枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

晴天となる

2020年11月12日 | Weblog
こういう天気を小春日和と言うが、そういう時に限って気力が湧かない。毛布だけを広げて落ち葉掃きをし枇杷葉の苞を見て周る。ちらほらと花が綻んできているが、未だ固い苞の状態である。白い薔薇が青い空にくっきりと咲く。山茶花も明日にはと思うのに中々である。日本には四季があり、二十四節気と七十二候があるが、今後は使用できない事も。

 カレンダーを見れば、新暦と旧暦のごったくそだし、何を根拠にしての作成だろう。無茶苦茶な設定をしておいて、予報を外し想定外と言うが基本自体が違うのだろ。旧暦の中にも暦にも書かれていることを理解すれば、年間の凡その予測はつくし、日記をメモでも残しておけば役立つ。農事歳時記では、自然を相手にしてのことが多くそれらを熟知して。

 地方に引っ越してくれば、そこに以前からの生活をしていた者が居よう。どんな種にも発芽温度があり、培ってきた年月は貴重なのだ。農事を疎かにして、スーパーに並ぶ食品を季節問わずで購入していたら、とてものことに分かりっこない。土や湿りや温度にも作物は微妙に反応する。或いは、心を籠めて作ることでも異なるのかもしれない。自然の恩恵。

 お金さえ出せば何でも取り寄せられるし、満足もするだろうが、祈り感謝をしてこその恩恵ではと思える。多くを望まず、小さなことへの感謝で生きたい。自分の所に無い物を無理に手に入れない。与えられた環境で過ごせることは幸せなことで、遣り繰りはしているが清貧の暮らしもいいものだ。福島正信さんや木村秋則さんのされていることを見習う。

 昨晩・AM2時過ぎ。オリオン座は東南に、南の天頂近くプレアデス・ヒアデス星団。西に傾いている火星と、カシオペア座は、Mよりも左に寄ったΣの状態。10分程眺めて内に入った。コートを着ての観望で寒さを感じることはなかったが、すばるが探しているので内に入る。暖房を点けているのに陽が射してくると、窓を開けさすのに飼い主は震える始末。

 本日は陽射しは温かく風もないので、換気のためと割り切って開けているが、外の空気が吸いたいのかもしれんなぁ。珈琲を飲みたいとの連絡あり、豆を挽いて淹れて待っている。猫舌なのも困る。何時も予め淹れておくのだが、それを忘れている時には大騒ぎとなる。だからゆっくり吹いて少しづつ飲んでくれない?せっかちでもあるので気が抜けない。

 サルビアの苗も終わりで、始末しようとしたらあらまっ、苗が5芽育っているではないか。株にも横から芽が出現しておりそのままにした。苗の方は鉢に土を入れて移し替え、陽射しの当たる場所に移動した。花木店には嫌がられる発芽でもあり、最近は1年しか咲かないように改良しているとかだが、我が家には枇杷葉があるので、命の誕生がうれしいもの。

 春先になったら勢いよく繁ってき始めた。暫くすると小さな紅い花が見えだす。昔は、家の周りに植わっていて見かけた。

 
コメント
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