進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

外房春シーズン最終戦、凪の海をかの有名根へ

2023年06月27日 | NEO390 釣行記

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天候や海況が整わない日が続いているうちに、

ついに外房春シーズンの最終週になってしまいました。

外房のマイゲレンデは6月末まで出航可能ですが、

週末は6月24、25日が最後になります。

 

両日とも天候は穏やかそうです。

日曜日はI君がネイティブタナゴ釣りを希望しているので、

外房には土曜日に参戦することにしました。

 

ちょっと出遅れて、日の出に間に合わないペースでいつものコンビニを通過。

4:25日の出に対し、4:45に現地着でした。

混んでいると思いきや、先人は入れ食いさんとsoraさんだけ。

後からNEO374の新顔、〇〇さん(まだ名前決めていません、コメント欄に希望の名前をお願いします)、

くるくるさん、たーたんさんも参戦したようですが、

最終週末にしては少なかったように思います。

翌日も凪予想なので分散したようですね。

 

挨拶したりランチングをフォローしたりして出航はかなり遅れました。

既に5:50になっています。

ちょっと靄がかかっているのがわかるでしょうか?

これが後でけっこう広がって凄いことになります。

 

水温は20.6℃。

 

出航して1kmほど行ったところで、小魚が逃げまどい、

それを後ろから「バシャーン」と飛び込んでライズするヒラマサの姿を見ました。

その距離、ボートからわずか10m。

慌ててキャスティングロッドを取り出し、投げまくりましたがノーバイトでした。

 

天候は曇りですが、前にも書いた通り何度か霧に覆われました。

100mほど離れた場所の漁船がこんな感じで見にくいくらいの霧です。

これはジギングポイントあたりでの写真ですが、既に沖も岸も区別ができないほど。

海岸線は全く分からないので、GPS魚探だけが頼りです。

 

ジギングポイントでもベイトはかなり薄かったのですが、

潮のヨレ目に入るとこんな反応。

上層でガツンッを期待したのですが、そんなに甘くはありませんでした。

風は微風、波は小さ目、そして潮流も非常に緩くて動いていないのかと思うくらいでした。

 

水深60m、反応はありません。

念のためジグを落としてしゃくってみます。

「ゴンッ!」

あれ、アタリました。

ドラグが鳴るわけでもなく、やがて伝わってくるバイブレーション。

これは…、

バーサーでした。予想通り。

20cmのメタルジグを尻尾部分から呑み込んで、

エラ部分をジグが貫通して出てきています。

当然大出血。

でもリリース(笑)

そこそこ全長はありますが、痩せすぎでしょ。

 

80mラインではこんな反応。

期待しないで(笑)ジグを投入すると、

予想通り40mくらいでラインの放出が止まり、

バーサー入れ食い。

 

100m以上まで行ってもベイトは増えることなく、

120mではサバもいなかったのでまた戻ります。

 

やはり80mラインが一番魚がいますね。

おそらくイワシベイトに大量のサバがついているのでしょう。

その下には青物がいる可能性がありますが、

アタリを引くまでに何本サバを釣り上げるか、という戦いです。

 

・・・、腕の筋肉繊維が崩壊していきます。

 

鳥も大量にいますが、海を刺す様子は見られず、ただ飛んでいるだけ。

サバとの戦いに疲れ果てたころに、

霧も晴れたので、ここは遠征と行きましょう。

 

そう、今年一度も行っていない、東のかの有名根へ行ってみました。

他が凪でも潮流が根にぶつかって三角波ができるほどの大きな根です。

凪で飛ばせたこともあって、案外早く着きましたが…、

「!!」

「何じゃこりゃ!?」

あの激流の有名根が、ご覧のように超ベタ凪。

むしろ我々のホームよりも波が無いくらいでした。

普段は潮流でかなり速い速度で南から北に流されるのですが、

この日はせいぜい1~1.5km/hでゆっくり北東に向かって流れされる程度。

これじゃ、期待薄かな…。

 

ジギング船が2艘ほどいましたが、釣れている様子は皆無でした。

 

根の上まで来ると居着きのベイトが映りますが、

期待している上から下までベイトだらけといった反応はありません。

何通りかのルートで有名根の上を流すパターンでキャスティングやジギングを試しましたが、

当然のようにノーバイトでした。

 

ふと遠くを見てみると、

かの有名根から少し戻ったあたりの海上で、鳥山ができていました。

よく見るとその下の海がバシャバシャいっています。

「何かがいる!」

慌てて操船して鳥山を目指します。

キャスティングロッドを持って鳥山の中心に近づき、

ボイルしている魚の向こうに向かってキャスト!

フローティングペンシルは期待通りのポイントに着水しましたが、

ひとしゃくりしたところで、大量の鳥の標的になってしまい、

次から次へと鳥がペンシルを攻撃してきて、

アクションをつけることができませんでした。

「しまった、ジグを投げればよかった!」

そう思った時には時すでに遅し。

ボイルを伴う魚群はあっという間にどこかに行ってしまい、

鳥山は分散しました。

これが最後のチャンスでしたね。

鳥山を探しながら戻りましたが、ボイルやチェイスはどこにも見られませんでした。

 

ジギングポイントに戻りました。

周囲には大量の鳥が飛んだり海に浮かんだりしていますが、

どうにもやる気を感じません。

時刻はもう13:00。

遠征すると時間が経つのが早いです。

最後にお土産の根魚を釣りましょう。

 

かなり根魚も活性が低かったのですが、

なんとかアカハタと、

カサゴをお土産分確保して、ストップフィッシング。

覚悟はしていましたが凪倒れという結果に終わりました。

 

走行距離は60kmと伸びました。

片道20km弱の遠征をしていますからね。 

 

満タンではなかったものの燃料の減少を見ると20リットル近く消費したかも。

 

この日のログです。

 

結論を言えば、この日は水深80m前後でサバの相手をどこまでするのか?

その中でサバを避けて他の魚をいかにかけるか?

それ以外の選択肢は無かったような気がします。

この時季は「あの根」や「あの落ち込み」というようなポイントうんぬんよりも、

イワシベイトをいかに見つけてそれについているフィッシュイーターを仕留めるか、ですからね。

それにしてもこのところの外房はサバの邪魔が多すぎですが。

浅場もベイトがさっぱりだったのですが、

soraさん情報では昼を過ぎてから浅場のヒラメ銀座などにアジなどが入ってきたそうです。

そっちでは別のチャンスもあったかもですね。

そういえばsoraさんですが、ハンドウインチが壊れたり、

せっかく作った電動ウインチが動かなかったりと、

この日も「トラブル帝王」の名を欲しいままにしていました(笑)

 

これにて、ぐっちゃんの外房春シーズンは終了です。

次回の外房はおそらく9月下旬になると思います。

ぐっちゃんは「テナガエビ」「タナゴ」を中心に、

釣果情報があれば外房以外の海に向かうかもしれない、という感じでしょうか。

このオフシーズンをどう過ごすか、要検討ですね。

 

それではまた おやすみなさい

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コメント (8)
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