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ガラスなどの表面が曇るのを防ぐコーティング技術を開発

2019-05-12 | 科学・技術
 スイス連邦工科大学の研究グループはガラスなどの表面が曇るのを防ぐコーティング技術を開発した。光を吸収して熱に変換し、曇りを素早く除去できる。耐久性が高く効果を長期間保つ特色もあると言う。
 眼鏡やカメラレンズ、自動車のガラスなどの表面に金の微粒子を含んだ酸化チタンを数ナノ(ナノは10億分の1)メートルの薄さで被覆した。赤外線を吸収して表面の温度をセ氏3~4度高める働きがある。急激な温度の低下や湿度の向上によって発生した曇りを取り除く。透明性は変化しない。
 水とよくなじんで水滴を作らせずに曇り止め効果のある酸化チタンだけのコーティングよりも効果は高いとみている。企業と協力して製品化を検討していく。
 ◆防曇(ぼうどん)
 防曇とは、曇りを防ぐ技術・機能であり、視界確保が重要な、建材・車両・浴室などに用いられるガラス類や、レンズ・メガネなどの透明材料、 また、鏡などの反射材料に活用されている。
 曇りは、固体の表面に空気中の水蒸気が冷却して凝縮し「結露」が発生し、その微妙な水滴で光が散乱して発生する。表面の組成や傷、汚れなどにより水滴の生成条件は異なる。
 防曇技術として、材料表面の親水・撥水処理などがあり、材料表面が曇らないよう様々な防曇技術が開発されている。
 防曇の方法
 1、材料表面に水滴を付着させない(結露させない)
  材料表面の除湿、周辺空気や材料そのものを加熱
 2、材料表面に付着した水滴を除去する
  超撥水表面を成膜することで水滴が大きく成長し、その自重により除去する
 3、材料表面を水膜にして光の散乱を低減する
  超親水表面を成膜することで、水滴が生成される前に水膜化する

 天気は晴れ、雲がとても少なく、天に青空が広がる。風がやや強く、少し冷たい。今日の畑作業は、カキナの整理。
 垣根を飾る様に小さな黄色の花が咲いている。八重のモッコウバラ(木香薔薇)だ。バラと言っても刺(とげ)のないバラ(薔薇)だ。
 一般的に”モッコウバラ”と言うと、この淡黄色の八重咲(ロサ・バンクシア・ルテア)との事。花姿には一重咲と八重咲があり、花色にも淡黄色と白色がある。黄色の八重には香りが少ないが、一重の黄花や白花に芳香がある。白花は黄花より少し遅れて咲き、花の数は少ない。
 因みに、このモッコウバラ(木香茨)は、秋篠宮家眞子内親王のお印である。
 モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)
 バラ科バラ属(トゲがない)
 常緑つる性低木
 丈は0.5m~7m
 開花時期は4月~5月
 花色は淡黄色と白色、一重・八重咲きがある
 花径は3cm位


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