枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

身近な花々

2020年11月01日 | Weblog
 昭和天皇が、雑草という花はない。との談話が載っているのを読んで、皇室がとても親しみのあるものと思えた記憶がある。尤も、上皇后さまである美智子さまは、ご結婚式を小学生の時に見て、何という気品と美しさであることかと感動した。当時は、テレビと言えば村に一軒だけで、皆が総出でお邪魔に上がり、やんややんやと賑やかに観たものだ。

 祖母等、畏れ多いと涙を流し画面を見なかった。時代が違うと言えばそれまでだが、自然を敬い畏れていた頃には、貧乏であっても温かさが通っていたもの。便利で快適な生活を維持するには、誰かが犠牲にならねば不可能なのかも知れないが、北海道の先住民族・アイヌ民族を、沖縄の人々の苦渋を忘れてはならない。辺野古の埋め立ては何故中止に。

 ミゾソバの花に、人気があるようだが道端や田に生えていて、抜いてしまうこともある。繁殖力が強く旺盛で何処にでも生える。セイタカアワダチソウも、川原や川の土手に群生している。これは花になってしまう前に摘んで風呂に入れると、冷え性に効くようだ。これで商売をしている方もおいでだ。現代農業の受け売りだが、意外と役に立つ薬草だ。

 枇杷葉には、他の特殊な効能が殆ど対応できるので、乾燥させてのお茶に、生葉を使っての手当にと重宝しているが、民間療法には殆ど見向きもしない。腰痛に火傷に水虫等、凡そ効かない症状はないが、其々に処方が異なるので無闇には勧めない。血液をサラサラにするのは玉葱もだが、枇杷葉は血管自体を掃除するので、脳溢血等に効果が大きい。

 枇杷葉は別名を医者いらず、大薬王樹とも無痛扇等言う。祖母は無医村で産まれ育ち、嫁いだ所にも医者はおらずで、百姓の知恵を生かして薬草を調べ用いていたようだ。山には三隣亡では足を入れず、暦で四季の移ろいを知り、薬草が何処にあって何時開花し、どのくらい採って残せばいいかをやっていた。自然からは、取り尽くせば元に戻らずだ。

 野良猫が網戸の傍まで寄って来て、すばるに中に入れてくれと動かない。そりゃね、入れてやりたいのはやまやまだけど、飼えないのよ出入り自由では。何匹も飼う余裕はなくすばるだけで手一杯。この野良猫も、一時期誰かが餌を遣っていたので、逃げるどころかうろつく。既に大きくなっているのもあり、それは無理な相談です。断固断る次第。

 今朝は、天気なのをよろこんで布団を出せば雲行きが怪しくなって、慌てて仕舞えば回復してくる。もう一度出す気力もなく、ブログの更新をしている。図書館で宮城谷昌光・孔丘を借りているので読まねば、アガサ・クリスティーのそして誰も居なくなったも。DVDでは生き残りが居たが、あれはいただけない。タイトル通りにしてほしいものだ。

 フランク・ハーバード原作・ディーン砂の惑星も、最初のDVDが手に入らなくて、デビット・リンチ監督、主演カイル・マクラクカンで買った。新作が映画化されたようだが、めちゃくちゃ長く読破は根気も体力も要る超大作だ。本屋に勤めていた時に文庫で手に入れたがしんどかった。カイル・マクラクランに一目惚れ。ショーンコネリー死亡。

 彼も好きな俳優。ダイアモンドは永遠を映画館で独身時代に観た。アランドロンはハンサム過ぎて、太陽がいっぱいにはのまれた。日本の俳優さんね、加藤剛、竹脇無我、原田芳雄は樹木希林との共演が良い。沢田研二も桂春団治は良かった。相手役が藤山直美なのも泣けたもの。最近の役者って言えるような…タレント目立ちがり大根ばかりか。

 芍薬の立ち姿に惹かれるが、植えた者は背筋を伸ばす目安にしている。若い時には、痩せていて性格もギスギスしていた。

 

 
コメント
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