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前々回の釣行後、両色灯がスティから外れてコードのみでついていることに気付きました。
赤矢印部分ですね。
前々回に同乗したあひさんが壊したかも…って申告してくれたのですが、
単純に両色灯をスティに固定しているボルトが取れてしまっただけでした。
下側からボルトで絞めてあったのですが、そのボルトはどこかに行ってしまって行方不明。
最初は3ヶ所で止まっていたはずですが、3本とも外れてしまってようやく気付いたというわけです。
両色灯の内側にナットだけは残っていますが、ボルトは無くなってしまっているので、
道具箱にストックされている中からサイズの合うボルトを探し出して流用しました。
残念ながらサイズの合うボルトが2本しか見つからず、3ヶ所のうち2ヶ所だけでの固定です。
あっさり復活したので、そのまま放置していました。
ところが前回釣行の前日に夜間航行灯が点くか確認してみたところ、
両色灯とマスト灯、どちらも点きません(昼間の写真を使っていますが、実際は前日の夜中の事でした)
両色灯を修理するときに何かやらかしたかと、再度外して付け直してみましたがダメ。
スイッチに問題があるのかと一度外してみたものの、
夜中だったために再生できなくなるのが怖くて断念。
前回釣行は夜間航行灯無しでのチャレンジとなりました。
釣行から帰った翌日の23日日曜日、本格的に調査開始。
青矢印のスイッチを分解します。
ちなみにぐっちゃんが記憶しているスイッチの配置は上の通り。
メインスイッチを入れなくても夜間航行灯は点灯するので、
起動用のメインバッテリーではなく、
I-pilot用のボイジャーバッテリーから電気を取ってると思っていました。
カバーを外し、ネジを取って、
配線を引きずり出します。
構造が全く分からず手探りでチェックします。
うーん、取説もありませんし、ホントよくわからん。
どこにどの線が接続していたかちゃんと覚えておかないと後で後悔しそうです。
配線を調べていくうちに、最初の思い込みが間違っていると気づきました。
どうも、このスイッチにはボイジャーではなくメインバッテリーから電気が来ているようです。
メインスイッチを介することなく、直接配線を引っ張っているので、
メインスイッチがOFFでも夜間航行灯が点いたんですね。
分解してはじめて気づきました。
そして青の矢印部分。
どうもこいつが怪しい。
小さな赤いBoxが2つあって、右2つのスイッチ、左2つのスイッチにそれぞれ電気を配給しています。
そして、スイッチのランプが点かない(通電していない)のは右2つだけ。
つまり、マスト灯と両色灯だけが点かないで、DC電源には電気は行っているんです。
果たしてこの赤いBoxはなんぞや?
詳しい人はもうわかっているでしょうが、ヒューズなんですね。
つまり、右側のヒューズが切れて、左側は生きている、と。
どうせ右側2つしか普段は使わないんだから、暫定的に右と左を入れ替えちゃえ、と
配線を入れ替えてみたら、予想通り夜間航行灯が両方とも点きました。
よっしゃ、応急処置完了、と思ったのもつかの間、
夜間航行灯を何度か点けたり消したりしているうちに、また点かなくなってしまいました。
4つのスイッチすべてが死んでしまったんです。
入れ替えた方のヒューズも飛んでしまったんですね。
船舶用の配線のヒューズなんて売ってるのか?と思いながらも、
漢のオアシス、ホームセンターへ。
ヒューズのコーナーをくまなく探しましたが、このBoxに入れることができるヒューズは見つからず。
諦めて帰ろうか、銅線でヒューズ無しで通電させてやろうかと考えました。
最後に寄った車用品コーナーで、
見つけてしまいましたよ、これにはまるヒューズを!
