シルバーウィーク真っただ中の9月24日、
東京湾に浮いてきました。
今回のミッションは、
最近盛り上がりかけているサワラの調査です。
シルバーウィークとはいえこの日は金曜日で平日です。
遊びで動いている人は少ないかも。
現地ではJBB280さんが準備中でした。
ぐっちゃんもJBB280さんに続いてランチング。
さあ、出航しようという時に、
ドレンのネジを外したままだったことに気づきました。
「しまった!」
慌ててボートをトレーラに引き上げます。
「・・・・・・」
この勢いで海水がどんどん排出されます。
海に降ろして15分くらい経っていたので、
そのくらいは排出にかかるかな?
10分以上出続けて、ようやく水の勢いが弱まって来ました。
さらに5分経過して、終わりが見えてきた感じ。
結局、ボートの上げ下げを含め30分は時間をロスしたと思います。
すっかり日が昇った6:20頃に再出航。
富津岬です。
第一海保。
このあたりは水深が浅く、潮流がぶつかるのか無風なのに波立っています。
情報ではかなり北に上がった方面でサワラが釣れているという事なので、
一気に北に舵を切ります。
北上しながら、根が存在していそうな場所や、
潮流がよどんでいる場所を選んでベイトチェックします。
ところどころこんな反応があります。
本日のメインルアーは、
ブレードルアー。
サワラにはこれの早巻きが有効とか。
しかし、上のような反応で投げまくっても全くアタリはありません。
ついにアクアラインまで来てしまいました。
釣り人でなきゃ見られないアングルでアクアラインを見ることができます。
アクアラインの橋げた周りはシーバスの有名ポイントで、
この日も遊漁船が2艘ほど粘っていました。
ぐっちゃんも試してみましたが、
慣れないシーバス釣りが簡単に結果が出るとも思えません。
アクアラインの北側まで来ました。
実はこのあたりが本日の本命ポイントになるはずだったのですが、
遊漁船はゼロ、プレジャーも2艘くらいしかいなくて、
ところどころベイト反応はあるもののアタリは皆無でした。
期待したサワラボイルはどこにも見られず、
鳥も元気なく海面でお休み中。
失意のまま、今度は南下することにしました。
君津の工場地帯でしょうか。
大型の船舶が往来します。
浦賀水道ですね。
遠方には横浜の街とベイブリッジが見えます。
この日、上の写真のような漁船にたくさん遭遇しました。
写真ではよくわからないと思いますが、
後方に大きな網があって、それを引っ張っています。
おそらくサワラなどの回遊魚を一網打尽にする漁でしょう。
言い換えれば、サワラがいる可能性は高いという事ですね。
写真のように前を横切られても、少し時間をおかないと、
引っ張っている網に当たるかもしれないので危険です。
第二海保まで戻って来ました。
ここでようやく鳥山とナブラを発見。
60gの小型メタルジグと、40gのブレードジグを交互に投げてみます。
メタルジグにイナダが食いついてきました。
イナダと言っても、ワラサ寄りではなくワカシ寄り。
ちょっと持ち帰る気になるサイズではありません。
続いてはブレードジグにまたしてもイナダ。
少しサイズアップしましたが、持ち帰るレベルではありません。
イナダが追いつけないほどのスピードで巻けばサワラだけが食う!
前日YouTubeで仕入れたテクニックを試しますが、
残念ながらサワラは食わず。
しばらくナブラを追いかけましたがイナダしか遊んでくれないので諦めました。
浦賀水道を横切って太刀魚船団のポイントへ。
ここにはJBB280さんがいるはずです。
いました。
例によってテンヤ釣りで順調にタチウオを上げているようです。
JBB280さんは黄金アジ探しをすると言っていましたが、
「どこにもアジがいない」
と少し前のぐっちゃんのようなことを言っていましたよ。
船台に加わってジギングでチャレンジ。
前回ロストしてしまったお気に入りの赤金の100gジグで試します。
「クンッ」
フォールからしゃくりあげた瞬間にあたった感覚がありました。
おりゃ、とアワセを入れましたが、
スカッと空振り。
いや、ジグの重さすら感じません。
巻き上げてみると、PEラインがスパッと切られていました。
ジグではなく、ラインに噛みついてしまったようです。
開始早々、またも赤金のお気に入りジグが無くなり戦意喪失。
ジグを交換して再度チャレンジするも、
やはりルアーには当たりません。
餌には敵わないのか…。
諦めかけていた時に、
「グオンッ」
ずっしり重みが乗るようなアタリ。
今度はしっかり重みが伝わってきます。
「よーし!」
重さからすると指6本じゃすまないくらい、
過去最高の重量感です。
しかし、
動かない、引かない…。
ラインは巻けるので根掛かりではありません。
「???」
巻き上げてみて犯人がわかりました。
ルアーのフックに引っかかっていたのはPEライン。
誰かが高切れでロストした物でしょう。
そして、そのラインには、
ゴミや木切れなどがついていて、
さらに、
テンヤがつながっていました。
本日一の収穫です(涙)
ここでタチウオは諦め。
再び大海原にサワラ探しに出かけましたが、
今度はイナダのナブラにも会えず撃沈。
13:30ころ沖上がりとしました。
釣っている時間よりも移動している時間の方が長かったかも。
まさかの80km航行、
平均速度10km/h超えはとても珍しいです。
満タンだった燃料もほぼ消費。
20リットル以上使いましたね。
費用対効果を考えると、とても悲しい釣行となりました。
JBB280さんからタチウオを強奪して帰路につきました。
驚くほど渋滞していました。
平日の仕事人のための渋滞か、シルバーウィークの観光客の渋滞かわかりません。
原因が80km航行なのか渋滞の運転なのかわかりませんが、
思った以上に体にこたえて、帰宅後はぐったりでした。
緊急事態宣言は9月末で終わりそうです。
館山や外房のゲレンデはどうなるでしょうか?
