
悪夢のような右足かかとのトラブルから10日、
まだ多少痛みはありますが、日常生活に支障がない程度には回復しました。
近場の観光などは始めていますが、
まだ釣りに行けるような体調ではないという事で、
天候もイマイチだし、しばらくはストックされている観光報告かな、と。
今回は古墳です。
古墳と言えば、大阪府堺市の仁徳天皇陵などが有名ですが、
実は奈良県は古墳の宝庫なんです。
古墳は、昔の権力者のお墓なわけで、
皇族だけでなく豪族などの墓も古墳として残っています。
古墳の数は全国で160000ほどあるそうで、
一番多いのは兵庫県だそうです。
奈良県も古墳は多くて、9663の古墳が見つかっているそう。
奈良県は奈良盆地という狭い盆地に人家とそれにまつわるものが集中している関係で、
古墳も身近なところに多数存在するのが特徴でしょう。
ちなみに全国のコンビニエンスストアの倍以上も古墳があるってすごいですよね。
神社も80000以上あって、コンビニより多いって知ってました?
奈良県の古墳の中で、異質な特徴を持ち有名なのが、
キトラ古墳と高松塚古墳です。
何が異質かと言うと、石室の壁に壁画が描かれていて、
それが現存しているという事でしょう。
見た目は小高い丸い山なのですが、
その歴史的な価値は想像を超えるものだそうですよ。
まずはキトラ古墳。
古墳を見る前に、
キトラ古墳壁画体験館・四神の館に行くことをおすすめします。
駐車場に車を停めると、
古墳までの途中にありますので、こちらを見てから行きましょう。
キトラ古墳に対する知識を頭に入れてから実物を見た方が感動しますよ。
体験館の入り口の向かいにはこんなスペースも。
このあたり一帯が広大な国営飛鳥歴史公園になっています。
体験館の中はなかなかお金のかかった作りです。
少なくともこの体験館が無料なのはすごいと思います。
予備知識を頭に入れて、
キトラ古墳へ。
うーん、ただの小山ですね(笑)
当然石室の中が見れるわけでもないし、
キトラ古墳はその壁画を保存するための、
研究者たちの努力をたたえる古墳だと言えるでしょう。
周辺はきれいに手入れされた公園で遊歩道になっているため、
古墳を見るというよりも、のんびり散歩する気持ちで行ったほうがいいかも。
それほど高くはありませんが展望台もあって、
明日香(飛鳥)の街と大和の山々が見えて、
自然と文明の共存を実感できます。
続いて高松塚古墳。
キトラ古墳は休日に行きましたが、
高松塚古墳は会社帰りに寄りました。
そのために夕刻になっていて、
駐車場は貸し切り、
高松塚壁画館はすでに閉館済みでした。
残念ながら予備知識を入れることができず、そのまま古墳へ。
キトラ古墳に似ていますが、こっちの方が近くまで行けるし形も綺麗かな?
自撮り映えしますね(笑)
この高松塚古墳のすぐ近くには、
別の古墳もあります。
こちらも史跡です。
が、
うーん、草伸び放題。
ちょっと小高い岡や山があればほぼ古墳と言うお土地柄です。
こっちの方は愛知県や千葉県にある古墳に近いような気がしますね。
駐車場の方に戻って、
さらに道路を地下道を通って渡ると、
もちろん夕刻なので閉館していますが、
国営飛鳥歴史公園館があります。
このあたりは貴重な神社仏閣や史跡の宝庫なのですが、
京都市や奈良市のように観光地観光地していないのが、いいのか悪いのか…。
もちろん史跡巡りをしている人はもいますが、
道路状況や駐車場不足、宿泊施設の少なさ、公共交通の不便さなどが、
この一帯を宝の持ち腐れ状態にしているように思えますね。
また、一度は行ってみたいと思っても、
リピートまでは行かないような…。
そこが京都あたりに比べると弱いところでしょうか。
この2つの古墳は、ぐっちゃんが渋滞を避けて少し遠回りをするときの、
通勤路にあります。
そう考えるとすごいですよね。
次回も観光報告かな?
それではまた おやすみなさい
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