進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

短時間勝負&ボー総連絡会忘年会

2019年12月16日 | NEO390 釣行記


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房総半島を中心にミニボート釣りをする仲間で、

LINE連絡網「ボー総連絡会」を結成しています。

主にLINEによって釣り場情報や天候、釣果情報を共有するのが目的ですが、

メンバーの一人である海坊主さんの別邸で、

年に何回か集まって宴会を敢行しています。

 

今年は天候が悪く2度ほど延期され、

秋のバーベキュー&鍋パーティの予定が、忘年会も兼ねることに。

12月14日開催です。

メンバーは午前中に釣りをして、そのまま海坊主さん別邸に集合し釣り談義に花を咲かすというお気楽宴会です。

 

14日土曜日の天候は晴れで気温も上がりますが、

昼前から南西の強風が吹き、海は大荒れになる予報。

つまり、朝早い時間が勝負です。

 

日の出は6:39、ずいぶん遅くなりました。

自宅出発は4:00、現地着は5:40でした。

前日からの連チャンのsaiさん、saiさん艇に便乗のたーさん&ミーサン、

さぶろく丸のあひさん、JBB280さん、お久しぶりのビル・ジャックさんと、

ボー総連絡会の主要メンバーが集合。

ただし、saiさんとビル・ジャックさんは釣りのみの参加でした。

 

日の出直後の6:40岸払い。

まずはジギングポイントへ。

風は微風程度、細かい波がありますがほぼ凪に近い穏やかな海です。

水温は18.2℃。

この時期としては平均レベルですが、前々週から3℃以上下がっています。

ちょっと嫌な予感…。

 

魚探もいつもと異なり反応を探すのに苦労しました。

 

ようやく見つけた狭い範囲での強い反応です。

ジギング開始しますが、あたりません。

この日のジギングタックルはMCワークスNB583SSを2本、

ツインパワーSW6000HGとストラディックSW5000XGの2つのリールを使用します。

 

実はツインパワーSWのラインを巻きなおした時に感じていたのですが、

かなりひどいシャリシャリ音がします。

スプールから異音。

直って返ってきたばかりです。

しかも、入院前はこのようなシャリシャリ音は全くありませんでした。

実は修理して帰ってくるとこうなっていることがたまにあるらしいです。

うーん、これは辛い!

この日はストラディックSW5000XGの方がメインになりそうですね。

 

何度も魚探反応が出る根回りを流し直しますが、

全く釣れません。

潮もほとんど動いていません。

魚探を覗くと上げ止まりの時間です。

時間だけが過ぎていきます。

とにかく、青物が通るルートを探すしかありません。

沖へ…。

お、ここにはベイトがいますね。

潮も少し流れています。

けっこう頑張ってしゃくり続けましたが、反応がありません。

 

水深60mラインにベイトがいるとすれば、東西に移動しても同じ水深で勝負になるはず。

東か、西か…。

風がこの後西寄りになる予報なので、

風が吹いて帰るときに、背中に風を受けることができる西を選びました。

少し前の釣行で、メジクロマグロとワラサを釣ったポイントです。

移動途中であひさんを発見。

まださざ波程度ですよね。

この後一気に風が強くなります。

 

西のポイントに移動しましたが、ベイト反応が非常に薄い状態でした。

岸寄りに移動したり、根魚ポイントを確認したりと移動を繰り返しますが、

期待するような魚探反応は出ません。

もう一度、前のポイントに戻ることにしました。

時間がありません。

急に風が強くなり、波立ってきました。

来たルートを戻りますが、既にあひさんは移動した後でした。

さすがに風が強くなり波が立って、沖にいることが危険と判断したようです。

NEO-Gucchan号と言えど、あと1時間くらいが限界でしょう。

 

