秋の星座の殆んどが、エチオピア王家との繋がりがある。英雄ペルセウス、天馬ペガサス。メヂューサの首に化け物鯨だが、北東をどんと埋めている。神話では、癪に障るカシオペアも、Wの形が美しい。アンドロメダ星雲も、遙か230万光年先で輝く。
今月の宇宙は、夏の大三角が夕暮れに観え、金星と木星も煌く。エンケ彗星、土星、水星、アイソン彗星と、しし座流星群。覚も見事な夜空である。中でも、アイソン彗星は、光度がー13等級と言いますから、素晴しい眺めになるでしょう。見逃せませんね。
彗星にも様々な種類があって、周期彗星と呼ばれる、ハレー彗星や、突然現れた百武彗星等があり、その発見をした人の名がつく。十数年前の北天の夕空に、巨大な彗星が観えたのは、記憶に残っていませんか。池谷・関彗星は、太陽を通過-10等級。
と言っても、その頃は未だ、天体に関心が薄かったので、資料から知りました。初めて観たのはウエスト彗星です。夜明け前の東天の宇宙に、箒を逆立てたような星屑が観えて、度肝を抜かれた。眠気も吹っ飛ぶ驚きでした。冬の凍てついた宇宙に浮遊。
へール・ポップ彗星、マックノート彗星。何れも、太陽の近日点を通過して、昼間の宇宙でもくっきり観えたのです。アイソン彗星にも期待が寄せられますが、果たして裏切らずに、その美しい姿が観えるのでしょうか。ちょっとした自然からの贈り物です。
此のところ、新聞を賑わす偽装事件。これって、昔からあったよ。豊かさとは裏返しの出来事には、皆が自分さえ良ければ好い、という気持ちがある。騙した、と言うが、騙される方も悪い。そういう所に行けない皮肉ではないが、金があるから出かける。
晴耕雨読。清貧の暮らしを心がけ、贅沢を避け、慎ましやかに生活していれば、そういったことは知らないで居られる。お金もないが、不幸せではない。青い鳥は身近にいるし、心配事もないから病も得ない。友人が通草を玄関に置いて帰ってくれた。
ジャム瓶が足らない。取り敢えずはタッパーに入れよう。瓶が空き次第、入れ替えるかな。山女が、これほど痰に効くとは。なまじっか医者に行くより効くのだ。ありがたい。此処を覗いてくれる人にも感謝。必要な方には分ければ好い。仕舞っておく。
濃いピンクの薔薇。この枝には、処構わず大小の棘がある。用心しているのだが、毎年刺さる。生協で買ったのだが強い。