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日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

カムバックしたハマグリ君

2008-01-08 20:29:55 | Weblog

つばめ君に続いて、また一人、新しいスタッフが入った。

・・・とは、言っても、彼は、以前、ここでアルバイトをしていたらしいから、私より先輩だ。

ひらっち との会話で、

「前、**大学の**って人が居たんよ・・・」

と、話題にのぼることもあった。

まさか、その人が戻ってくるなんて、考えもしなかったのだが・・・。

噂でしか聞いたことがない、その人 本人を目の前にした時、私は思わず、プッと吹き出しそうになるのを必死で堪えた。

くっ・・・くるしい

「初めまして。鈴木です。宜しくお願いします」

と、差しさわりのない自己紹介をし、どうにか、吹き出さずに済んだ。

彼の名は、ハマグリ君。

西村チーフは、彼の名をシフトにはカタカナで書いている。

私は当初、外人さんかと思った。

末永さん曰く、

「漢字が難しいからでしょ!」

実際、難しく、漢字だけではなく、珍しい名前で なかなか覚えられない。

そこで簡単に、ハマグリ君と呼ぶ。

ハマグリ君がカムバックしてから約、一週間後のある日のこと。

竹輪担当の花岡さんが、みんなの為に自宅のパソコンでシフト表を作ってきてくれた!

これには感動した。

一人ひとりに配ってくれたのだ!

その時、パソコンも持っていなかった私は、矢木さんと二人、受け取ったシフト表を見ながら、

「すごい特技だね~!」

と感心しきり。

「私、息子が置いていったパソコンのホームページをちょこっと見るくらいよ!」

と、矢木さん。

「私なんか、パソコンどころか、未だにワープロ使ってますよ!ワープロですよ、ワープロ!

と、私。

「パソコンの勉強 始めたばかりなんですよ」

という花岡さんの隣で、矢木さんと私は、どちらが よりシーラカンスに近いか・・・を競い合った。

売り場へ行くと、岸辺さんが居た。

私は岸辺さんにもシフトを見せびらかし、まるで、自分で作ったかの様に はしゃいだ。

そこへ、ハマグリ君がやって来たのだ。

「どうやって、線を引くんだろう、マス目は どのように作るのか・・・?」

と、感心しきり!の私の横で、涼しい顔をし、

「俺、作れますよ。時間割、作ったし。エクセルを使えばいいんですよ!

と、自慢!?した。

更に私の方を見て、さも当然!というように、

「大学でパソコン習うでしょ?

そこで、私は答えた。

「ううん。私の時代は、なかったよ。英文タイプなら必須科目だったけど。タイプライターですよ!ガチャガチャ、チ~ン!!ってやつですの

ハマグリ君は、しばらく私の顔をじ~っと見たあと、何も言わずに その場を立ち去っていったのであった・・・。  

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漬け物三昧の朝

2008-01-08 18:08:26 | Weblog

一週間ぶりの朝一、早朝出勤。

昨日までの雨は止み、ほんわかとした暖かい天気

日中は20度まで気温が上がるという。

6時半に家を出て、7時50分に売り場へ。

納豆や厚揚げの台車がデ~ン!!と待ち構えていた。

まず、納豆や揚げを出す。

次は、うどん、ちゃんぽん、そば等の麺類。

そして、昆布などの佃煮、豆類。 賞味期限切れまじかの品には割引シールを貼る。

ダンボールの台車をプラットホームへ移動。

そして、9時開店! となる。

これが朝の開店までの一時間の流れだ。

いつもはカトちゃんがパンを出すのだが、今日はお休み。

川石さんが せっせとパンを出していた。

9時15分。

さて、定番商品を出そうとプラットホームへ足が向きかけたとき、

 「鈴木さん、漬物、出して」

と、店長。

振り向くと、店長が漬物が入った箱をせっせと台車に積み替えている。

積み上げられた漬物は、私の背丈ほどあるではないか。

相当な量である。

私の大、大先輩の岸辺さんが、確か、漬物を二人で出して、一時間かかった・・・ と、話していたと記憶している。

単純に計算しても、私が一人で出せば、二時間もかかるではないの。

 

さてさて・・・。

ここは、漬物売り場。

(なになに? こっちは甘口キムチ。あちらは・・・。キムチにも、色々あるんだなあ)

