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愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2023年タナゴ&小物釣り㉕ ~I君にネイティブタナゴを釣らせる~

2023年06月30日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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6月24日に外房で撃沈し、25日は既に予約のあったタナゴ釣りです。

前の週にタナゴの釣り堀・幸手園で初タナゴ釣りを体験したI君、

その後に行った手賀沼水系でタナゴを釣ることはできず、

次回以降の宿題になっていました。

「せんちょー、ネイティブタナゴを釣りたいです~」

というI君のリクエストに応えるべく、この日はタナゴ釣りに行くことにしたわけです。

というか、タナゴ釣りは陸っぱりだから船長じゃないんですけどね(笑)

 

確実に釣らせるために選んだのは霞ケ浦水系の「タナゴ銀座」。

ここなら堅いだろうし、もしダメでも霞ヶ浦水系なら実績場がいくつかあります。

またしても朝5:00にI君を迎えに行き、そのままタナゴ銀座へ向かいました。

あまりのショックに写真が無くて申し訳ないのですが、

たくさん生えていた葦がことごとく刈り取られ、

しかも本命の機場は全く水が流れていない状態でした。

それでも釣れないことはないだろうと竿を出しましたが、

本流方面でI君が何尾か小鮒を釣っただけで、

生まれたばかりと思われる針子がたくさん見られたものの、

タナゴは1時間ほど頑張っても1尾も釣れませんでした。

「こんなはずでは…」

とは言え、春以降タナゴ銀座で釣り開始から10分以上経過して釣れなかったことはありません。

つまり、粘っても釣果が期待できないことを示しています。

ここでI君の重い一言。

「われわれは負のスパイラルコンビですからね…」

むむむ、否定できない(笑)

シーズンが終わったと判断するのは早計ですが、この日は移動した方が賢明と判断しました。

 

次に向かったのは前週のテナガエビ釣りで一緒になったオムライスさんに教わったホソ。

タナゴ銀座に近いので行ってみましたが、残念ながらタナゴの姿は見られませんでした。

 

続いてはオオタナゴの実績場へ。

オオタナゴだけでなく、タイリクバラタナゴもいることがわかっています。

 

とんかつ浅野さんのおすすめポイントですね。

 

ほら、さっそくオオタナゴが釣れました。

 

これも微妙ですがオオタナゴです。

 

ここでぐっちゃんはタナを浅くしてタイリクバラタナゴ狙いにチェンジ。

一方でI君にオオタナゴのポイントと釣り方を伝授します。

お、I君オオタナゴゲット!

彼はネイティブタナゴを釣りたいとは言いましたが、タイリクバラタナゴ限定とは言っていません。

よってミッション達成です。

それにしても立派な(でかい)オオタナゴですね。

 

ぐっちゃんにはタイリクバラタナゴ。

オオタナゴの豪快なアタリの中に、繊細ななかなか針がかりしないアタリがあったので、

タイリクバラタナゴがいるという確信はあったんです。

 

ナイスサイズのオスのタイリクバラタナゴも釣れました。

 

オオタナゴもタイリクバラタナゴも回遊しているようで、

パタパタッと釣れたかと思うと、全然アタリが無くなったりします。

ここでぐっちゃんは思案しました。

なんとかI君にネイティブタイリクバラタナゴを釣らせたい!

でも、今日の霞ヶ浦の状態だと、確実という保証はないかも…。

鉄板だと思っていたタナゴ銀座で釣れなかったほどですから。

 

「よし、千葉の野池に行こう!」

そう、束超え3回の超鉄板釣り場、「千葉県の某野池」

過去に一度やっているので、霞ケ浦からの最短ルートはわかります。

そしてその時よりも少し近い位置にいます。

霞ヶ浦の北部へぐるーっと回って実績場を試すにしても、数十キロ走る必要があるわけで、

それならもっと確実なところまで行ってしまえ、というわけ。

その距離90数キロ。

1人で移動すると結構な距離ですが、

今回は2人なのでくだらないバカ話をしながら、

それほど苦痛を感じることなく到着しました。

 

