フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

五穀豊穣

2011-05-03 | 日記

今朝は、うす曇り、外気温3度、室温14度、湿度30%だ。

朝食後、1時間ほどフルートの練習をしてから、庭に出る。妻が先に庭に出て、明日のガーデンパーティに向けて「会場」を整備し始めている。炉の中に溜まった枯れ葉をかき出し、薪を用意しよう。地面のでこぼこも奇麗に整地して、テーブルや椅子がガタつかないようにしておく。

その後、畑に行って、昨日撒いておいた鶏糞を土の中にすき込み、畝を作る。ついでに、先日貰ったニラを植え付ける。地元のAさんに教えていた通り、ニラは畑に根を下ろすので、来年耕運機をかけるときに誤って鋤きこまないよう、畑の縁に植え付ける。苗の数はかなりの量になった。これだけのニラが収穫できると、中華料理の材料が助かる。

朝食後は、この地区の、お神楽を見に行く。村の中に、日吉神社という由緒のある神社がある。境内の檜は相当の樹齢を重ねていて迫力がある。北杜市で一番桜の咲くのが遅い、このあたりでも、いよいよ満開になってきた。本州最北端の青森と同じだ。

その一角に舞台がしつらえられていて、今年の五穀豊穣を祈るお神楽が奉納される。私も今年の農作業が豊作になることを念じる。地元のお神楽は、昨年も見させていただいたが、村人が手作りで、踊り、お囃子をやる。


朝の10時から始まっていて、昼の4時近くまでおこなわれるというもの。お神楽の動きは実にゆったりとしている。都会に出ていた若い夫婦が子どもさんを連れて村に帰ってきて久しぶりだなと声を掛け合っていた。静かな田舎の懐かしい風物詩を楽しませていただいた。その後、家に戻る間に、少し弱い雨が降り出して来た。

妻が、明日のガーデンパーティに出す焼き鳥の仕込みをやっている間、私は、食器、クーラー、バーベキューセット、スピーカーのセッティングなどを行う。
夕方、テレビで明日の天気予報を見ると、「爽やかな晴天になる」とのこと。屋外のイヴェントは天気が良ければ、8割がた成功したも同じと言われているので、この予報は嬉しい限りだ。