昼過ぎのニュース速報で、青森・八戸周辺に地震があったと言う。津波の心配はない、ということだが、運悪く大潮である上に、満月が近い。これで、満潮時と重なれば、被害は途方も無く広がってしまう。今の処は心配ないらしいが、絶対にないとは言い切れない。
明日は、月が満月になる。月の軌道は楕円形であり、地球から最も近い距離に観える。地球も自転をしており、軌道を周っているから、月の大きさもその都度変わる。美しき天女の舞う姿が、具間見えるかもしれない。翌日の夜半には、ペルセウス流星群が観える。
夏の代表的な流れ星の1つで、天馬ペガサスに跨った、勇者ペルセウス王子が、絶壁に括られ生贄となっている、アンドロメダ姫を救うべく、メドュサの首を海獣の前に突きつけ退治した。スイフト・タットル彗星が、撒き散らした塵が、大気圏に突入して観える現象。
比較的、観やすいことで、流れ星の代表格。冬のふたご座と並んで、初心者向きである。天文台に出かけるのも佳し、縁台を出して、寝転んでも好し。天の川に架かる、白鳥座・挟むこと座とおうし座を眺め、数多の星雲や星座を探してみるのもいい。藪蚊に注意。
そこで役立つのが、誠文堂新光社発行の、藤井旭の天文年鑑だ。ポケットタイプなので、軽くて便利である。毎年発行され、月別に天体の様子が分る。個人的には、ポケット版の、四季の星座がお薦めだ。監修・写真が藤井旭さんで、星々の美しさに魅了される。
以前は、日下英明さんが解説する、星座教室があったが、最近のNHKには興味がない。民放など以ての外。勤務先では仕事に励み、自宅では読書に勤しむ。ああ・・・時間がほしいよぉ!したいことがあり過ぎる。時間が無い時には、金もない。いや、余らないの。
明日からは晴れるだろうか?天体ショーが観られ、その醍醐味を知って、宇宙に興味を持つのもいい。謎を解き明かすこともいいが、ロマンスを感じ、純粋に美しさを堪能しては如何か。天の川が氾濫して、天の児が落ちてくるかしらん?育ててみるのも悪くない。
黄色のラッパ水仙。一重かと思ったら、八重だった。白が基本であるが、水仙の黄色は、春を告げる色。