。
ポン切り四方竹は 槍状のものよりぐっとお安く いくつか買い
お正月用に 冷凍する家庭もあります。
実家は 四方竹農家ではなかったですが 家の周りの生垣に
四方竹を植えおり 家で食べるには それで十分足りました。
四方竹はこの時期の なつかしい 山里の味です。
あっさりアゴ出汁で 鷹の爪を入れ 少しパンチを利かせました。