
にほんブログ村 映画ブログ


人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

よく手錠で繋がれた二人の人間が逃げるというストーリーは映画の中ではよくある


しかし、今回紹介する手錠のままの脱獄は白人と黒人が手錠で繋がれ、お互いを憎悪しながら仕方なく協力しあう

この映画は1958年にアメリカで製作されたから、今みたいに黒人の大統領が生まれる時代に作られるのとは、わけが違う

1958年といえば、まだアメリカでは公民権運動の真っ最中であり、実際に公民権法によって、人種差別(法的にだが)が撤廃されたのは1964年の事である

まさにこの映画は命懸けで作られた映画だと言っていいのかもしれない


彼は招かれざる客でも、黒人に対する偏見をテーマにした映画を撮っている


それでは映画のストーリーを紹介しよう

![]() | 手錠のままの脱獄 [DVD]20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
真夜中に囚人護送車が転落してしまった


一人は白人のジャクソン(トニー・カーティス)、もう一人は黒人のカレン(シドニー・ポワチエ)

そんな二人はお互いの手首を50センチぐらいの長さの鎖で手錠をかけられていた

しかし、二人はお互いに持っている人種偏見からたびたび反発しあう


しかし、時を置かずして地元の警察や民間人が導入されて、二人の脱走者を捕まえるべく動き出していた


ジャクソン(カーティス)とカレン(ポワチエ)は反発しあいながらも、鎖に繋がれていたのではお互いに逃げ延びるのに協力しなければならない

二人で川に流されたり、滑りやすい粘土状の大きな穴に二人で飛び込んで追っ手からの目を逃れたりしていた


そして、ついにある村に辿り着く



しかし侵入は失敗して二人はリンチに遭いそうになるが、大男が二人を機転を利かして助けてくれた



二人は逃亡を続けるが、次第にお互いに対する憎悪が募ってきた


ライフルを持っていたのは少年だった


少年は母親と二人暮らしで、父親は半年前ぐらいに出て行ってしまった


その時ジャクソン(カーティス)は倒れてしまう


ようやく、ジャクソン(カーティス)も目覚めるが、二人は逃亡によって腹が減っていたが、母親が何気に食事


母親とジャクソン(カーティス)はお互いに惹かれるものがあった



そして、その姿を見たカレン(ポワチエ)は一人で逃げる事を決意する


カレン(ポワチエ)が、家を出て行った後に実はこの母親はカレン(ポワチエ)を底なし沼の方向へ道筋を教えていたのだった

それを聞いたジャクソン(カーティス)は母親と一緒に逃げるのを止めて、カレン(ポワチエ)を助けるために彼の後を追う


ライフルで撃たれながらもジャクソン(カーティス)はカレン(ポワチエ)に追いついた


ついにジャクソン(カーティス)とカレン(ポワチエ)は



それにしても、この映画は何気ないシーンでも人種差別を暗示する場面がたくさん出て来る


しかし、今のアメリカはというより、昔からかもしれないがアメリカ国家の人種偏見問題は黒人に限った事ではない

実は僕たち日本人に対しても偏見が向けられている


ちょっと昔なら、クラッシュや、アメリカン・ヒストリーXがそうだし、最近ではクリント・イーストウッドのグラン・トリノでも描かれている

民族が違っても、同じ人間なのにどうしてここまで敵対心が生まれてくるのか


僕は仏教徒ですが、このイエス・キリストの言葉に世界中が耳を傾ける時代に入っていることを、改めて思います


人気blogランキングへ


人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください

何かいいものが見つかるかもしれませんよ


この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください
