進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

外房春シーズン最終出航!鳥山追いかけて…。

2021年06月21日 | NEO390 釣行記

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我々のホームである外房のゲレンデは、

6月20日の日曜日を最後に夏のオフシーズンに入ります。

6月19日は禁漁日なので、

最終日はピンポイントなのですが、どうも天気が怪しい。

朝は雨が残りそうだし、風は南から吹くし、

波がけっこう高い予報でした。

行ってみたけど雨と波で出航断念、なんて可能性も。

 

とはいえ、最終日は変えられません。

じゃあ、どうするか?

「平日に行っちゃえ!」

そう、18日の金曜日に有給をいただいて釣行しました。

 

 

前回ゆっくり行って失敗したので、

今回は2:30に自宅を出発。

日の出は4:24です。

 

4:00ちょどに現地着。

でも、3:30くらいから東の空が明るくなってきて、

4:00にはかなり明るい状態でした。

 

休日だというのに、フォードさんほか数艇が参戦。

名誉の負傷でリハビリ中だったJBB280さんは4ヶ月ぶりの参戦。

この日来なきゃ、3ヶ月お預けですからね(笑)

最近ボート釣りのプロ?になった小野さんにも久しぶりにお会いしました。

 

波が少々ありますね。

そして、あちこちで鳥が飛んでいます。

よしよし、今日は鳥山に間に合いそうですよ。

 

水温は20℃強、うん、悪くないです。

鳥を意識しながらキャスティング。

反応がないので、徐々に沖に移動します。

 

ジギングポイント。

先週に続いて、「釣れない反応」すらありません。

ここで長居するわけにはいきません。

今日のテーマは「鳥山を追いかける」ですから。

 

水深60m、80mと深くなるにつれ鳥の数が増えます。

なんとなく鳥山のようになってきましたよ。

でも、

鳥山に近づいても魚探の反応は無のまま。

ピンポイントでしか魚が居ないのか?

よくわかりませんが、

フローティングペンシルは鳥にすぐ攻撃を受けてしまうので、

ジグを投げて上層を攻めてみます。

バーサー。

鳥がサバを狙っているのか、

サバが狙うもっと小さなベイトがいるのかは未確認ですが、

とりあえず鳥山の下にはサバがいました。

 

水深100mの鳥山。

そして、

バーサー再び。

おめーじゃねーし、と海へお返し。

ちなみにこのルアーはキャスト用の60gです。

小さめのルアーが有効との情報があったので…。

 

水深115m。

この日ピークの鳥山!

反応が底の方にありますよ。

ジグを海底まで落としてしゃくってみると、

うーん、1週間で鳥山の下の魚は変わってしまったのか?

鳥が飛んでいる段階で、ワラサ、サンパク釣り放題だと思ったんですけど。

 

2021年6月18日鳥山

 

時間とともに鳥が海上で休むようになりました。

つまり、鳥はいるけど飛んでいない状態に…。

先週は出航した時にこんな状態でした。

朝のゴールデンタイムはサバに邪魔されて青物の群れを見つけられませんでした。

トホホです。

 

ここは少し移動をしましょう。

西へ。

西では鳥がほとんどいませんでした。

ベイト反応も薄いままです。

ちょっと息抜きしましょう。

前回の釣行で戦闘不能になってしまったAbuのリールの代わりに、

いただきものの年代物のカルカッタを使ってみます。

なんだ、カルカッタがあるならいいじゃん、と言われそうですが、

これは右巻き。

ぐっちゃんは右手でロッド操作したいので、

全てのリールが左巻きです。

右巻きが使えないわけではありませんが、

ロッド操作に大きな違和感があります。

とはいえ、背に腹は代えられないので、

このカルカッタでインチク風タイラバを試します。

 

なんと1投目からカサゴゲット。

この日は風が東から西に吹いていて、

潮流が弱いせいでボートが東から西に時速2~3km/hで流されます。

こうなると軽めのタイラバやテンヤでは底がなかなか取れず、

ぐっちゃん得意の「操船しながらラインを垂直にする」テクニックも、

なかなかうまく行きません。

結果、根がかりが多発。

あっという間にインチク風タイラバをロストし、このタックルはジ・エンド。

カルカッタですがスプール系が小さいためか、

思うように巻き取りができずしっくりこなかったですね。

ちょっとこの釣りには合わないかもしれません。

 

気を取り直してジギングを再開しますが不発。

やはり鳥を探すしかないのか?

西エリアを諦めて再びジギングポイント周辺に戻ります。

 

4:30に出航して、早くも4時間が経過しています。

ぐっちゃんは睡眠不足でうつろうつろ。

一時ボーッとしながら、魚探と鳥の様子を眺める時間がありました。

一方、このころから急激に風が強くなり、

西から東への移動はかなり飛沫を浴びるようになりました。

遠くで小野さんのパーフェクターが頑張っているのを確認しましたが、

彼はこの後さらに風が強くなったところで、

危険を感じ撤収したそうです。

 

風が強くなってボートが3~4km/hで流れるようになり、

ますます釣り辛くなりました。

それでも頑張っていると、徐々に風が落ちてきて、

少し穏やかに。

そして11:00ころ、少し離れた海上に朝と遜色のない鳥山が突如発生しました。

 

慌てて鳥山に向かってボートを走らせ、

小型のジグをキャスト。

数m沈ませてナナメ引きをすると、

「クンッ」

とアタリがありました。

でも、引きません。

非常に軽いです。

「またサバか?」

そう思いながら巻き上げようとすると、

そこから突然、魚が変わったかのような大パワー。

「ジジジジジジーーーッ!」

弱めのドラグ設定のストラディックSW5000XGが悲鳴を上げます。

どうやら、最初はボートの方に向かって泳いでいたようです。

釣られたことに気が付いて方向転換したか。

浅い場所でかけているのでパワーがダイレクトに伝わります。

結構楽しませてもらいましたが、

その引きはヒラマサではなく、下ではなく横に移動するパターン。

なかなかに太ったワラサでした。

70cmにわずかに足りないか?

とりあえず写真を撮って血抜きをしてバケツに頭を突っ込みます。

そして追加を狙おうとすると…、

あんなに激しかった鳥山が一気に散って無の海に戻ってしまいました。

本当に一瞬の出来事でしたが、

ようやくワラサが付いている鳥山に出会えて、

連続青物ボウズを免れることができました。

 

その後は無風状態になり、

ボートもそれほど早く流されなくなりました。

逆に釣れなくなったとも言えますね。

静かな時間が戻ってきてしまいました。

 

あまりに反応がないので、ちょっとだけ持ってきていたバナメイエビでひとつテンヤ。

安定してアタリはありますが、

それでもこの日は根掛かりが頻発し、

もともと根魚は全部リリースする予定だったので、

テンヤをロストしたところで終了。

ジギングに戻ります。

 

この日のリミットは13:00。

この時間を過ぎるとボートを上げづらい潮位になります。

最後の流しとジギングポイントでしゃくっていると、

「ガンッ」

というアタリと共に根掛かりのような重さ。

「???」

めちゃくちゃ重いけど根掛かりではありません。

全然泳ぎません。

「なんだこれ」

巻き上げるにつれ少し魚の動きが伝わるようになりました。

「これは…」

なかなかサイズのニザダイでした。

しかも体側面にスレかかり。

そりゃ、泳がないのに重いわけです。

夏のニザダイは臭いそうです。丁重にお帰りいただきました。

これにてストップフィッシング。

 

 

鳥を追いかけると距離が出ますね。

先週のように大遠征したわけではありませんが、

あちこち鳥を追って走り回った結果です。

速度も出ていますね。

 

やはり17、8リットルは消費した感じです。

 

沖上がり後に片付けが終わって休んでいた小野さん、JBB280さんと談笑しました。

お二人とも久々だったので楽しく話せました。

 

持ち帰ったワラサとJBB280さんにいただいた真鯛です。

もちろん一番たくさん食べるのはこゆきですけどね。

 

これにて2021年の外房春シーズンは終了となります。

来週以降は別の場所からしか出航できません。

今年は少し、内房の釣りにも挑戦しようと思っています。

とりあえず、最後に青物釣れてホッとしました。

秋にはまた豊かな海が迎えてくれると思います。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (6)
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