枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

曇晴れ・・・

2020年11月25日 | Weblog
 歌劇のトリスタンとイゾルデは観たことがない。ストーリーに惹かれて買ったDVDは、今流行りの役者の起用で見せ場も充分だが、何となく違和感も感じるのは、台詞の言い回しというか無駄な意図が見え隠れて、全体の雰囲気が先に走り過ぎる帰来が視えてしまう。持って回った言い方というのか、小出しにしての臨場感が薄い。配役は好いのだけれど。

 サムソンとデリラ。坂田靖子さんのコミックが痛快で、こっちの方が正しいのかとも思わせる。彼女の作品もそのほとんどを持ち置いているが、何時読み返しても心が温かくなる。抱腹絶倒の話の底辺にも、物悲しいというか哀愁も漂い、考えさせてしまう技に脱帽する。伊平次とわらわ。途中から、涙が溢れ止まらなくて茫然自失。秋深し、天花粉最高。

 今朝は、弁当作りがないので寝坊し、曇っているのでだらだらしていたら天気なった。座布団だけ干して庭の見回りをするが、そこら中花芽の香りが放ちており、匂うがごとくの有様でもある。暖かさに蜜蜂が飛び、虫も冬眠には入っていないのか、生葉が黄色くなっているのも多い。山茶花が満開となり、ここにも羽音がしきりにしているのを認めるが。

 すばるは、賢いと言えば聞こえはいいが、ストーブを点けたままで絞っていなかったのを、煩く纏わりついてきて教えた。異様な行動をとるには何等かの理由があるものだが、飼い主の危険や忘れていることを知らせるとは。今は、パソコンをしている後ろで、箱に入って眠っている。網戸にしてやっているので、日向ぼっこ中でもある。すばるに感謝を。

 平岩弓枝作・橋の上の霜。これは配役が違うなぁとがっかりした。太田直次郎役の武田鉄矢が拙い。他の配役には異論はなく、演技も巧い役者揃いなのを、何であれぶち壊している感が否めない。原作とは異なるのは内容だけで良いもの、一人浮いての演技なのだ。個人の偏見にも因るのであるが、太田直次郎・四方のあからという人物と一致しないのだ。

 リエさんの訳本・赤鼻のトナカイを、足湯に来た娘さんにクリスマスプレゼントで渡す。そう言えば保育所に通う姪御さんがいることを思い出したからで、子どもらしい素直さもある。価格を見てびっくりしていたが、貰い物であることも伝える。それにこの絵本はとっても好い。本屋に注文して、図書館にも入れて貰おうと決めた。素敵な絵本です。

 疲れが溜まっていたのか、熱の花が出てしまう。刀豆茶を飲んだら引いたが、何となく本調子にならない。手当も意外に気力を使うので、少しばかり体力消耗かしら。ブログの訪問も増えて来ていて、何方だったのかが分からなくなっている。10人ほどに絞ってにしようと思いつつ、猫と花に心が惑う。翡翠も撮影すればいいのだがと悩むこの頃であるよ。

 新幹線の指定席は、2列の進行方向を取る。富士山が見たいためと、撮影できればとの思いからだ。窓が開かないから。
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