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国際生物学オリンピック、日本代表4人がメダル銀2銅2を獲得

2019-07-27 | 学問
 文部科学省が、「今年の第30回国際生物学オリンピックで、日本代表の高校生4人が銀メダル2個と銅メダル2個を獲得した」と発表した(7月21日)。
 開催地はハンガリー・セゲドで、2019年(令和元年)7月14日(日曜日)~20日(土曜日)に開催された。参加国数は72ヵ国・地域の285名である。
 ◆受賞者
 銀メダル
  小野俊祐さん
   鳥取県立鳥取西高等学校(鳥取県) 3年(18歳)
  椋木優斗さん
   灘高等学校(兵庫県) 3年(18歳)
 銅メダル
  長谷川修造さん
   灘高等学校(兵庫県) 2年(16歳)
  星野敬太さん
   栄光学園高等学校(神奈川県) 2年(17歳)
    (年齢は本大会終了日時点のもの)
 例年、金メダルは参加者の上位約1割に、銀メダルが続く約2割に、銅メダルが続く約3割に贈られる。
 ◆大会概要
 国際生物学オリンピックは、1990年に現在のチェコ共和国にて第1回大会が開催された。
 2019年のハンガリー大会は、第30回目。2020年の国際生物学オリンピックは7月に長崎県で開かれる予定。日本での開催は、09年の筑波大会に続き2度目となる。
 ◆過去の国際生物学オリンピックにおける日本代表
  日本は、2005年から参加し、毎年4名の選手を派遣。
 2014年(第25回 インドネシア大会)
  金メダル1名、銀メダル3名(参加規模:61か国・地域、239名)
 2015年(第26回 デンマーク大会)
  金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名(参加規模:61か国・地域、239名)
 2016年(第27回 ベトナム大会)
  金メダル1名、銀メダル3名(参加規模:68か国・地域、263名)
 2017年(第28回 イギリス大会)
  銀メダル4名 (参加規模:64か国・地域、241名)
 2018年(第29回 イラン大会)
  銀メダル2名、銅メダル2名(参加規模:71か国・地域、269名)
 2018年(第30回 ハンガリー大会)
  銀メダル2名、銅メダル2名(参加規模:72か国・地域、285名)

 朝に一時小雨、昼頃から曇りから晴れ。畑の作業は、勢い盛りの雑草と対戦・・土が重い。
 道路の植栽地に”ヤブガラシ”が繁茂している。小さな花が咲き、花の中心がオレンジ色・・花弁はすぐに落ちてしまう。ノブドウの花にとても良く似ている。
 両者の違いは、葉の形で、ノブドウはブドウ特有の葉の形。”ヤブガラシ”の小さな花(径数mm)は薄緑色の花弁4枚と雌蕊1本と雄蕊4本、ノブドウの花弁も薄緑色であるが花弁5枚。両者とも花弁の色が薄緑なので目立たない。目立つのは、雌蕊が立っていた橙色の花盤(盤状の花托)で、この橙色の花盤が小さな花に見える。
 ”ヤブガラシ(藪枯らし)”は、名の通り藪を覆って枯らしてしまう程に生育・繁茂する。別名に”ビンボウカズラ(貧乏葛)”とあり、この植物に絡まれた家は貧乏に見える、とかで、この植物が生えると貧乏になる等の意味の解釈がある。
 ヤブガラシ(薮枯らし)
 別名:貧乏葛(びんぼうかずら)
 学名:Cayratia japonica
 ブドウ科ヤブガラシ属
 蔓性多年草
 繁殖は地下茎、(および種子)
 開花時期は7月~9月
 花は散房状の集散花序につき淡緑色の小さな花(径数mm)が沢山咲く
 多くは実を付けないが、一部(2倍体株)は小さなブドウ様の果実を付け紫黒色に熟す