
みなさんこんにちは。
今回も引き続き観光報告になります。
もう1ヶ月も前になりますが、6月2日やや雨模様の日曜日、
行ったのは、桜井市の山の中にある、『談山神社』です。
談山神社はその昔、中大兄皇子と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、
ここの裏山である多武峰山の中で、内密に談合したのがその名前の由来です。
少し前に蘇我入鹿を神とする入鹿神社を紹介しましたが、
その「暴君」であった蘇我入鹿を暗殺する計画を立てた場所だという事です。
入鹿暗殺は、いわゆる「大化の改新」で、
その後中大兄皇子は天智天皇となります。
中臣鎌子が亡くなった後、天智天皇は中臣鎌子に「藤原鎌足」の名を与え、
その後絶大な権力を持つことになる藤原氏が誕生します。
この藤原鎌足を祭神として祀っているのが、談山神社というわけです。
桜の季節や紅葉の季節は大変混み合うと聞いていましたが、
そのいずれでもなく、天候は雨模様。
かなり空いていました。
ここは談山神社だけでなく、その奥の山まで信仰の場となっています。
談山(かたらいやま)で、皇子と鎌足が密談した場所だそうです。
さらにその奥には、御破裂山(藤原鎌足墓所)もありますが、
ここまで行くとちょっとした登山でしょう。
拝観料&入山料は600円。
結論から言えば、この600円はその価値が十分にあると思います。
談山神社には多数の重要文化財となっている建物があるのですが、
その中でも最も有名なのが、
日本最古にして唯一の木造十三重塔。
鎌足公供養の塔です。
何とも言えない、不思議なパワーを感じますよ。
本殿へ行ってみました。
なかなか立派な建物です。
しっかりお参りしましたよ。
藤原鎌足像と一緒に記念撮影。
本殿以外にも、
似たような名前でややこしいのですが、重要文化財の宝庫です(笑)
紹介しきれないので、詳細は談山神社公式ホームページで確認ください。
談山神社の入り口前にはやたら売り子さんが元気な土産物屋さんがあって、
無視することができず、
葛うどんを食べて、奈良漬けを買って帰りました。
歴史を勉強してこのような神社仏閣に行くと、
博識になったようで楽しいですね。
決して全国区の観光地ではありませんが、ここは来る価値ありだと思います。
え?全国区じゃないと思っているのはぐっちゃんだけだって?
そうかもしれません。
何しろ日本の歴史を変えた会合があった場所ですからね。
それではまた おやすみなさい
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