映画 スカーフェイス（1983） ヒスパニック(キューバ）系マフィア映画を描く

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　マフィアムービーの名作と言えば、やっぱりゴッド・ファーザーが僕の中では１番の好きな映画だ
　マフィアを演じる事が多いアル・パチーノだが、同じマフィアでも全く違うタイプのマフィアを演じられるのが彼の凄いところ
　前述したゴッド・ファーザーでは、頭が良く、冷徹かつ冷静なマフィアを演じるかと思えば、フェイクでは、すっかり年老いて落ちぶれたマフィアを演じた
　そして、今回紹介するスカーフェイスだが、ヒスパニック系マフィアを演じるアル・パチーノは、すぐにぶち切れる短気な性格の男を演じている
　あまり映画でヒスパニック系マフィアと言うのは聞かないが（ゴッド・ファーザーはイタリア系マフィア）、最近は実際のマフィアの世界でもヒスパニック系マフィアの勢力が伸びている
　だいたい、コカインといった類のものは南米から入ってくることが多いからね自然に南米からやって来たマフィアがアメリカで麻薬商売するのは、ある意味当然かもしれない
　ちなみに監督はブライアン・デ・パルマだが、彼の映画は失敗作も多い
　昔はサスペンス映画をたくさん撮っていたが、所詮はヒッチコック映画の真似みたいな映画ばかりだ。
　例えば、殺しのドレス、愛のメモリー、ボディ・ダブルなど（僕はどれも駄目）
　しかし、逆にアンタッチャブルや今回のスカーフェイスのような、ヒッチコックタッチの映画から離れた時の方が面白い映画を撮ったりする
　それでは、スカーフェイスを紹介しよう

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　１９８０年（？）にフィデル・カストロは反政府のキューバ人をアメリカに強制的に移住させたその中には政治犯や刑務所から出てきたトニー（アル・パチーノ）のような人間もいた。
彼らの中にはマイアミで橋の下にテントを張って生活している人間もいた
　ある日、トニー（パチーノ）は仲間のマニー（スティーヴン・バウアー）から、政治犯殺しを頼まれ実行する
　
　数日後、トニー(パチーノ）とマニー(バウアー）はある店の食器洗いの仕事をしていた
　そこへ、政治犯殺しの首謀格のオマー（Ｆ・マーリー・エイブラハム）が来たオマー(エイブラハム）は、再びトニー(モンタナ）とマニー(バウアー）に仕事を持ちかける
　それは、あるホテルでのコカイン取引き
　トニー(パチーノ）とマニー(バウアー）や他の仲間達は取引現場に向かうが、相手の狙いは現金の横取り
　ここでのチェーンソウを使った暴力シーンはブライアン・デ・パルマの悪趣味が出ている
　難とか一瞬の隙を突いて、トニー(パチーノ)達は敵を殺して逃亡する

　そして、オマー（エイブラハム）の親分のフランク（ロバート・ロジア）の豪邸にトニー(パチーノ）とマニー(バウアー）は招待される
　トニー(パチーノ）はフランク(ロジア）に気に入られるが、トニー(パチーノ）はフランク(ロジア）の女であるエルヴィラ（ミシェル・ファイファー）に一目ぼれしてしまった
　
　トニー(パチーノ）は先にアメリカに来ていた母と妹のジーナ（メアリー・エリザベス・マストラントニオ）の家に行くが、美しく成長したジーナ（マストラントニオ）とは再会を喜ぶが、母からはもう来るなと言われてしまう

　トニー(モンタナ）とオマー(エイブラハム）はボリビアに行き、ソーサ（ポール・シナー）の元へ麻薬取引きに出向く
　トニー(モンタナ）はオマー(エイブラハム）を出し抜いて勝手にコカイン取引を行うすっかりソーサ(シナー）に好かれるトニー(モンタナ）
　一方、オマー(エイブラハム）はソーサ(シナー）の手下によって殺される

　ついにトニー(モンタナ)の事を疎い存在に感じ始めた親分のフランク（ロジア）一方、トニー(モンタナ）にとっても難とかエルヴィア（ファイファー）と結婚したいためフランク(ロジア）を消したいと思っていた

　トニー(モンタナ）がフランク(ロジア）の店で飲んでいると、そこにはアメリカに入国したときに取調べを受けた刑事が近づいてきた実はその刑事はフランク(ロジア）とつながりのある悪徳刑事だった
　しかも、トニー（モンタナ）は妹のジーナ（マストラントニオ）が男と遊んでいるのを見て怒りが込みあがってきたトニー(モンタナ）はジーナ（マストラントニオ）に対して近親相姦的な愛情を持つようになっていた
　その時、トニー（モンタナ）はフランク(ロジア）が放った殺し屋から銃撃されるが、その場を凌ぎ、逆にフランク（ロジア）と悪徳刑事を殺した

