先日の旧暦の七夕には、久々の雨で、銀河鉄道は停車しなかった。親しい人に、変化の無かった証だ。とても不思議なことだが、思いかけなく不幸に遭うと、夜目にもくっきりと、光の筋を牽いて走っていくのが観える。昨日は、宮沢賢治の生誕日であった。
北陸を訪ねてみたいとは思うが、初夏の陽射しの中に浮かぶ、りんごの花が見たいのだ。樫山文枝さんのおはなはんは強烈だった。りんごの花は、我が家でも毎年咲くが、祖母の夢を叶えてやりたい。戦死した息子の許で、りんごの花に囲まれているか。
サンタさんに注文していた、珈琲が届く。今回は、粉と豆にしたが、休日に豆を挽いて淹れるのは至福の時だ。勤務先でも、これは自分の役割だと、お客様には淹れて出す。多少は、気分も異なるが、魔法の言葉を唱えておく。同僚にも、つい淹れてしまう。
尤も、職場では無農薬の珈琲ではないが、価格的には高めのを買っている。インスタントは苦くて飲めない。これも、無農薬のがあるのだが、やはり旨さが違う。秋も深まっていく。あのタイトルのコミックを思い出ながら、淹れてみるのも愉しい。時間を我等に。
帰宅して、何やら庭の様子が可笑しいのに気づく。先日来の雨量で、枇杷葉がすっくりと伸びたようだ。名前をつけて愛おしんでいるが、何か彷彿とさせるオーラも感じる。ここは秘密のパワースポットなのを、誰も知らないものね。あっ、リエさんは知ってるわ。
りささん枇杷葉の成長を、日々愉しみにしているが、花芽がつかないのが不思議だ。サンタ枇杷葉は、毎年花芽が見える。結実も増えている。きっと仕事も順調にいき、多忙を極めていくことだろう。でも、そういった生甲斐があるのはいいことだよ。運気上昇。
店頭で買って来たパンジーの苗。緑が多いので、インパクトの強いアクセントになる。真紅の薔薇もいいよ。
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