枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

長月、一の酉・大潮

2020年11月02日 | Weblog
 夕方から雲行きが怪しくなって、雨垂れに気力が消えていくようだった。体力の維持には食べることだろうが、それが湧いてこないのだ。夕ご飯は抜いた。今朝は食パンと挽いて淹れた珈琲にしたが、それも調子が出ない。何だろう?自分の身体が管理できないとは、正に天変地異の予兆かしら。寒いのかすばるが抱っこをせがみ、くっついて離れない。お・重い。

 机の上に居場所の箱を置いてやると、湯たんぽの温かさにうずくまる。飼い主だって我慢してるわよ、それも毛皮が無い分を補充するのもしんどい。やたらと着込むと肩が凝るし、寒いと腰が冷えるので動けなくなるのだ。そろそろ枇杷葉エキスに漬けたのを貼ろう。生葉も少なくなっているから採らねば、雨の中を出る気にはならないので、天気の回復を待とう。

 部屋から庭を見れば、沢山の苞がびっしりと付いている。農薬の代わりに散布しているお酢が効いたのかな?厭々、今年は生り年であるから、以前にも増しての付き方なのだ。それに加えて初生りの木があるし、自然発芽した苗も3本は確実に育っている。自然への祈りと感謝にも、己の心掛けがなくては成り立たないのがよく解る。今年も寒肥は糠と塩で遣ろう。

 暖房のスイッチを立冬にしようと思いつつ、ストーブは煮炊きが出来る物を使っているので点けたが、結露が生じるので雑巾が手放せない。台所での窓拭き専用に置いている。先日、図書館から貰ったすばるの餌を至極お気に入りになってねだるが、付録なの、そんなにはないの。と言い聞かせているが、あれが美味しかったと煩い。まだチュルチュルもあるよ。

 冬の宙に移動している。夕方の東向きにオリオン座が上り、左下に観えて来るのがこいぬ座とおおいぬ座で、これが冬の大三角形、春先まで夜空を彩どる。ギリシャ神話を読めば、そのオリオンが追いかける美人姉妹が右側に観え、和名では昴、プレアデス・ヒアデス星団だ。これはおうし座の顔に当たる。火星はうお座に天王星接近、木星と土星は山羊座に移動。

 宙を眺めていられる幸せを感謝し、捨てていく物を考えながら生きていかねばと思っている。元気であるとも言えぬが、健康でないとも言い切れない現状を、どうやって凌いでいくかは今後の課題でも。取敢えずは枇杷葉に援けられての暮らしを続けることで、乗り切って行こうとは思っている。昼ご飯は何にしようか?お八つは水羊羹を作ったんだけどな…。

 地元学区中学校の廃品回収があるので、雨を幸いに纏める作業をする。で、この際であるから書籍や雑誌も括り、出す準備をした。新聞も少しは除けておかねばならないが、何時もそうしているから溜る。塵に出す前に再利用と保管するから場を取る。衣類も片付けなければ、マスクばかりも要らないしで悩む。一体に何を目標に日々を過ごせばいいのか疑問。

 もの凄い群衆になって咲いている。寒肥を入れ過ぎたのか?薔薇酒も沢山出来たし、ローションも作れたが綺麗だった。

 
コメント (2)
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