　ついにトニー(パチーノ）はフランク(ロジア）の女であるエルヴィス（ファイファー）を手に入れ、麻薬ビジネスは成功する
　ついにアメリカン・ドリームを手に入れたトニー(パチーノ）だったが・・・それは自滅への道を進んでいく事の序章だった
　自滅していくボロボロになったトニー(パチーノ）の姿は映画を観てください

　この映画でアル・パチーノは言う俺は頭は悪いが根性だけがとりえだ
　本当に根性だけで闇社会に取り入るが、やはりマフィアの世界も頭が良くないと生き残れない
　まさに一文無しからマフィアのボスにまでなる成功者のストーリーから、後半は一挙に地獄に叩き落される人間の盛衰が描かれているが、しかしこの映画は全編に渡って血生臭い
　この映画を単なるバイオレンスムービーと片付けてしまうのは惜しい映画だと思う
　まさに人生の栄光と破滅が描かれた素晴らしい映画だと思うそれにしてもこの映画におけるアル・パチーノの鬼気迫る演技は素晴らしい
　僕はゴッド・ファーザーで演じたマイケル・コルレオーネの彼も好きだが、今回演じたトニー・モンタナの方が好き
　マフィア映画が嫌いな人もこの映画は是非観て欲しい作品です



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映画 アメリカン・ヒストリーＸ（1998） アメリカの人種偏見の重さを描く

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　アメリカ映画が描く人種偏見の映画と言えば、黒人に対する映画が殆どと言って良いだろう
　例えば、１９６０年代の公民権運動に関する徹底した黒人排斥をスローガンに掲げるＫＫＫの存在を知らしめたミシシッピー・バーニング、あるいは娘が結婚相手として黒人男性を父に合わすが、黒人嫌いの父親を描いた招かれざる客、あるいはアメリカ南部における殺人事件を白人の警官と黒人の刑事が反目しあいながら捜査にあたる夜の大捜査戦など名作、衝撃作品はたくさんある
　しかし、今回紹介するアメリカン・ヒストリーＸは、白人至上主義者であり、ネオナチを描いている
　黒人どころか、差別の対称に黄色人種であるアジア系人物も入っていて、さらに日本人からは見た目だけではわからない、ユダヤ人に対する差別が描かれている
　しかし、この映画の凄いところは決して差別の対象になっている黒人を決して美化していないところにある
　アメリカの人種偏見問題を語るのに黒人差別だけを話題にすることは間違っている事をこの映画は語る
　それでは、アメリカン・ヒストリーＸを紹介しよう

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　父親が黒人に殺害されて以来、学校での成績が優秀だったデレク（エドワード・ノートン）だったが、彼の思想は黒人憎しの白人至上主義に変わっていく
　やがて、彼はキャメロン（ステイシー・キーチー）を親玉とする白人至上主義団体のメンバーに入る

　ある夜、デレク（ノートン）の家に黒人青年たちが車を盗もうとしてやって来た
　それに気付いたデレク(ノートン）は黒人青年たちを殺すその結果デレク(ノートン）は３年間の刑務所暮らし

　デレク(ノートン）が３年間の刑務所暮らしの間に、兄のデレク(ノートン）を崇拝する弟のダニー（エドワード・ファーロング・・・ターミネイター２のジョン・コナーだ）は、自分も部屋には卍状の旗（ナチスドイツのマーク）を飾り、頭はスキンヘッド（ネオナチの象徴）に、そして兄が所属していた白人至上主義団体に入ってしまう

　そしてデレク(ノートン）も指導を受けた先生であり、黒人運動家でもあるスウィーニー（エイヴリー・ブルックス）にダニー（ファーロング）は作文を書くが、その作文の題名はヒトラーの『我が闘争』についてだった
　しかし、スウィーニー（ブルックス）はそんなダニー(ファーロング）に対して、兄弟をテーマにした作文を書くように指示してきた

　３年間の刑務所暮らしから戻ってきたデレク(ノートン）だったが、彼の所属していた白人至上主義団体では今ではデレク(ノートン）は英雄になっていた
　その夜、デレク(ノートン）の出所を祝うパーティーがあり、そのパーティーはキャメロン（キーチー）自らが開いたパーティーでありそこには、弟のダニー(ファーロング）も参加していた

