枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

核廃絶

2018年08月01日 | Weblog

 プルトニウムを再利用する、その真の目的は、核戦争に他ならない。違うと言うなら平和に役立てる方法を、誰でもが解る倫理を聴きたい。科学者の端くれなら、凡その見当もつくだろう。化学に疎い庶民ですら、何か可笑しいと感じ、平和目的なら都心での保管ができようと察するもの。

 松本清張の、迷走地図を読むにつれて、そういった疑いが膨らむ。その作品の多くはありもしない事件の事柄ではない。砂の器に、霧の旗に、黒い福音にせよ、読んでいて背筋が凍り付く。筆致の凄さもあるが、小説の中に隠されている事実を知る。権力も、富も、自由に操れる者は誰か?

 何時も当サイトを訊ねて下さる、奇特な方々に支えられて、どうにか止めずに続けていられるが、小説の魔力には、何時もながら感心する。自分ではここまでの力量もないので、酷く惹きこまれる。宮部みゆきさんの連載が始まった。時代物は特に好きなジャンルで、毎日がうれしくなるよ。

 体調不良の折柄。中々、元の身体には戻れないが、少しづつ歩くのが楽になってきている。枇杷葉の生葉と蒟蒻が、随分と援けてくれたのもあり難い。痛みのある場所には焼酎に漬けたのを、足の裏に枇杷葉温圧療法を施行する。蒟蒻を鼻で笑うが、毒を吸い出す力は素晴らしい。渾身の想い。

 はり灸さんが送ってくれたお灸も、勤務に貼って行く。冷房が直に当たらない場所を探し、極力逃げているが、業務自体は避けられない。暦の上では立秋が近づく。暑い夏も終わりを告げる。ここからは残暑となって、凌ぎ易くなるものの、台風の来る回数も増えよう。人の棲まない場所は脆。

 昨夜の火星を撮ったのを、勤務先で見せる。NECの機種は、携帯もパソコンも優秀で、-2.8等をくっきりと写している。その横には土星が並び、更に右にいくと木星が観える。火星の月のフォボスとディモスが観えるが、望遠鏡か双眼鏡があると楽しい。土星の環や、木星の縞4つの月も。

 宇宙を観上げていると、地上の煩わしさを忘れられる。厭な事から一時でも、心をとばせることが出来る。人間は独りでは生きていけないが、他人に頼るのは始末が悪い。可能な限りは、努力を惜しまず、解らないことには、学ぶ精神で歩みを進めて往きたい。読書は知らない知識を広げるよ。

 トム・ウェリング主演の、ヤング・スーパーマン。最初、テレビで放映していたのが、観えなくなり、数年後にネットで見つけて、本屋に注文して買った。然し、これが曲者で、6巻までだった。全10巻なのに、分配しないのにがっかりしていたが、気長に待っていたら手に入り感動す。忍耐。

 駐車場に植えてあるのは、ちょっと開花が遅れる。この時期には、硬い蕾であるのだ。

 

 


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