枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

雨に感謝を・・・

2020年11月20日 | Weblog
 ようやくの雨であり、気分も落ち着いてきてやれやれである。自宅での自粛のためだけではないと思えるが、最近は食事の量が減って来ている。ご飯が好きなのでこれと梅干なら幾らでもと言うところが、お代わりくらいになっている。小振りのお茶碗なので、汁をつけたりするとお腹は満腹状態となる。献立もついいい加減になっていく今日この頃。

 大根を使うのに、切り干しにして葉も刻み塩で炒めて卵とじや、出汁だけで煮たりする。擂って下したのに青海苔を乗せたり、塩っぺと混ぜての即席漬けを作ったりする。生でも美味しいのだから、少しの味で満足できる。大根葉は捨てることがない。わざわざ葉付きのを探したりして、炒め物や汁の実に使う。栄養もふんだんにあるので貴重なのだわ。

 弁当を作って届けるが、他の用事がないのでそのまま帰宅する。その後車の出入りに幅を利かせている燐家の境の樹を伐る。断りを言えば伐るかな?とも思っていたが、一向にその気がないので決行する。車の行き来に難渋するので、自分ちの事だけでなく燐家のことも考えてくれ。剪定をする時期もあるしと暦を見ながらのことで、雨が止んだので。

 然し、作業の途中から汗が噴き出してくる。30分も掛からない筈なのと高をくくっていたが、終了後にはびっしょりとなり着替える。気温は昨日もだが本日も25℃と高い。異常気象には違いないのだが、身体がついていきません。新陳代謝も酷くなるばかりで、高齢者に辛いことが増えるばかり。唯一作業中に香って来る、枇杷葉の匂いに救われる。

 何というふくよかな匂いであろうか。花の咲いている傍に居るだけで、こんなに心地が好いのもうれしい。我が家には何本もあるからか?厭、それと分かってみれば簡単なことであるだけ。化学的な混合臭にはのけぞるが自然の物は、やさしい穏やかな香りがしてくる。四季折々の草木に癒されることに、祈りと感謝をして暮らせることは幸せなことだ。

 夜間に眠れない時には、カモミールティーが優しい。ワインを飲んだり、少々の日本酒も気分が落ち着く。食事の前に少し口に含むと気持ちも佳くなる。ちょっと疲れてきているので、明日は何もしないでおきたいが、そろそろ洗車をしておかねばとも。スタンドに行けば早いのだが、年金暮らしの身では時間はたっぷりなの。まあぼちぼちとやるかな。

 鋸の手入れも自分では出来ないのだが、使用後には大根で拭うと好いらしい。鋸の目立てはしないらしく、買った方が安いのかなとも。時代が変わっていくのを止めるのも、価値観の違いを殊更に言う気もないが、何かもの悲しい気分になる。枇杷葉の傍に佇むことは、どれほどの幸せかと目を瞑る。薬効が誰にでも効く訳ではないが、有難いことなの。

 ちょっと用事を思いだして立ち、戻って来たら座っているではないか。退いてよ、と言うが無視して動かないすばる。
コメント (5)
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