国連薬物犯罪事務所(UNODC:UN Office on Drugs and Crime)が違法薬物の使用したとする人口の推計値を発表(6月26日、12年版世界薬物報告)した。
世界の15歳~64歳の人口の5%に相当する約2億3000万人が2010年中に違法薬物を最低1回は使用したとする推計である。また、この人口のうち約0.6%に相当する約2700万人が”ヘロイン”や”コカイン”などに依存している薬物常用使用者とみられるとの事。因みに、日本で違法薬物(大麻や覚せい剤など)の使用経験者は推計約3%(約270万人)との調査報告がある。
報告書は、アジアで依然としてアヘンの生産が活発だと指摘。11年の世界のアヘン生産量は7000トンで、最大の産地アフガニスタンはこのうち約8割(前年比61%増の5800トン)、次いでミャンマーが約1割を生産したとした。
ドトフ事務局長は、薬物による死者は年に約20万に上っている、と指摘。犯罪や社会不安にも繋がると警告して撲滅を訴えた。
道に面したお庭に咲いていたリアトリス。花茎が真っ直ぐに立ち、茎先端にモジャモジャ花が咲いている。この花は上から下へと咲き下がる(この咲き方を、”有限花序”と言う)。
リアトリスは花の付き方が2種、槍咲き型(穂状に咲く)と玉咲き型(纏まって咲く)がある。写真の花は、見た通り”槍咲き型”。
リアトリス
(学名:Liatris spicata)
別名:百合薊(ゆりあざみ)
麒麟菊(きりんぎく)
槍の穂(やりのほ)
キク科キリンギク(リアトリス)属
多年草(塊根をもつ)
北アメリカ原産、大正末か昭和初期に渡来
丈は0.6m~1.5m
開花時期は6月~9月
花色は紫紅・白
花の咲き方は2種、槍咲き型と玉咲き型がある。
槍咲き型で良く見られるのはスピカータ(L.spicata)。玉咲き型はリグリスティス(L.ligulistylis)に交配品種群。