冬至には南瓜と柚子湯をするが、夏至には何をしていたのかしら?1年で1番昼が長い。風呂上りを寝巻きで、蚊帳が吊ってあるのに出入りを繰り返して蚊を入れて怒られたこと。野いちごを頬張り蛍を追いかけ明るいのをいいことに、いつまでも外で遊んで夕飯を抜かれたこと。
月のない夜であるのに辺りが明るくて、日頃は視えない生き物に出遭ってびっくりしたこと。
祖母の語る寝物語は昔話の類であったが、とても心地よかった。またかぁ!と口を尖らせながら、いつしか眠くなり気がつけば朝になっているのが、とても不思議であった。本などは、百姓の家には必要なかった。
風呂焚きをしながら聴かせてくれる祖母の話は、小学校の5年生になって図書室ができるまで続いた。伯母の家に泊まりに行きたかったのも、従妹の本が目当てだった。片端から読んだ。
自分の人生を大きく変えた人物伝や、小説もこの頃に読んだ本の影響が大きい。浜田広介、宮沢賢治、新美南吉、小川未明。牧野富太郎、野口英世、福沢諭吉、チャイコフスキー、宮城道夫、滝廉太郎等。図書委員もとても楽しかった。
本が読めるから学校にも行った。嫌な時間を我慢しても、その1冊が読みたいがために、机に向かい勉強していた不届き者です。中学校では小学校の図書室には比較にならない、たくさんの本が並んでいた。こうなると授業はそっちのけで、入りびたりであった。
あいうえお・・の配列をちょっと変えるだけで、言葉を紡ぎ出し文に仕立てあげ、幾つかのまとめを並べて1冊の本に仕上げていく。この頃、海外のSFに目覚めた。日本のSFには、高校生になってからだった。
アシモフの『我はロボット』私の道標です。科学には疎い。理工学などまったくもって解けない。ロボットとは、出来ないことはなく不可能を可能にしてくれる。と固く信じていたよ。でもそれを創るのが人間だと言う事実には、長いこと気がつかなかった。
枇杷の花芽です。薄茶色の苞から白い蕾がのぞき、花弁が広がると馥郁とした香りが辺り一面に漂います。金木犀、銀木星。柊になって最後が枇杷です。師走の慌しさを一時、忘れさせてくれる匂いです。
癒し効果は大きく、ほんとうに心が優しくなる。この状態で採り、市販のお茶パックに入れて煎じて飲みます。保存は冷凍庫でしてください。香りが持続します。
月のない夜であるのに辺りが明るくて、日頃は視えない生き物に出遭ってびっくりしたこと。
祖母の語る寝物語は昔話の類であったが、とても心地よかった。またかぁ!と口を尖らせながら、いつしか眠くなり気がつけば朝になっているのが、とても不思議であった。本などは、百姓の家には必要なかった。
風呂焚きをしながら聴かせてくれる祖母の話は、小学校の5年生になって図書室ができるまで続いた。伯母の家に泊まりに行きたかったのも、従妹の本が目当てだった。片端から読んだ。
自分の人生を大きく変えた人物伝や、小説もこの頃に読んだ本の影響が大きい。浜田広介、宮沢賢治、新美南吉、小川未明。牧野富太郎、野口英世、福沢諭吉、チャイコフスキー、宮城道夫、滝廉太郎等。図書委員もとても楽しかった。
本が読めるから学校にも行った。嫌な時間を我慢しても、その1冊が読みたいがために、机に向かい勉強していた不届き者です。中学校では小学校の図書室には比較にならない、たくさんの本が並んでいた。こうなると授業はそっちのけで、入りびたりであった。
あいうえお・・の配列をちょっと変えるだけで、言葉を紡ぎ出し文に仕立てあげ、幾つかのまとめを並べて1冊の本に仕上げていく。この頃、海外のSFに目覚めた。日本のSFには、高校生になってからだった。
アシモフの『我はロボット』私の道標です。科学には疎い。理工学などまったくもって解けない。ロボットとは、出来ないことはなく不可能を可能にしてくれる。と固く信じていたよ。でもそれを創るのが人間だと言う事実には、長いこと気がつかなかった。
枇杷の花芽です。薄茶色の苞から白い蕾がのぞき、花弁が広がると馥郁とした香りが辺り一面に漂います。金木犀、銀木星。柊になって最後が枇杷です。師走の慌しさを一時、忘れさせてくれる匂いです。
癒し効果は大きく、ほんとうに心が優しくなる。この状態で採り、市販のお茶パックに入れて煎じて飲みます。保存は冷凍庫でしてください。香りが持続します。