進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

爆風早上がり&プラドAdBlue2回目補充

2019年12月02日 | NEO390 釣行記

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11月30日土曜日、外房に行ってきました。

12月1日の日曜日とどちらで行くか悩んだのですが、

日曜日は昼から南風になって少し荒れそうな予報だったので、

終日穏やかそうな土曜日にしたんです。

 

この週末は今年最強の寒波が来ていて、

最高気温予報も船橋で10℃、外房でも11℃でした。

日が出るのも遅くなったので、

4:00に自宅を出発、現地着は5:40でした。

道中の外気温を見てみると、

マイナス2℃!

これはもう真冬ですね。

 

出航地に着いたら暖かいのではという期待も、

見事に裏切られ、1℃でした。

もう防寒着なしでは出航できません。

ついに秋から冬のシーズンになってしまいました。

 

ある程度予想はできましたが、出航地はガラガラでした。

ぐっちゃんより先に来ていたのはJBB280さんと、

この季節にマジか??のシーカヤックさん。

シーカヤックさんに「寒くないんですか?」と聞いたところ、

「厚着しているんで…水温は温かそうですし」

貴方は凄い、と言っておきましょう。

ぐっちゃんには絶対無理です(笑)

 

ぐっちゃんが出航してからトレーラブルボートが2艘来たようですが、

今回はそれだけ。

 

少し出遅れて日が昇ってからの出航です。

ジギングポイントに着いて水温チェック、

おお、22.8℃。

先週よりかなり高いです。

黒潮が接岸したか?

とすれば、海流は真潮なはず。南西から北東へ流れる潮と想像できます。

 

魚探反応は場所ムラがありましたが、

こんな反応や、

こんな反応がところどころで出ます。

 

ところで予想していなかった事態がひとつ。

それは風です。

非常に強い北風が吹いています。

終日穏やかだと期待していたのに、体感で10m/s近い強風、

海は結構波立っていて、あちこちでウサギが飛んでいます。

ひと流ししてポイント入れ直しのためにボートを動かすと、

船体に当たってできた飛沫を風が運んできて、あっという間に全身ずぶ濡れです。

これはきつい!

あまりあちこち移動できないなーという感じでした。

 

想像通り潮は真潮で西から東へ。

ボートは風によって北から南へと流されます。

落ちたジグは北東方面にどんどん流され、

ボートは南に流されますから、

あっという間にラインが斜めになって、軽いジグだと底取りも困難です。

水深40m、魚探反応が切れかけたところで、

ナナメ引きをしていたら中層でアタリ!

「ココンッ!」

「よっしゃー!」

がっちりフッキングしました。

潮下でかかったために、魚の重さに潮流による抵抗が重なりかなりの重量感。

あたったポイントは根のトップからかなり離れた根回りという感じの場所でした。

そしてそこから15しゃくりくらいであたりましたから、まさに中層。

このケースは大抵ヒラマサです。

ロッドを通し伝わってくる首振りの感じも、それほど大きくないでしょうがヒラマサっぽいように思えます。

少しきつめのステラSWのドラグはほとんど鳴りません。

サイズがそれほどではないことを物語っています。

でもかなり重い。

潮の力が加わっているせいかもしれませんが、パワーの割に重いんです。

という事は、

「ワラサ!?」

そんな思いが生じた直後に、魚の姿が海中に見えました。

「あれ、相当体高が高いぞ!?」

シルエットはヒラマサのそれではありませんでした。

あがってきた魚は、

超背高なショゴ(カンパチの幼魚)でした。

首振りの大きさや泳ぎ方がショゴではないと思わせる感じだったので、

ちょっと意外でした。

ラインが完全に斜めになるほどの潮流でのファイトだったので、

過去のデータを覆すような感覚という事なんでしょう。

 

風と波で揺れる船内ですが、

この日は自撮り用にミニ三脚を持ち込んでいましたので、

スマホではなく、Tough TG6の方で自撮りです。

タイマー撮影なので上手く魚が落ち着いてくれませんが、

まあいいでしょう。

逆光だったのは後で写真を見て気づきました。

 

この後水深60mラインに行きました。

ワラサとサワラが入っているとの情報があったからです。

ベイト反応はありますが、下から3分の1くらいが主です。

先週のように上から下までびっしりというわけではありません。

それでも、チャンスはありそうだとジグを落としますが、

風と潮流のせいで、130gのジグでは底を取ることができません。

ジグを170gに変更するとなんとか着底しますが、

その頃にはラインは45度くらいの角度でナナメになっています。

これは釣り辛い。

周りは波がざぶんざぶんで、これ以上沖に流されると戻るのに一苦労しそうです。

一旦西に行こうか…。

そう思って大きく西に移動を始めましたが、

波風が横から来るシチュエーションで、右舷側からの飛沫をバンバン浴びて、

半分ぐらい行ったところでインナーにまで浸水を始めたのでいったん出航場所に戻ることにしました。

巻き上がる飛沫は海水温が高いので温かいぐらいなのですが、

直後に強風で冷やされて、特に手がとんでもなくかじかんでしまいました。

 

時間はまだ8:30を少し過ぎたところ。

出航して2時間しか経っていません。

出航場所に戻ると、JBB280さんがボートを車の上に乗せて、撤収完了状態でした。

「あれ?もう帰るんですか?」

「実はプライマリーポンプがおかしくて、出航できていないんです」

なんと、ぐっちゃんが海で波風と格闘していた2時間、

JBB280さんは船外機との格闘に敗れ、ボートを濡らさずに撤収していたんです。

岸寄りの風裏なら釣りの継続もできるので、

「NEO-Gucchan号で行きますか?」

とお誘いしましたが、すべての道具を片付けて心が折れたJBB280さんは、

「いや、今日は帰ります」

お疲れ様でした。

 

再出航しようか悩みましたが、

ぐっちゃんとほぼ同じ時間に帰航した地元漁師さんの

「今日はダメだ!」

の一言がぐっちゃんの心も折りました。

一応ショゴが1本あるし、これで良しとしましょう。

 

いつもの半分どころか3分の1くらいしか走っていません。

 

燃料もせいぜい5リットルくらいしか消費していないでしょう。

不完全燃焼ですが、仕方ないですね。

翌日の日曜日も、情報では天気予報が悪い方に外れ、かなり荒れ模様だったようです。

 

想定よりもずいぶん早く帰りました。

ところで、少し前からこんな表示が出ていました。

 

実は来週プラドの半年点検を予定しているのですが、

その前に、

前回20リットル購入して半分残っているAdBlueを自分で補充します。

 

この青いキャップを外してドバドバ入れるのですが、

残量メーターは無いので、入れすぎると溢れてしまい大変なことになります。

そのためゴム製の受け皿?がついているわけですが、

今回、残っていたAdBlueを全量入れようとしたら、やっぱり受け皿部分に溢れてしまいました(爆)

 

これにて警告メッセージは消えました。

おおよそ10000km毎の補充が必要だという事ですね。

 

いよいよ12月ですね。

そしてあっという間に今年も終わりです。

外房は大型ヒラマサ一発勝負の季節になります

寒さと強風に打ち勝った者だけが得ることができる栄光を求め、

まだまだ2019年は終わりませんよ!

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (2)
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