2023年1月26日(木)【プレバト俳句のお題 】
47都道府県ふるさと戦千葉県『 小湊鉄道』 をお題にして一句
皆藤愛子(千葉県) 名人4段 小倉優子(千葉県) 田辺智加(千葉県) 山口航輝(千葉県) 村上健志 永世名人 立川志らく 名人6段
順位 | 名前 | お題 『小湊鉄道』 |
1位優勝 | 立川志らく | 忘れ物を探しに菜の花を行く わすれものを さがしに なのはなをいく |
添削 | ・直しなし | |
2位 | 村上健志 | てふてふの過るトロッコ列車かな てふてふのよぎる とろっこれっしゃかな |
添削 | ・蝶よぎりゆく 吹き抜けの展望車 | |
3位 | 皆藤愛子(千葉県) | 春日和 チャー弁膝に 水平に はるびより ちゃーべんひざに すいへいに |
添削 | ・チャー弁は 膝に車窓の 春日和 ・チャー弁は 膝に二人の 春日和 |
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4位 | 小倉優子(千葉県) | 春風の房総地磁気逆転の跡 しゅんぷうのぼうそう ちじきぎゃくてんのあと |
添削 | ・春風や地磁気逆転せし地層 | |
5位 | 田辺智加(千葉県) | 春日傘少女のような祖母の顔 はるひがさ しょうじょのような そぼのかお |
添削 | ・春日傘振って少女のような祖母 | |
最下位 | 山口航輝(千葉県) | 風光る 五分着まで あの子待つ かぜひかる ごふんちゃくまで あのこまつ |
添削 | ・あと一本あの子を待てば風光る ・あと一両 あの子を待てば 風光る |
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夏井先生のお言葉より
足すと17音になる破調、志らくさんらしい韻律です、写真俳句としてやり方を教えて貰っているお手本の句です。
「菜の花を行く」一見写真とベタつきに思うかもしれませんが菜の花の真っ只中を歩いてる列車の「れ」の字も無い、
そして「忘れ物を探しに」前半のフレーズで写真との距離をちょっとだけ取るこの距離の取り方が絶妙、人間大なり小なり「何かを喪失した」
と思ってるトロッコのの旅は人生の忘れ物を探しに行く旅なんだと「この列車に乗ってみたい」と思う人がその場所に行きたくなる。直しなし。
1位 立川志らくさんには千葉県ふるさと俳人の証として黄金のタスキが贈呈されました。
多くの皆様にご訪問頂きましてありがとうございました。
感謝の気持ちを保存させて頂きました。
1月28日(土) 閲覧数3536PV訪問者数540UU
確かの読む人を何か(旅情)を誘います・・・ネ!!
はっきりに言わずに、物事を第三者にゆだねるように・・・・詠む、此れが俳句の特色ですかな。
忘れ物・・で、グイと引き付けて!さがし・・で動作を表し成程
して、全てひらがな、「わすれもの」としっかり結びついて・・・。
では、小湊鉄道と菜の花
▲ 菜の花や 奏でる音の 黄ばに入る (縄)
書いていただき思い出しました。
本当によい俳句でした。
毎週見ておられるのですね。
私も録画しています。
先生のお話が参考になりますのでつも見ております。
この度は千葉県の紹介でしたのに録画ができずにPCに見付けヤッターでした。
志らくさんは上手に詠まれましたね。
勿論、(縄)様のお歌も素敵に拝見させて頂きました。
千葉県の紹介でしたのに録画失敗に残念でしたがPCに見付け、ご紹介ができましてラッキーでした。
志らくさんはお上手でしたね。
厳しくも適切な添削にうなづきながら見ております。