(何?キャベツ漬け 白菜と間違えそう。キャベツの漬物の単品なんて、あるんだ・・・。色々、勉強になるもんだわ)

大量の漬物と格闘していると、おじいさんが話しかけてきた。

 「すみません、これ、キャベツじゃなくて、間違いなく白菜ですな? こないだ、ばあさんに白菜漬けを頼まれて、買って帰ったら怒られてなあ。 こりゃ、あんた、白菜じゃないわ、キャベツや~ってな」

最近は、妻の尻に敷かれる旦那様が多いようだ。

妻のお使いをして 怒鳴られた経験をお持ちの方は多い筈。

「これは、白菜ですよ

私は自信を持って答えた。実は、つい さっき、私もキャベツ漬けもあるって知りましたとは、言わなかったが。

約5分後、今度は、おばあさん客に声を掛けられた。

「あの・・・。あなたは、お漬物屋さんですか?」

えっ つ・・・漬物屋・・・一瞬、返答に困る。

「漬物屋ってわけじゃないですが・・・。何か・・・?」

「あら、違うの。いやね、漬けたばかりの漬物を漬物屋さんが持ってきたのかと思ってね。新しい、ラッキョウが入ったか、聞こうと思ったんだけど」

「ラッキョウでしたら、こちらです」

「ありがと!」

私は漬物屋ではないが、おっ客様は納得して去っていった。

ホッ。

9時55分。

10時出勤の矢木さんが、やってきた。

「あれ? 漬物出してるの ってことは、今朝は、店長?いつもなら、西村さんが8時に出すからね。今日、西村さんは遅番で、午後出勤だったっけ。じゃ、副店長は?休み? えっ!カトちゃんも休み そりゃ、大変だ

そして、ほとんど、終わりかけた10時10分。

「鈴木さん!」

背後から、若い男が私の名を呼んだ。

振り返ると、カジュアルな いでたちで、ニコニコ笑顔の青年が立っている。

誰じゃ

一瞬、誰だか、分からない。

「今朝、大変だったでしょう? 昨日のパン、かなり売れ残ってましたからね。値引きの分だけでも結構な量、あったと思うし・・・」

カトちゃんだ!

いつもは、ネクタイ姿の大人のカトちゃんしか知らない。

休みの日に 朝から、わざわざ店へ出向いてくるなんて、なんと仕事熱心な!

私と同じくらい遠くから通っているのに。

「いつも大人の雰囲気なのに、今朝は大学生だね。随分、違って見えるけど・・・

「みんなに、そう、言われます。普段着の姿って、みんな、見ないですからね ところで、定番商品、今朝、多かったですか?」

いつも、定番商品を台車に積み替えてくれるのは、主にカトちゃんだ。

いつだったか、カトちゃんが休みの日、矢木さんと二人で せ~のと、荷物を積み替え、大変だった。

カトちゃんが居ないと困る!と、話したことがある。

何せ、カトちゃんは、プラットホーム、専属スタッフ!のようになっているのだ。

自らキツイ仕事を率先して、こなしていく。

なんて、感心。(注意 他の男性がしないといっているのでは ありません。もっとする!という意味)

休日まで、頭の中は、仕事でいっぱい 

お店の事を心配して、朝から様子を見にくるなんて。

彼は まだ、19歳ですよ!

どうか、過労死しないでね

(社長、早く、彼を正社員にしてあげて下さい

「それが、今朝は まだ、定番商品、見てないのよ。開店早々、漬物と格闘してて・・・

「これって、慣れてないと、大変ですよね!じゃ、今日、出勤は・・・川石さん、来てますか? プラットホームですよね?」

お客さんとして来店中なのに、裏も見ていくんだ・・・。

カトちゃんは、スマップの香取慎吾に似た雰囲気である。

若いのに、周囲に気を遣うところも、慎吾君に似ている。

「そんなに、**さんに、気を使わなくてもいいですよ」

と、つい最近もカトちゃんにアドバイスされ、励まされた。

全く、どっちが年上だか、分からない。 私と同世代なら歳が離れた弟に・・・

岸辺さん世代なら息子に・・・ したいスタッフ ランキング・・なんてのがあれば、一位でしょうね、おそらく・・・

 

・・・と、いう訳で、次回からは、カトちゃん特集を組んでみたいと思います。

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