この夏、東京湾にチャレンジして実感したのは、
慣れもありますが、外房の海の青さと豊かさとポイントの近さでした。
早く外房で浮きたいですね。
それではまた おやすみなさい
ドレインプラグよく思い出しましたねえ!
でもneoなら大丈夫デスよ、沈没することはありません。
実証済です。(笑)
サワラはボイルないとルアー投げる気しませんねぇ。。。
私は折角青イソ、イワシミンチ仕込んで行ったのですが何も釣れません。(T_T)
釣り物少ないですね。。。
外房、館山が待ち遠しいデスね!
ドレインプラグのネジをズボンのポケットに入れていて、出航前にポケットの中の携帯をいじろうとしてネジが指先に当たり真っ青になりました(笑)
沈没は無いでしょうが、滑走すら怪しくなりますよね。軽く100リットルは入っていたと思います。15分間勢いよく海水が出っぱなしでした。
情報によると、サワラはもっと湾奥に移動した後だったそうです。釣れるときには簡単に釣れる魚ですけどね~。
保険と思っていたアジすら見つけられない悲しい現状に、東京湾の奥深さと難しさを実感しているところです。
正直、ジギンガーにとっては東京湾は厳しい海ですね。あ~、外房が待ち遠しい。
釣りとは違う発見何か新鮮で心洗われた時かな
って感じられました。ブログコメントにも
アクアラインの写真など、これって時には
楽しいですね❗
でも青い海も良いですね⁉️
ps 釣れない時ほど何でって考えさせられます
これが楽しいです。何時も研究
写真で見ると東京湾の海も青く見えます。
でも、実際には茶色っぽかったり、グレーっぽかったりして、空の青が多少反射しているだけで実際の海水は濁っていますよね。
館山あたりまで行くとずいぶん本物っぽい青い海になり、外房は深く濃い青と緑のきれいな色になります。
外房慣れしている身としては、東京湾の海は汚いなーと思いますね。
釣りという目的を除けば、普通では見ることができない景色を思う存分見ることができるのはマイボート釣りの特権ですよね。
時には釣果を求めないでクルージングも悪くないと思います。ただ、いつもクルージングだと滅入ってしまいますけど。
まだまだ東京湾の釣りに慣れていないという事でしょうね。
いくつかお台場あたりからの遊覧船も出ているようですがとてもここまでは来てくれなそうですし、確かにマイボートからしか見られない景色ですね。
アジもタチウオもこうして狙うとなかなか難しそうですね。
手漕ぎではできませんがマイボートだと少し遠慮がちとはいえ遊漁船に混ざって釣ることができますからポイントに入るという点からはずいぶんと有利な気がします。
いよいよ、1日には解禁になりますでしょうかシーズンたけなわだと思いますが楽しみですね。
マイボートの良さは、好きな場所に好きな時に行けるという事ですよね。もちろん天気や海況などの条件はありますけど。
釣果があればそちらが優先で景色の写真はおまけ程度となりますが、今回はメインに昇格してしまいました。トホホです。
東京湾タチウオはスレているのでルアーになかなか食いついてきません。これだけの大船団の中でやるのであれば、やはり餌釣りの方が堅いです。
アジはどうしちゃったんでしょうか、探してもどこにもいない感じです。
東京湾が豊かな海という方も見えますが、やはり外房とはターゲットが違うので勝手がわからないまま3ヶ月経ってしまいました。
間もなく外房が解放されます。この秋はどんなドラマが待っているか、楽しみです。