作ろうか 太るしやめようかと迷っているうちに そろそろ文旦は終わるよ
の店主の声を聞き 毎年の恒例行事やしと 砂糖漬けを作ることにしました。
1袋に3個入りの土佐文旦2つと 文旦とグレープフルーツの交配で生まれたらしい
確かスウィーティー言うたかな? それと 小ぶりのザボンも出ており買いました。
ザボンは1,300㌘ 大きい文旦は約1,000㌘あります。
果肉のおいしさは二段として まず 白いワタが厚いこと 砂糖漬けにはこれが
第一に重要と考えます ⇐ あ いや私流でして
白いワタと実に分けます。スウィーティーのワタは うっすら赤みを帯びており
果肉は 艶々のコーラルピンクです。
ワタを茹でこぼし一晩水にさらした後 皮が切れぬよう両手に挟み優しく絞ったら
次にシロップで煮て ざるに広げお日様に干します。
ワタが多く二度に分け煮ました。絞った後のワタと同量の 白砂糖を煮溶かし作った
シロップで煮ましたが 甘くほろにが味にするため 途中でお砂糖を若干足しました。
お砂糖は一度にどどっと入れず 加減を見つつ つぎ足すやり方をお勧めします。
作り方は簡単ですがお天気が肝心で 3日ほどはお日和が続き 風が吹いたら乾きも
早く最高です。砂糖漬けは結局 太陽と風が作るようなものですから。
カチカチに乾く前に細長く切り グラニュー糖をまぶしたら完成です。昔ながらの
皮の厚い土佐文旦やザボンが適しており 薄皮の水晶文旦は向きません。
今の時期 道の駅等に文旦ピールが並びますが あれより にが味が残る大人味?に
するため ワタの二度茹ではせず 水にさらす時間も短くしました。
ワタだけでなく もちろん実も食べます。三日月形の実は 蜂蜜入りシロップで炊いて
コンポートに ちぎれた実はジャムにと それぞれの器量により 進むべき道が拓けます。
ワタを水にさらした後 優しく絞ったつもりが きつすぎたようで 今年の砂糖漬けは
ここ数年で一番見かけの悪い出来となりました。適当女ですから こんな年もあります。
ワタが欲しゅうて文旦を買う人は あんたの他にはおらんろうねと笑う友は まだかね
と待っており グラニューを振ったとtelすると サンキュー~~と取っていきます。