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12月25日(水)、休暇をいただいて釣行してきました。
予報では厚い雲に覆われ、北風がやや強いとのこと。
この季節では仕方ないですね。
気温も低めで、最高気温予想は10℃でした。
道中ではマイナス気温も覚悟しましたが、
もっとも低い内陸部でも1℃でした。
出航地は当然のごとく貸し切り状態。
平日、クリスマス、風が強く気温が低い…、そりゃ誰も来ませんよね。
日の出は6:44、日の出とほぼ同時刻に出航です。
出航する前からわかっていましたが、北風が相当強いです。
おそらく、ジギングポイントくらいまで沖に出るとかなり波があるはず。
でも、今日は決めていたことがあります。
それは、
「メインはシャローのキャスティング」
先々週あたりから浅場に大物が入ってきていることはわかっていましたが、
先週末にステキチさんがデカモンをゲット。
北風が強くても岸寄りのシャローなら十分釣りになります。
東の空を見ると、朝日は黒い雲に隠れています。
風の影響でシャローとはいえそこそこ波はありますね。
最初に目星をつけていたポイントは漁船が2艘頑張っていて、
網を巻き上げていました。
いきなり出ばなをくじかれましたが、そのまま西のポイントに移動です。
水深数m~20mくらいまでの浅場を流します。
投げる、投げる…。
ところどころ上中層にベイト反応があったりしていい感じ。
実績ポイントを中心に何度も流し直しますが、さすがに甘くはありません。
ノーチェイス。
北風が強いためにあまり沖には行きたくなかったのですが、
ベイト反応を探して徐々に沖へ移動。
水深20mを超えたころからジギングも時折り混ぜて狙います。
ジギングではジグに潮が当たる感触がほとんどありませんでした。
うーん、潮がよろしくないですね。
実は水温はけっこう高くて19.8℃もありました。
ちょっと沖にでると海面はこんな感じです。
かなり西で粘ったのですがアタリが無く、徐々に東に移動します。
東(と言っても実際は北東)への移動は波を正面近くから受ける形になり、
飛沫をけっこう浴びます。
顔や手に当たる飛沫が冷たい風を受けて冷えると、
心が折れるほど寒く感じることになりますが、
この日は秘密兵器を用意していました。
それは、
「ゴム手袋」
ホームセンターで売っている、ちょっと値段が高い滑り止め加工が施されたゴム手袋です。
普通の手袋は水を吸い込んで手を濡らしますが、
ゴム手袋はその心配はありません。
ちょっとロッドを掴むときの安心感が弱めですが、
これだけでずいぶん「寒い」という感じは無くなります。
意を決して強風下のジギングポイントへ。
ベイトを探して少しジギングしますがやはりアタリはありません。
思い切ってもっと沖へ行ってみるか、と
水深60mラインへ。
あら?無反応。
こんなはずでは…。
この時点でジギングでの釣果は期待薄と判断、
全身ずぶ濡れになりながらシャローへ移動しました。
今度は東の海でキャスティングです。
2流し目、時間は9:40、既に海上に3時間いたことになりますね。
投げて回収するプラグの後ろを泳ぐ何かの影が見えたような気がしました。
次の一投は確信に変わりました。
明らかに何かがプラグを追いかけいるのが見えました。
残り15mくらいまで巻いたところで、
プラグの周りが一瞬盛り上がり、
「ブォッコォォーーーーーン」
というのがいつものパターンなのですが、
実は今回は、
「パッコーン」
という感じでした。
わかりますか?
そう、小さいんです。
プラグに噛みつきジャンプする姿がはっきり見えたのですが、
わずか15mの距離なのに、大きく感じません
そしてロッドに魚の重みがグンッと乗ったところで、
「ウォリャー!」
と大アワセ!
がっしりフッキング!
全身を使って大パワーを耐え、と言うのは嘘で、
片手でやり取りができる程度のほどほどパワー。
ドラグはチリッとも鳴りません。
出ているラインはわずか15mほどなので、左右に激しく暴れるのですが、
ツナロッドのパワーで軽くいなせるレベルです。
あっという間にネットインし釣り上げたヒラマサは、
70cmにわずかに届かない春マササイズ。
おいおい、この季節のトップなら、最低80cm台、5kgオーバーが定番でしょう。
トップのヒラマサなんてめったに出ないんですから、
サイズは選べないとはいえ、これはちょっと残念でした。
ところで今回はもう一つ新兵器が…、
これです。上の方ね。
自転車やバイクのハンドルやレバーにドライブレコーダーを接続するアタッチメント。
これにTough TG6を接続して自撮りします。
前回強風下、コンソールボックスの上にカメラを置いて自撮りしようとして、
とても苦労したので買ってみました。
少しはまともに写せますね。
魚を全部入れるには、カメラを縦に設置するか、もっとスターン近くで魚を持たなければなりません。
まあ、今回はこのくらいで良しとします。
とりあえずトップで釣れることが分かったので、
東へ西へと移動してキャスティング三昧。
今度こそデカモンを…と頑張ったのですが、この後はノーチェイスに終わりました。
天気もかなり怪しくなってきましたね。
風は少し納まってきましたが、代わりにポツポツ雨が降ったり…。
釣りに影響することはないわずかな雨でしたけどね。
ヒラメ銀座やアジ場をチェックして12:00ちょっとすぎに納竿としました。
もちろん、両ポイントとも誰も浮かんでいませんでしたよ。
けっこう頑張ったつもりでしたが、実釣時間は5時間ほどでした。
この時期はどうしても短時間勝負になりますね。
燃料は10リットルくらいの消費でしょうか。
サイズに不満はありますが、トップで1本獲れたのは朗報でした。
今回は久しぶりに大半をキャスティングで通しましたので、
背中や腰にかなり負担をかけたようで、強い筋肉痛になっています。
でも、今年の釣行はあと1回だと思っていますし、
次回もデカモン狙いのキャスティングメインで行きますよ。
それではまた おやすみなさい