枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

一茶忌、神無月・中潮

2020年11月19日 | Weblog
 西田敏行さんが演じたのかな?原作は、田辺聖子さんのひねくれ一茶だったと思う。あの頃、俳句だけで糊口を凌ぐことは皆無で、住む家も無ければ収入さえ覚束ない有様だったらしい。それでも東北の暮らしよりも、江戸に出ての方が幾らかは良かったのか?今とは比べるべくもないが、雪にすっぽりと閉ざされる地域では、生きることは命そのもの。

 今朝の気温は23℃とある。体調が不安定になってついていけないが、暖房を止めれば問題も起きて来る。羽織物を着たり脱いだりとしてはいるものの、外が曇って来て雨かなと言う感じだ。昨夜は少々のお湿りがあったのか、アスファルトが濡れていた。この状態は厭なんだ。曇っていて雨が降りそうな気配というのが堪らない。螺旋階段を落ちていく。

 弁当を作って配達し、Aさんちで水を分けて貰い、図書館に寄って書籍を借り帰宅。やすらぎの刻4巻と病魔という悪の物語・金森修だ。与勇輝・人形にも感動した。まるで生きてそこに居るように、祖母であったり母や父への面影に重なる。人形にここまで魂を奪われてしまうものなのか、と写真を見つめている自分。きっと異空間への扉も傍にあるよ。

 天気が怪しかったので、座布団だけを干していたのを、出掛けに仕舞ってから行った。帰宅して昼食を食べてから、やっとリエさんにお礼を言えた。リエさんには突然気になってしまうことがあって、それで連絡してしまうんだが元気で安心。赤鼻のトナカイが素晴らしく好かったことも伝え、ブログにも書いたよと話した。青森は、雪ではなかった。

 流星群を観たいという方が多いのにびっくり。わたくしのように自粛の身であれば、夕方・夜間の観望が容易いのは最もですが、或いは職業や趣味の範囲での観望となれば、寝る間も惜しんでのことでしょう。普通はそうはいきません。初心者向けのであれば、真夏のペルセウス座流星群と冬のふたご座流星群が妥協です。先ずは、星座の位置を知ろう。

 星座早見表もありますし、スマホで星座の位置を出すことも可能かと思えます。目印を決めましょう。今ならオリオン座が厭でも目につくでしょう。撮影をしようなどは最初からは無理だし、夜間観望になるので外気温に注意して、防寒対策をしっかりしてから望みます。出来れば、仮眠を取っておくのもいいですね。後は、月の状態で宙が変化します。

 この時期には、日の入りが午後5時台で、そのあたりから木星と土星が観えてきます。その位置を確認して、大きめなのが木星で、少し小さく左にあるのが土星です。月も15日が新月でしたから観えています。7時台になってきたらオリオンの勇姿が現れ、左に視線を移していけばカシオペア座のWが分かる。大熊座・小熊座も。近くに山があれば好い。

 星座は時間での変化が楽しいのですが、ギリシャ神話をご存じなら、北の位置にある北斗七星や北極星、カシオペア座は周っても沈みません。火星も遠のいたとは言え認められたら、時間と共に西に移って行くのでふたご座も分かります。宮沢賢治の童話も読んでおくと愉しい。宙を観ているだけでも満足ですが、極偶に流れ星も確認できるので注意。

 澄んだ空に向かって伸びる枇杷葉。木丈が10mになるので、剪定をしないとならない。寒中に行うようにしている。
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