金星の高度が可なり上がってきた。それでも、宵の明星なので、夜半には沈んでしまう。夏の大三角も、西に傾いた。今晩の十六夜は、未だ月が昇らない。季節とは、日々の繰り返しの中で、変化をもたらせているのだ。アイソン彗星も近くなった。
それにしても、急激に寒くなる。山々に雪が降ったらしく、冷え込みは冬眠状態。いや、我が家は南極。やはりペンギンが跳んでいる。次回の表紙は充分にご検討ください。亜空間か、時空の裂け目があるのか、摩訶不思議な出来事が少なくない。
今月で、6年目に突入する介護の仕事。最近、ようやくわかったこと。無理はしない。相手にとっても、自分にとってもいいことにはならない。却ってお互いがやり難いので、努力の甲斐がない。独自に変化することは希で、対応方法も千差万別となる。
その中で、自分にできることは、可能な限り相手の願いに耳を傾けること。誰か一人に、あなたが居るから安心、と言われる存在になりたい。衣類の補修や、掃除をすることも同じ。自分で心がけ、進んでやりたい。丁寧に且つ、環境を整えることもだ。
一人では何も出来ないと、しないことよりも、独りでも日々やって行けば、必ず成果は出る。またそうでなくても、或いは違っていても、自分の信念を曲げない。誰のためでもなく、自己満足ではある。給料をもらっている以上は、手抜きはしないことだ。
三国志。次第に面白くなる。曹操の思考力に感心する。今までは、然程その心理状態が読めなかった。宮城谷昌光氏のは面白い。同時並行で、新聞連載の劉邦と、湖底の城に填まっている。湖底の城は、新刊が出なければ読めないのでじれったい。
消費税が上がったら、文庫本も買えない。致し方なく、図書館に通う。児童書は、がんこちゃんのシリーズと、ぞくぞく村のシリーズ。作者から送ってくれるので、楽しみな本である。日々、部屋の中は愛蔵書で、床が抜けそうになる。然し、手放せない。
仕事を辞めたら枇杷葉の世話と、読書三昧にしたいのだが、貧乏性なのでできそうもない。体力的なこともあるので、短時間の仕事にしたい。夢と現実の差に唖然となる。枇杷葉の気の下で、無農薬の珈琲を飲み、ケーキ持参のお茶会をするかな。
今年の、長崎茂木赤枇杷。枝が撓れるくらい実がついた。送ったら、とても歓んでくれ、お礼をたくさん頂きました。ありがとう