朝からいい天気だ。外気温17度、室温24度、湿度55%。
外に出てみると、久しぶりに八ヶ岳が顔を見せてくれた。南アルプスは雲の中だ。
朝食後はフルートの練習を1時間ほどする。その後は、南側「せせらぎ」の草刈りを行う。こちらに来た時に直ぐ刈ったが、あれから1か月もしない間に、もう草の背丈が高くなってきたのだ。
今日は妻の友人二人が大阪からJRでやってくるので小渕沢の駅までお迎えに行った。電車は定刻通りに着いた。早速、八ヶ岳巡りをしよう。事前に色々調べてこられたお二人は、先ずは小渕沢の「えほん村」に行きたいとのこと。私たちも初めての所だ。全体的にかわいらしく、美しいところだった。中では、世界各国の絵本が見やすく、奇麗に並べられていた。庭には沢山のギボウシが生えていたのが印象的だ。
次は、甲斐小泉の「平山郁夫シルクロード美術館」を訪ねる。近くにあるのでいつでも行けると思って、これまで来なかった美術館だ。東西文化の交流路、シルクロードの終着点が日本である、ということがよくわかった。パルミラ遺跡のラクダの一行、古代ローマ・エフェソス遺跡などの巨大な壁画の迫力。79歳で亡くなる直前まで、病室で絵を描き続けていた生涯。可愛いクリンソウの色紙などもあった。
続いて、「三分の一湧水」から八ヶ岳倶楽部へ。苗売り場でアダージョの森に咲いている、シラヤマギクなどが売られているのには驚いた。
その後、清里の森の中にあるペンション「バーク清里」へ。ロビーの壁には、オーナーが描いた絵が飾られている。若い時から描きたかったという油絵を7年前から本格的に描き始めたという。今年の東日本大震災を経験して描いた「神代桜」は、絵画展で表彰され、新聞にも報道されたという作品だ。
チェックインを済ませた後、お二人の友人とは大泉パノラマ温泉へ行く。お二人は、露天風呂から、夕暮れの富士山をくっきり望むことができたと喜んでいた。
ペンションに戻り、私たちも一緒に4人で食事をする。まずは地ビール「タッチダウン」で乾杯だ。
生ハムサラダ、ポタージュスープはなかなか美味しい
鮭のフォイル蒸し。
メインは、よく煮込まれたビーフシチュー。これは、このペンションの自慢料理と言うだけあり、実にまろやかで美味しいかった。
最後の、アイスクリームの上に、暖められたフルーツが盛られていたデザートも行けるではないか。夕食を終えて外に出てみると、月が煌々と輝いていた。