既に、1週間とない。12月である。寒くなったとは言え、小春日和の日が多く、衣類をきちんと着ているので、寒いよりも暖かい。旬の野菜物にとっては災難。傷みが早いし、発育もいい。この時期には落葉や、木の幹についている虫が、何ということか歩き回っている。
蛙は、木の葉の中に隠れていた。体の色は変化し、保護色になっている。我が家は、野鳥が飛来するので、忽ち見つかってしまうからだろう。百舌鳥のはやにえだ。自然に生きるという事は、命と向き合うことでもある。小さなものにも、知恵が働いていることを知る。
洗濯物を、盥で手洗いしていた頃には、洟紙は手ぬぐいであったり、手洟をかんでいた。子どもに至っては服の袖で拭く。そういった時代には、洗濯機はなく、汚れの段階に応じて、軽い物から洗っていた。石鹸は固形で、ちびるのでたくさんつけない。真っ白は無理。
最近の洗剤は、液体が出回り、柔軟剤にはどぎつい臭いがある。洗濯機も、全自動で済む。ボタンで選択し、スイッチを押せば触らない。これが実は問題で、汚物が混ざっていたり、ティッシュが入っていても、警告してくれず、そのまま脱水にかかる。便利さの汚点。
何が便利なのか、首を傾げたくなる結末に、言葉も無い。これこそ、二度手間。時間の無駄使いで、水も人手ももの凄くかかる。ティッシュが洗濯槽を回ると、洗濯した後が大変なのだ。泣きっ面に蜂という例え。洗濯機を回した者が、責任を取らないのにも困惑する。
冬場には特に、静電気が発生するので、最近の衣類には無茶苦茶にくっ付く。昔の手洗いならこんなことにはならない。どっちが便利かわからない。洗濯するのも、脱水も電気でやってくれるのがいいが、この手間を考えると憂鬱になる。さぎょうへんかくかつよう。
腰の筋を痛めて久しい。ちょっと無理な体勢をとると、引きつる。研修で、梃の原理での移乗を教えてもらい、利用している。動けなくなるようには陥らない。足も痺れないし、歩行も無事である。まあ、半分以上は年齢があろう。決して無理をせず、遣らなければ。
長崎茂木。どっちから見ても、枝々にびっしりと生っている。リエさん、サンタさん、りささんに送る。美味しいと好評です。