*山形旅記事は、次回以降に〜 今回は、主に、映画記事です〜
皆さん〜、今日は〜
早いもので、12月が、やって来ましたね〜
本日は、1日「映画の日」と言う事で、「あちらにいる鬼」を、観て来ました〜
この映画は、2022年11月11日公開の映画〜🎦✨
原作(小説):井上荒野(あれの)
監督:廣木隆一氏
脚本:荒井晴彦
主演:
寺島しのぶ(長内はるみ役)
豊川悦司(白木篤郎役)
主演以外の重要な人物:
広末涼子(白木笙子役)
*登場人物は、結構いらっしゃるんですが、主な登場人物は、以上の3人ですね・・・
この映画は、139分・・・と、言う時間・・・、
ずっと、惹きつけられっぱなしの、見応えある、また、衝撃的で、色々と考えさせられたストーリーでした〜
すごく興味ある内容でした・・・
昨年11月、99歳で、お亡くなりになられた、作家であり、僧侶であった・・・、瀬戸内寂聴さんが、
1973年、51歳で、出家したきっかけと背景・・・、そして、
妻子ある作家・井上光晴氏との、道ならぬ恋等について、
井上光晴氏の長女であり、直木賞作家の、井上荒野さんが、
瀬戸内寂聴さん、井上光晴氏(荒野さんの父)、笙子さん(荒野さんの母)の 3人をモデルにして、
綴られた小説「あちらにいる鬼」を映画化したものです〜
今日は、映画の日とあって・・・、
思っていたよりは、来場者は、いらっしゃいましたね〜
・・・まだ、上映期間中と言う事で、多くは語れませんが、ちょこっとだけ、ご紹介です〜
小説の内容は、実在なさった人物をもとに、書かれているようですが、細かいシチュエーション等は、想像の部分もあるようです・・・。
1966年春、自らの体験をもとにした、恋愛小説で成功を収め、人気作家の仲間入りをした、長内はるみは、
講演旅行をきっかけに、気鋭の小説家・白木篤郎と、男女の仲になる。
この時、
みはるは、年下男性いる・・・、
篤郎は、妻子がいる・・・、
・・・そんなお2人は、道ならぬ道を、お互いの才能や、その人特有の魅力でしょうか・・・、強く惹かれあったようです。
篤郎は、自分1人のものにならないとは、わかりつつも、みはるは、長年連れ添った男性と別れる。
一方、篤郎は、家庭を保ちながらも、みはる以外の女性とも、関係を持ったり・・・、時に嘘も平気で・・・。
それでも、
見えすいた嘘の数々も含めて、篤郎を愛し、愛された、みはると笙子。
いつしか、初めて出会った頃のような、情熱は、
みはるからも、篤郎からも、失われかけていた。
・・・が、特別な愛情が、心の奥底にはあり、みはるは、思い悩んだ。
みはると篤郎のただ1つ、決定的な違いは、
みはるは、家庭を持つとか・・・そー言うのに、こだわりがいっさいないタイプであったが、
篤郎は、自由ほんぽうなどうしようもないところを持っているのに、家庭は、大事な存在であった・・・、
・・・そこも、みはるは、感じていた・・・。
出家すると、篤郎に告げるみはる。
何もそんな事しなくても、別れればすむ事ではないのか・・・と言う篤郎に対し、
生きている限り、別れる事はできないと、みはる・・・。
・・・、みはると篤郎の関係は、7年にも及び、そして、
1973年、みはるは、出家を決意する。
どうしようもない自分の気持ちや、離れる事ができない2人に、
究極の選択により、ある意味、
けじめをつけた・・・のではないでしょうか・・・。
世間一般的には、
理解し難い出来事の数々でしたが、色んな人生が、あるんだな〜と思わされました〜。
・・・と同時に、恋愛よりも、もっと深いところの、それぞれの「愛」の形を見たような気がしました。
みはる、篤郎、笙子・・・、3人は、
とても特別な関係性だなと思いました・・・。
印象に残ったシーンは、沢山ありました・・・。
中でも・・・、
・みはると篤郎の出会いのシーン。
・団地に住んでいる篤郎。
・家事能力の高い笙子の手料理、そして、主婦でいながら、篤郎も一目置いている彼女の文才。(時折、文章を書いているシーンが・・・)
・出家を決意したみはるとの最後のお風呂でのシーン(最初で最後の2人お風呂に一緒に入るシーンで、みはるの髪を洗ってあげる。)。
・みはるが、出家を決意、そして、調布に一軒家を建てる事を決める篤郎。(お互い違う道を歩み始める感じ?)。
・1973年11月、得度式が行われる。(みはるさん出家)。
・得度式後、みはると再会した篤郎と、翌日、帰宅途中出会った、篤郎と笙子。鰻屋さんで、泣きながら「美味しい」と鰻を食べる篤郎・・・、そして、篤郎を思いやって見守りながら、鰻を食べる笙子。
・数年後、白木家の新居に、訪れ、白木家の家族と団欒する、出家後のみはる。そして、帰りのみはると笙子のシーン。
・最終章。
・・・沢山、印象に残るシーンがありました・・・
「あちらにいる鬼」の、「鬼」とは、誰の、どの部分を指しているのか・・・
人の道を外れた行為をしていた出家前の自分に、けじめをつけた、
みはるの、出家前の自身の事を、「あちらにいる鬼」と感じた・・・と、デイジーパパが、言っておりました〜
あるいは、篤郎の事を、指しているのでしょうか・・・、
また、
あるいは、3人の事を、指しているのでしょうか・・・
・・・見る人それぞれに、感じ方は、様々で・・・
とにかく、
見応えある・・・、深い余韻の内容でしたよ〜
多くは、書かない事にしておきますが、
とってもオススメの映画です〜
ただし、R15指定です・・・。
そこのところ、踏まえてご覧下さい。
お時間ございましたら、ぜひ、ご覧下さいませ〜
映画鑑賞後〜、昼マックを、ランチタイムに〜🍔✨
久々の、ダブルチーズバーガーのバリューセット〜、とても美味しく感じ、
映画の色んな感想を、デイジーパパと、お話しして、
良いお時間を、過ごせました〜
昨日、本日と・・・、
山形県郷土料理の1つの、「いもこ汁」(庄内風)を、作りました〜
材料)
里芋
豚肉
長葱
厚揚げ
水
酒
砂糖
味噌
塩
・・・を使って、作りました〜
庄内風とは、
山形県の、庄内平野を中心とした、日本海沿岸地域の方の、郷土料理のようですから、
今回の山形旅では、行ってない地域ですが、
美味しそうなので、作ってみました〜
庄内地方は、内陸の、醤油仕立てと異なり、味噌仕立ての味付けなのだそう〜
すごく身体温まって、美味しいと、家族に、喜ばれました〜
皆さん〜、
素敵な午後を、お過ごし下さいませ〜
Bon après-midi 〜
おまけの追加画像です〜
カフェにて、
↑↑ こんな素敵なディスプレイを、目にしました〜⚽️✨
負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時
それが一番大事
・・・と、書かれています〜
・・・素敵なメッセージですね〜