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初物の無花果

2011-10-04 | まち歩き

 雲は多少だが晴れた空。風が少し冷たいが快適な気温だ。こんな日は散歩よし、畑仕事よし・・朝早くから畑仕事をした(朝飯前?)。畑仕事は2時間程で終了。

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 帰宅途中でお花・ホットリップスを見ていたら育てている方からお声があった。
 「楽しく見てもらえば嬉しいです」・・いつも楽しく見てますよ。お花の話からイチジク(無花果)の話となり、「初物の無花果(の実)」をどうぞとなり、遠慮せずに頂いた
 後でお花の種を分けてあげよう。


Itijikumm10042 イチジク(無花果、映日果)
クワ科イチジク属
別名には唐柿(とうがき)など

果実は熟すと濃い紫色。食べるのは果肉ではなく花托(かたく)である。
無花果の字は漢語。由来は花が付かずに実が付く様に見えることから。日本語の「いちじく」の語源には諸説ある・・判らない。


 道を歩いていると何処からか良い香りが漂ってくる。何故か切なくて甘い芳香だ。9月末から10月始めにかけて咲くキンモクセイ(金木犀)だ。風がなくても10m20m先からでも香る。花から強い芳香を放つ庭木は、ジンチョウゲ(沈丁花、花期2月末~3月始め)、クチナシ(梔子、花期6月~7月)とこのキンモクセイが代表格だ。
 キンモクセイの花が強く香る期間は長くはないが、この香りは秋本番だよのサインと感じる。この木は雌雄異株だが、日本には雄株のみの渡来(中国が原産)なので結実しないとの事、残念だな。

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キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属
江戸時代初期に渡来(雄株のみ)
花は淡オレンジ色、花径は数mm程度
枝にビッシリと大量に咲く
咲いて散ると多量の花びらがオレンジ色の絨毯の様だ。


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 金木犀の花

 キンモクセイの香りは私達のとって芳香で芳香剤に使われる程だ。しかしモンシロチョウにとっては嫌いな臭いの様だ・・余談。


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 銀木犀の花

 白花の金木犀を見つけたと思ったら、ギンモクセイ(銀木犀)だった。花色以外はほとんど金木犀だ。
 金木犀はギンモクセイ(銀木犀)の変種だそうだ。銀木犀は白い花で香りはそれほど強くない。


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