やはりこのあたりにはベイト反応がありますね。

根があるわけではないので、ベイト反応がなくなるまでドテラで流します。

西風が強く、潮流も緩いですが西から東。

風と潮が同調しているため、ボートは時速4km/h程度で流されます。

風の方が潮より強いので、ジグはどんどん置いて行かれるようになって、

あっという間にラインは斜めになります。

毎回風下に遠投して、着底時にボートが追い越すイメージ。

そして60mを巻き切って、再度風下に遠投という繰り返し。

水深がやや深いのでけっこうハードな作業です。

時間は9:00を少し過ぎたころ、

ジグを斜め引きして、着底から30しゃくりくらいで、

「コンッ」

とアタリがありました。

「?」

30しゃくりですから、ほぼ中層ど真ん中です。

半信半疑でアワセを入れると、うまくフッキングしてくれました。

しかし、引きません。

このパターンは、

「サバ???」

でも、サバ特有の細かい振動がありません

とするとこれは…?

 

ちなみにかけたタックルはストラディックSWの方です。

最初は小さな魚だと思っていましたが、

巻き上げるにしたがって徐々にパワーが出てきました。

「ジジジッ」

ツインパワーSWに比べると少しだけ緩めにしているドラグが鳴ります。

小魚ではなさそう。

残り10mを切ったところで今度は左右に大きく暴れだしました。

「これはたぶんあれだなー」

ようやくここで相手の魚種がほぼわかりました。

最後まで暴れまくりましたが、サクッとネットイン!

サワラでした。80cmくらいです。

ベイトがいるやや深いポイントで回遊魚を拾い釣るという作戦は正解でした。

ストラディックSW5000XG、入魂完了です。

 

コンソールボックスにTG-6を置いて自撮り。

風が強く波があるので、カメラがなかなか安定しませんで、

こんな写真しか撮れませんでした。

ちなみに海は、

 

こんな感じです。

 

この後、移動の度に全身に飛沫を浴びるようになりました。

2週前に比べ気温が高いために、飛沫を浴びても寒いとは感じませんでした。

サワラがいるなら、とワイヤー入りアシストフックに交換して2本目を狙います。

「コンッ」

というアタリの後、フッキングしないお触りが2度ほど続き、

3度目の正直で「ゴンッ」という明確なアタリ。

アワセを入れた瞬間、グッと重みが伝わります。

次の瞬間、

「プツンッ」

なんと、リーダーをサワラカッターと言われる鋭い歯でカットして行ったようで、

当然ジグもロスト。

いくらワイヤー入りアシストフックを使っても、

リーダーから切られてしまってはいかんともできません。

 

さらにチャレンジを繰り返しますが、

いよいよ海況が怪しくなってきました。

 

こうなると、おそらくこのあたりで釣りができるのは、

西風に強いアジ場くらいしかありません。

仲間がまだ海上にいるとしたら、アジ場以外に考えられません。

ここでぐっちゃんは自分の釣りを諦め、アジ場に様子を見に行きました。

 

 

JBB280さんがスポットロックして、あひさんがカルガモ釣法で頑張っています。

後方にはビル・ジャックさんと別場所から出航されたNさん。

さすがにここは波が高くないですが、それでもかなり強烈に風が吹いています。

ここからわずか数百メートル沖に行けば、白波がサバンザバンです。

東風にはそこそこ強いヒラメ銀座も、岸寄りでありながらもう釣りは無理でしょう。

今回は短時間勝負という事で餌類は全く用意していません。

万策尽きたと感じ、沖上がりすることに。

 

強風が吹き始めてから少し粘りましたが、

実際に釣りになったのは10:00まででした。

最高速度が出たのは当然朝イチです

 

前回も短時間で燃料の消費が少なかったので、今回は補充なしでスタートしました。

半分くらいに減っていますね。

この日の消費は7~8リットルくらいだったのではと思います。

 

海坊主さん別邸で始まったバーベキュー&鍋パーティ。

家主がいないのに勝手に盛り上がるメンバーたち。

この後、家主である海坊主さんも参戦して深夜まで釣り談義で盛り上がりました。

同じ趣味の仲間が集まれば、話は尽きませんね。

 

今年の釣行はあと1~2回だと思います。

結局春から冬まで天候に苦しめられたシーズンでしたが、

最後くらいは釣り日和で終わりたいものです。

 

それではまた おやすみなさい

 

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コメント (8)
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