枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

宇宙を眺めよう

2009年06月08日 | Weblog
 今年は、国際天文年。という事を多くの方がご存知でしょう。今晩は満月ですが体中の血が騒ぎませんか?高血圧の方は充分な注意をしてくださいね。金星が明け方の空で、-4.3の素晴らしい高度で光っていますね。早起きは三文の得と言っていた頃には、宇宙の現象がいち早くわかって、天変地異を知ったりしたのでしょう。

 物知りは不屈の精神から?いえいえ、聞きかじりでなく、いろんなことを知らなければ他の人に教えたりはできなかった。ガリレオも、ニュートンも、疑問に感じる心があったのと、探究心があればこそでしょう。

 今日のニュースに、盲目のピアニストが誕生!とテレビが報道していた。私が今も思い出すのは、和波さんのこと。覚えている部分は不鮮明ではある。目が見えなくて石を投げられたり、虐められたりする幼い和波さん。べそをかき泣きながら帰宅したわが子に、母親は言うのだ。

「何を泣いているのです?あなたにはヴァイオリンがあるでしょう」和波さんの母上もたいした方。それを励みに和波さんはプロのヴァイオリニストになる。数年前、機会があってお聴きすることができました。ああ、これが彼の調べなんだ!と深い感銘が湧きあがりました。

 私が観た映画は学校の講堂で、大きなスクリーンに映し出されるもので毎月あったように記憶している。『キュポラのある街』早船ちよ原作は、吉永小百合さんが演じていた。松谷みよ子の『龍の小太郎』は、人形劇であったが、水に見立てた布が、まるで生き物のように川を流れた。

『少年ケニア』はテレビで、夏休みに放映した。大蛇のダーナの張りぼても、それなりにニシキヘビに見えたから不思議であるよ。ゼガやケートも、俳優が役でしているのに妙にリアルだったよ。未だ見ぬケニアを想像して、日本に生まれていてよかった。と本気で思った。

 宇宙の星は、街灯が増えて夜間でも明るく随分と見えにくくはなりましたが、それでも見上げてみればそれなりに楽しめる。自分の心がつかめなかったり、迷ったりする時に、宇宙を見上げて心が軽くなることもある。私には、自分を取り戻せる唯一の方法かもしれない。後は枇杷葉パワーかな?

 何度も何度も、心がばらばらになり壊れてしまう。でも壊れたものも、再生することができた。新たに創っていくこともできる可能性がある。誰でもない、自分を信じていくことをすることで、心のバランスを保つ。正直、辛いし苦しいし、めげそうでもある。

 未来の自分は、いつも自分の先に居る。『夏への扉』のように、後には戻れないよね。頑張らないけど、諦めない。どんな小さなことでも努力をしよう。明日には違った自分に出遭えるだろう。そんな風に思っているよ。

 自分の他には誰も助けてはくれないし、そうなるように望まない。同じような事柄はあっても全く同じではないのだ。双子だって、外見は似ているように見えるが、決して同一ではあり得ない。三つ子やそれ以上なんてのもそうであろう。

 枇杷葉の苗を真ん中に、サルビアを植えた。自生の枇杷の種なので、大きさはイマイチですね。実の形は房洲枇杷に似ていてやや小ぶりでした。実が小さな割には種が大きかった。しかし手間でした。スーパーの袋に2袋で、丸一日かかって種を取り出しましたぁ。
コメント
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