知人に頼んでおいた麦が届いた。時期的には遅いかもしれないが、植えてみよう。林檎の周りにやってみようか。元々、水捌けの悪い田であったところだ。家が所狭しと建っている。麦の力を借りれるか、色々研究してみよう。天地に心を澄ましたい。
朝の内は、天気であったが、いつの間にか雨になっており、雨脚が止まない。Aさん家に水を戴きに行き、帰宅すると宅配が来ていた。いつもの人とは違うので、勝手がわからなかったらしい。高齢でもあり、足の痛みに退社されたらしい。残念である。
丁寧な態度と言葉で、融通の利く対応をしてくれた。常に頭が低く、ありがたい配達だった。一抹の淋しさを感じる。どうかお元気で、養生されてください。枇杷葉茶をしっかり飲んでください。お体お大事に。出会いがあれば、自然と別れもあるもの。
時間は止まってはくれない。その人の感じ方で、遅くなったり、速さを増したりはするが、過ぎていくのは確かだ。何もしないでいることも、或いは無我夢中であっても、同じ時間が経過する。去るものは追わずとも云うが、時間に関しては負け惜しみ。
孫の成長を間近に見て、月日の速さに驚く。零した水も元には還らないが、後悔も先に立たないもの。今、この一瞬を生きることに、精一杯の努力を惜しまないこと、日々学べることのありがたさを感謝すること。天地の恵みに祈ること。ありがたい。
そろそろ枇杷葉の花芽が綻ぶか。花弁の2つ3つは咲いているものの、例年より遅い感じがする。今年は、異常気象であったからか。紫陽花が依然として咲いているのも、どうだろうか。何だか花にも酷な感じがしてしまう。南天の実が赤く熟した。
今冬は、厳しい寒さになるという予報だが、大気が澄めば星が煌きを増す。夜空を眺めるのは飽きないが、風邪を引かぬよう注意だ。アイソン彗星も、太陽面通過が近い。肉眼での観望が愉しみである。生きていれば亦、楽しからずやであろうか。
明日は、読書三昧にしよう。久々に予定が入っていない。孫の迎えもない。三国志も、中盤に差し掛かったところ。曹操と孫権、劉備の性格にちょっと躊躇う。個人的には曹操に肩持ち。まあ、聖人君子はいないことにも魂げるが、新発見が多いこと。
花苗店で買った、千日紅。百日草と千日紅は、夏の定番でもある。昔は、何処の家の庭にもあり、可憐な花を咲かせたもの。