くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

よさこい旅9月♪うさぎの楽園。

2016-09-09 | 旅行

久々に日帰りよさこい旅に参加で 行先は 久しぶりのしまなみ海道です。

瀬戸内海のたくさんの島の中で 周囲3㌔ほどの小さな大久野島は 戦時中
日本陸軍が 秘密裏に毒ガス製造していたため 地図には載らない島でした。

見にくいですが 写真中央より少し上に赤で囲んだ島で 位置はここです
すぐ隣には 平山郁夫美術館のある 生口島があります。
 

愛媛県大三島から 広島県竹原市の大久野島へは フェリーに15分ほど乗ります
  
  

フェリーが島へ着くと さっそくうさぎがお出迎えです 売店で1袋100円のエサを
買うと どっさり寄ってきます

今から43-4年前 本土の小学校で もう飼えなくなったうさぎ8羽を 大久野島の
森に放したものが増え 今では700羽ほどいるそうで 木の根などに穴を掘り巣に
して住んでいる 野生のうさぎです と説明がありました

ふ~~ん 泥も付いてないし 穴に住んでいるとは思えぬ きれいな毛艶です
 
 
  

お昼ご飯は 桟橋から15分ほど歩いた 宿泊もできる休暇村大久野島で取りました 
 
 
  

歩いて一周できるほどの小さな大久野島で 昭和4年から各種毒ガスや風船爆弾
などが作られ ↓昭和19年までに 多くの毒ガス製造工場が建ちました

防護服を身に付けていても イペリットガスは隙間から入り込み ただれた皮膚の
作業員の写真などが展示されていました

毒ガスを戦時中 日本軍が中国で使ったとの証言もありますが 終戦直後米軍に
より製造工場は破壊され 書類は全て焼却されたそうです

 
  

毒ガス資料館で むごたらしいスライドや 展示物など見て外へ出ると うさぎが
足もとに来てえさをねだる 平和な現代にもどります
 
  
  

沖には屋根つきの釣り舟でしょうか 寝転んで揺られたいです 気持ちよかろうね
 

今回の旅はいつもと違い きれいな花も 美味しい食事もない勉強会でしたが
これはこれで良かったと 土佐マダムたちは言いつつ 帰りのフェリーに乗りました

 

おみやげは 塩まんじゅうと栗タルト それに芽かぶ茶と 試食や試飲したものは
すぐ買うという私は お店にとって とてもいいお客さんです。

 
 

コメント (28)
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