いい天気である。昨日よりも暖かく風もない。布団を干し、朝昼兼用になった餅を食べる。昨日からの引き続きで庭を片付け、球根を植え、鉢の配置を換える。枇杷苗が大きくなっている。玄関に持って行きたいのだが、寒さには弱いので考える。
長崎茂木と白枇杷に、苞があるにはあるが少ない。サンタ枇杷葉にはあちこち見える。フェンスの側に置いてあるのにも、1枝ついている。りささんのは今年はない。しーちゃんのに決めたのには、3枝ある。誰のかは決めていないのに苞がある。
本来は、鉢仕立てには、直径が50cm位のがいい。根が詰るし、成長の早いものであるだけに窮屈だろう。そういった場合には、剪定を毎年遣っておき、横に伸ばしていく。光に向っていくのは光合成をするからで、全長が10mを超す。大木になる。
尤も、その位になれば脚立をしても届かない。野生の生き物の餌になり、自然へ還る。実家の枇杷葉を伐った時に、唯に10mを超し、花芽が鈴なりであった。10年分はあり、Aさんにその殆んどを差し上げた。慎ましく飲んでくれていれば未だある。
リエさんが、花芽の風味を好んでくれ、サンタさんも夏バテに飲まれる。普段は枇杷葉で充分だが、ここ一番で使うと、体の機能が働くのだ。冷凍庫での保存になるから、結構場所を取る。ナイロン袋に入れての保管がいい。生命力が強く呼吸している。
山女(通草)の焼酎漬けが手元にない、というリエさんに宅配で送る。リエさん枇杷葉の生葉も入れておく。大きめのジャム瓶は、1.8ℓが3本できます。小さいのは1.8ℓに、ちょっと薄目のは今年の分なので、そのまま置くか山女ごと入れてくださいね。
風邪の予防には、枇杷葉エキスでしっかり嗽をしましょう。就寝前に、山女酒を猪口に飲みます。痰の絡みを和らげ、呼吸を援け、安眠できます。毎日続けることです。三日坊主では、症状は回復が看られません。枇杷葉茶を飲むのも忘れないでね。
冬の肌荒れには、ドクダミ茶や鉈豆茶もいい。これにはと麦を加えても佳く、運悪く風邪を引いてしまった時には、大根を賽の目に切り、蜂蜜に漬け込み、エキスを飲むのも好い。或いは蓮根を摩り下ろし、葛湯と混ぜて飲む。焼き塩で湿布もいいよ。
外気温が冷たくなると、体の機能は低下する。熊のように冬眠できないから、補足することにもなる。室内の暖房に注意して、寒さに体を慣れさせる生活も大切。過保護も放りっぱなしも駄目です。何事も程々がよろしい。体は、温かくして冷やさない。
南側の芍薬。唯一、白い色で高貴な華である。蕾のまま終わることもあるが、今年は開花して、見事な華になった。