相変わらずの謎の野池。

さすがにもう釣れないよって事はないでしょう。

霞ヶ浦と違って、この池に裏切られたら移動する先はありません。

 

I君は釣り座の奥側へ。

 

ぐっちゃんは手前側の排水口の脇でチャレンジ。

 

ぐっちゃんはタナゴんさんの仕掛けを使いましたが、

I君はがまかつの汎用仕掛けを買ってきたとのことで、

この仕掛けに針だけ

極タナゴに変えてのチャレンジです。

I君としては、市販の仕掛けとぐっちゃんの一軍仕掛けでどのくらい差があるか知りたかったようです。

 

やはりこの池は釣れますね。

少し前の「入れ食い」とはいきませんが、

頻繁にアタリがあります。

入れ食いにならないのは今年の新子が既に2cmほどに成長していて、

これが先に餌をつつくために、なかなか針がかりしないんです。

 

それでも開始40分ほどで、

ツ抜け。

I君はまだ2尾、とか言っています。

魚はいるしアタリもあるようなので、明らかに仕掛けの差が出ていますね。

 

ぐっちゃんとI君の比率は3:1~4:1くらいで推移。

見かねたぐっちゃん、前回幸手園でガンガンI君が釣っていた「Kさん仕掛け」を渡します。

頑張って汎用仕掛けで釣っていたI君ですが、

「すみません、またお世話になります」

と「Kさん仕掛け」に変更。

 

ここからのI君は確変モードでした。

コンスタントにタナゴを上げていきます。

ぐっちゃんは豆タナゴの攻撃に大苦戦。

さらにぐっちゃんのポイントはアタリも遠のいてほとんど釣れなくなりました。

I君のポイントとぐっちゃんのポイントは3~4mほどしか離れていませんが、

片方が釣れると片方が釣れなくなる、というほどの差がありました。

とは言え、野釣りタナゴデビューのI君が一気にまくってくるのは驚きました。

本当に「Kさん仕掛け」との相性が良いようです。

ぐっちゃんが池の様子を見に来たヘラ師と雑談し、少し休んでいたのもあったのですが、

この最後の1尾でようやく、

40尾に到達。ここで納竿。

今回はI君もカウンターを使っていたので釣果を尋ねると、

「32尾です!」

なぬ!?

確かぐっちゃんが27尾の時にI君は8尾くらいだったはず。

ぐっちゃんが13尾追加する間に、I君は24尾釣ったという事です。

「やべっ、最初の仕掛けの差が無ければ負けていたかも…(;^_^A」

 

I君の釣りセンスが凄いのか、ぐっちゃんのヘタレっぷりが凄いのかわかりませんが、

とりあえず最初の目的であった、

「I君にネイティブタナゴを釣ってもらう」

は達成できました。

 

これは釣果の一部です。

豆タナゴが混じっているのがわかるでしょうか?

ちなみにI君も後半には豆タナゴを釣ることができるようになっていました。

本当にセンスの塊だな、この男。

ボートの上ではグーグー寝るくせに、タナゴ釣りでは一言も発せず集中して釣り続けます。

あんまり本気にさせるとあっという間にうっちゃられそうで怖いです。

なお、I君はぐっちゃんと同じ「幸釣零一二」の

色違いであるソライロをポチしたそうですよ。

完全に嵌りましたね(爆)

 

霞ヶ浦での不完全燃焼、

大移動、

そして野池でなんとか目標達成。

なかなかに忙しい1日でしたが、とても楽しい1日でもありました。

I君、早くも自分の竿で釣るための釣行計画をリクエストしてきています。

きっと彼はこれからの数週間でいろんなものを買うと思います。

それもタナゴ釣りの楽しみなんですよね。

 

次週7月1日、2日の週末は珍しく用事があって奥さんと静岡県へ出かけます。

釣りは…、たぶんできないかな。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (2)
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