独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

千葉県君津市 「疫病退散願う行事や風習疫病退散願う行事や風習 企画展」(NHKTV報道より)

2020年11月05日 14時52分00秒 | 千葉の事

新型コロナウイルスが終息しないなか、千葉県君津市で歴史的に地域の人たちがどのように疫病退散を願ってきたかを紹介する企画展が開かれています。
君津市久留里城址資料館で開かれている企画展では、地域の人たちが疫病や災いの退散を願うために受け継いできた行事や風習を紹介する飾りやパネルなどおよそ70点が展示されています。

「千葉県君津市」HPよりご紹介
房総半島のほぼ中央部に位置し、北西部は東京湾に面しています。

この部分はかつて約4キロの海岸線でしたが、1960年代に埋め立てられ、現在は世界に誇る製鉄所(新日鐵住金)が操業しています。

市域は内陸部の東部、南部が広大で、面積は約319平方キロメートル、周囲は約118キロメートルに及びます。
北部の台地は木更津市と広く境を接し、この一角にかずさアカデミア・パークが建設されました。
東部は市原市、大多喜町、鴨川市と接する清澄山系となっています。南部は三舟山、鹿野山、高宕山系となっており、富津市と接しています。
その間に小糸川・小櫃川の沖積地が広がり、肥沃な農耕地帯を形成しています。

市街地は、西部の小糸川下流域に形成され、土地区画整理事業により整備された住宅地が続きます。
平成19年7月には館山道が全線開通し、東京から館山まで高速道路を利用できるようになりました。


                 千葉県の地図            千葉県を象った「チーバくん」                  千葉県君津市の位置

11月4日(水)NHKニュースにて初めて学びましたので保存させて頂きました。

        千葉県君津市では、昔から疫病や災いは「道を通って侵入する」と考えられ、わらで作った飾りや人形などを隣村との境に置いて災いを絶つ

「道切り」と呼ばれる風習が残っています。

昔の上総国と安房国の境に位置する市の南東部の香木原地区では、今でも毎年1月2日に「道切り」の風習が続けられ、今回は「綱より」と呼ばれるわらじに草履、それにわらで作ったとっくり
などを1本の綱に吊り下げてあります。


隣の地域との境に吊るす飾りを地域の人たちが展示用に作りました。「この村にはろくな人間がいない」ということを示すため、わらじと草履はわざと中途半端に仕上げているほか、わらの
とっくりには酒を注いでも漏れてしまう嫌がらせの意味がこめられているということです。


 毎年1月2日に行事を行うために作業されますがこの度の「企画展」開催に特別に造られました。          「大わらじ」は保存用より提供


香木原地区の役員の唐鎌謙ニさん(78)は「物心ついた頃からこの行事を行ってきましたが、年のはじめに集落総出で取り組むことで、集落のつながりを深くしてまとまりをつくる意味もあります。疫病も集落のまとまりを見て、退散するのではないでしょうか」と話していました。

又、君津市俵田地区に伝わる「鹿島様」と呼ばれるわら人形は、背丈が1メートル80センチを超える迫力のある大きさで、鉢巻をして刀とやりを持った手を大きく横に広げた姿が特徴で、疫病から人々を守る強い神様として伝承されています。

君津市久留里城址資料館の布施慶子学芸員(49)は「当時の人々の不安な気持ちや考え方、願いが表現されていますが、ご覧になった方々に現在のコロナ禍の中での生活や考え方のヒントになってほしいです。」と話していました。
この企画展は12月27日(まで開かれています。(月曜休館)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新しい千葉県がんセンターが... | トップ | ご自宅の梅畑の手作りの梅干... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
企画展 (徳さん)
2020-11-06 09:24:03
君津市の企画展とても時期を得た内容ですね。「道を断つ」面白い発想ですね。昔の人の知恵も大事ですね。よい勉強になりました。
返信する
徳さんさま (oko)
2020-11-06 15:53:13
お訪ね頂きまして有り難うございます。
千葉のニュースを見ておりますといろいろと知ることができます。
昔ながらの行事は大切な意味がありますね。
この度、初めて学ぶことができましたので保存させて頂きました。
返信する

コメントを投稿

千葉の事」カテゴリの最新記事