　しかし、そのパーティーにおいて、デレク(ノートン）は意外な行動に出る自分の親分であるはずのキャメロン(キーチー）を叩きのめし、更にこのパーティーから弟のダニー(ファーロング）を連れて出した
　兄のデレク（ノートン）のあまりにもの変わりように、弟のダニー（ファーロング）はこの刑務所の三年間に何があったのかデレク(ノートン）に問い詰める
　デレク(ノートン）は刑務所暮らしにおいて、自分の考え（白人至上主義）が間違っていた事を、ダニー(ファーロング）に語る
　その事を理解したダニー(ファーロング）はその夜、徹夜をして兄弟のテーマの作文を仕上げる

　そして、その朝デレク(ノートン）とダニー（ファーロング）は一緒に家を出てる。二人はダニー(ファーロング）の高校で別れるが・・・その時衝撃のラストシーンが
　このラストシーンは映画を観てください

　本当はこのラストシーンにアメリカが抱える問題がある（ネタ晴らしできないのが残念）
　そして、デレク（エドワード・ノートン）が、暮らした３年間の刑務所生活も実はこの映画では丹念に描かれていて、刑務所内での小さな世界にまで人種偏見が渦巻いている状況に愕然とする
　それにしても、エドワード・ノートンは、素晴らしい俳優
　彼の出演作ならファイト・クラブ、２５時がお勧め
　彼の演技力の幅の広さ、強烈な個性が光るね



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競馬 神戸新聞杯反省 もっと攻めの予想をしないといけないね

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　ローズＳでも、思ったことだけれど秋華賞や菊花賞へ向けてのトライアルレースというのは、もっと攻めの予想をしないといけないというのが、トライアルレースを終わって思ったことの反省です
　今回の神戸新聞杯の予想だけれど、もっと攻めの予想を貫いていればイコピコに◎を打つことが出来た結局守りの予想に入ったためにイコピコには▲止まり
　代わりに本命◎を打ったのが、固いだろうと思ってアンライバルドだからね
　これは、結果論ではなく本当に自分の精神的弱さが出てしまったね

　それでは反省します
　勝ったのは前述した通りイコピコ
　やっぱりメンバーの高かったプリンシバルＳで最後に見せた脚は本物だった位置取りも良かったね有力馬を見ながらのレースそして４コーナーまでインコースで我慢して、最後の直線では１頭だけ凄い脚で伸びてきたね
　今回の神戸新聞杯は春の実績馬が多数出走していただけに、非常に価値のある勝利
　菊花賞に向けて有力馬どころか、本命候補が出てきた感じがするね

　２着には春の実績馬のリーチザクラウンしかし、この馬は強豪馬が出てくるとやっぱり勝てないね今回もペース配分もさすがは武豊といった絶妙の逃げを打ったけれど、休養明けでマイナス１８キロの馬体減も敗因の一つにあるのかな
　しかし、２，４００Ｍの距離はちょっと長いかも菊花賞はさらに３，０００Ｍに距離が延びるし、馬体を回復するのも大変だしちょっと心配だね
　しかし、武豊が抜群のペース配分で逃げれば３着にはマークしておいた方が良いね

　３着にはセイウンワンダーが来た珍しく好位からのレース運びスタート直後は折り合いを欠いたけれど、スムーズに流れに乗れたね
　しかし、あのレース振りでリーチザクラウンを捕らえきれなかったのが、この馬の限界を知ることが出来る
　しかし、好位かれでもうまくレース運びが出来た事は収穫菊花賞では、勝つのは厳しいと思うけれど好勝負できると思う

　４着に僕の本命馬のアンライバルドが、最後の直線ではちょっと差を詰めただけだったそれにしても、折り合いを欠いたね
　やっぱりこの馬には、折り合いの不安がある今回を叩いて、本番の菊花賞で折り合いが付けば・・・
　でも３，０００Ｍの菊花賞では本命◎を付ける気がなくなった

　他の馬で気になったのがアントニオバローズだけれど、この馬も折り合いが難しいね早めに動いたけれど、ちょっと直線で止まりすぎ
　ジョッキーがのどに不安がと言っていたけれど、どうも菊花賞に向けて調教は出来るみたいしかし、この馬は一発の魅力を秘めていると思う
　距離の３，０００Ｍに不安は残るけれど菊花賞で見限るのはどうかな

　これでセントライト記念と併せて、菊花賞へのトライアルレースが終わったけれど、大混戦の菊花賞になったと思う
　僕はセントライト記念からの出走馬に魅力を感じるけれど、どうかな

今年の成績
　的中率　７８戦　６勝７２敗　７．８パーセント
　回収率　５１２，０００円使用　回収７１７，５３０円　１４０．１パーセント





　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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