どうやらこのNEOは車用の配線を流用していたようです。
当然ヒューズも車用でバッチリ。
切れたヒューズは色から推測するに15A。
もちろん経年劣化もあったでしょうが、同じ規格を買ってきてまた飛んでも面白くないので、
20Aと30Aを買ってきましたよ。
2つ買っても300円くらいなので、予備として持っていてもいいかな、と。
で、20Aの方のヒューズを入れてみました。
見事にすべての回線に電気が通りました。復活です。
カバーをつけて、スイッチも元通りに。
配置は元のままなので、右から両色灯、マスト灯、DC電源、そして空です。
これらは全て船外機始動に使われるメインバッテリーから電気が供給されます。
HONDEXのプロッターもメインバッテリーからです。
ボイジャーバッテリーはI-pilotとKODENの魚探だけなんですね。
電気系統は触ってみないと全然理解できないものですが、
今回のメンテナンスでどのような配線になっているかがわかりました。
舷の内側を通って後方物入れのメインスイッチを経由する電気系は、
簡単に自分でメンテナンスはできませんが、
それ以外は何とかなりそうです。
トレーラブルボートはマリーナ艇と違ってメンテナンスしてくれる人がいませんから、
こんな感じで手探りで修理しながら、少しずつ経験値を上げていくんでしょうね。
次から次へとメンテナンスが必要になるボートとトレーラー。
でも、手がかかるほどかわいいとも言えそうです。
なんとか夜間航行灯復活しました。
今週末、現段階では強風予報で厳しい感じですが、どうなりますか。
浮けたら今度こそヒラマサゲットしたいですね。
それではまた おやすみなさい
航行灯と右側の外部電力コンセントをほぼ同時に配線しましたが
大変だった事と記憶していますが、もう全く覚えていません、
他の人が配線を施して配線図が無いのはなかなか難しいと思います
毎週デカイを見れるのを楽しみにしています
今回配線をチェックしてみて、設置時の苦労を感じましたよ。メンテナンスは配電図を引く必要ありませんし、狭いコンソールボックス内のメインバッテリーにアプローチする必要もありませんからね。船外機ーメインスイッチーメインバッテリーの配線以外は、構造を理解したので次にトラブってもなんとか自分で直せそうです。
本文中にも書きましたが、メンテナンスも含めてボート釣りだと思っています。すでに次のメンテナンスネタも控えていますし、今年は船検と車検がありますしね。
釣果に関しては期待に添えるかわかりませんが、ずいぶんNEOとKODENの魚探に慣れたので、一番期待しているのは自分だと思います。大物抱えたドヤ顔をお伝えできるよう頑張ります♪
私もNEO390に乗って自分なりに楽しんでおります。(釣果はいまいち^^;)
実は自分のホーム港(茨城県)が工事でしばらく使用出来ないの為
明日は内房のスロープを予約したのですが風が、、、
もし浮けなければ30日に外房に回ろうと思います
今回でなくとも、そちらでお会い出来ましたら声お掛けさせて頂きます
是非ご指導の程お願いしたいのですが宜しくお願いします。
同じNEO390乗りですか!嬉しいです~。
ホームは茨城なんですね。夏のオフシーズンは茨城も狙っています。ぜひ茨城のトレーラブル情報を教えてください。
土曜日は風が強そうですが、日曜日の午前中は何とかなりそうですね。ただ、我々のホームのスロープは朝9:00過ぎになると夕方までボートを上げられないかもと思っています。日曜日、僕も参戦予定ですが、朝イチ勝負で9:00頃に上がってしまおうかと計画中ですよ。
ボートの事、出航場所の事、釣り場のポイント等いろいろ情報交換しましょう。必ず声をかけてくださいね。楽しみにしています!
ヒューズ交換で直った事よりヒューズが飛んだ原因を探した方がイイです。
断線しててスパークして火事。
車を燃やしたアホの言う事ではありませんが。
ヒューズが飛んだ原因ですが、マスト灯のコンセント部分が接触が悪くて、放置すると点いたり消えたりするので、これが原因だと思います。本文にもあるように点火系とは別配線ですし、現在使っているのは5ワットほどの両色灯とマスト灯だけなので、まぁいいかなー、と。マスト灯の接触不良に関してはコードやジョイントを含めメンテナンスしているのですがなかなか解決しないんです。買えば高いですしね。
マイボートはメンテナンスが付き物で、工作が好きじゃないとできないですよね。ボートをグレードアップしてもメンテナンスは減るどころか増え続けます。それもまた楽しいんですけどね。
メンテナンスも大変ですね。
自宅の前にボートが置いてあっていじっていたら、ギャラリーが多そうですね。(笑)
自宅前でボートに乗って作業していると、たまに指を指されたりしますが、話しかけられる事はあまりないですね。目が合うと挨拶してくれる方がたまにいる程度です。関東は価値観が多様化していますから、多少イレギュラーでも受け入れてしまいます(笑)
ところで今年も玄海灘は熱かったようですね。羨ましい限りです。
プレジャークラスだと、これらの電装品、
一定の期間が過ぎるとよくこのようなことになりますよね。
認可品に限らないで自由競争させてくれれば、
10年メンテナンスフリーのものが出てくるでしょうに…
まさにそのとおりですよね。ステアリングワイヤーやバッテリー本体は消耗品と割りきれますが、配線や灯火類は球切れ以外はメンテナンスフリーにして欲しいです。法定品ゆえの殿様商売、信じられないほど高額なのに簡単に壊れて持ち主の修理スキルが上がっていく…。
そう言えば法定備品の中に期限があるものがありますが、なんであんなに高額なんでしょうね。機構指定になるとバカ高くなるのは勘弁して欲しいです。