フェンスの外に、枝豆が繁っている。小さな薄紫の花もつき咲いてる。庭のプランターにも同じ花が見える。メロンは生ったが、甘さに欠けるものだった。西瓜は花は咲けど、雨に腐ってしまい、3本とも生らなかった。サントリーの苗である。
西瓜の種を取っておく。カット綿に包んで、懐に抱いているのが、古い遣り方だが発芽しそう。祖母がしていたことは、間違いがない。どんなに最新式の方法でも、自然を考慮していないからだ。暦を見てからが肝心だ。今後は用心しよう。
枇杷葉も、信じて施行すれば効果があるが、それよりも医者に行けば、効き目は薄れる。同時に、藁をも掴む、必死の想いがなくては通じない。尤も、金もなく気力も無いとあっては、枇杷葉を頼らずにはおれない。自然の力を借りること。
団地内の年かさの人に、何時もきれいにしていると云われる。そう言えば、枇杷葉を植えているからか、薬草以外はおごらない。借家なので仕方なく我慢しているが、空き地を開拓したい。そもそもフェンスの外は、草だらけであったのだ。
フェンスには蔦を絡ませていたが、その繁殖力にのけぞり、次につる紫陽花にしたら枯れた。最終的に木香バラに替えた。ここにも枇杷葉を植えておきたいが、木丈が伸びるので、剪定ができない。玄関の鉢に植え換える。発育中です。
地熱があるためか、夏は涼しく、冬は暖かい、様な気がする。ありがたいなぁ・・・、今夏の暑さは3日程で、仕事にも行っていたため、帰宅しては網戸で充分であった。服装も、実に夏らしい恰好ができた。汗疹が出ていたが直ぐに消えた。
枇杷湯の効果のすばらしさだ。入浴して、体全体を塩で擦る。湯舟に浸り上がるため、サラリとしていて汗が出ない。バスタオルで撫でるだけで、水分は消える。枇杷葉ローションを塗布すれば、サラサラになる。体臭も、なぜか全くしない。
春の夕暮れ。季節に観える宇宙の様には、抒情詩がある。人工的な明かりもいいが、自然からの贈り物も素晴しい。木星が観えている。