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愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2023年タナゴ&小物釣り㊷ ~牛久沼水系のち手賀沼水系~

2023年11月01日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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10月24日ころから、のどの痛みが中心のかぜを引いてしまいました。

酷くならない代わりになかなか良くもならない変なかぜです。

10月28日土曜日、無理して海に行くのもなーと思い、

またしてもI君とタナゴ釣りへ。

I君の希望は牛久沼水系のホソの再々チャレンジ。

この魚はいるのに、ちゃんとエサはつつくのに、

なかなか思うように釣れないちょっと難関のホソに取りつかれたようです。

 

いつものように朝早く待ち合わせて、さっそく現地へ。

この日はかなり気温が下がっていて、

ぐっちゃんはトレーナーの上に薄手のジャンバーを着込んでの参戦ですが、

それでもかなり寒く、風が吹くと震えるくらいでした。

予報では天候は晴れでしたが、

かなり厚い雲が覆っている状態で、日差しは全くありませんでした。

 

I君もフード付きの厚手のパーカーを着ていますが、

寒い寒いを連発。

 

それでも、

このホソにはちゃんとタナゴがいます。

ちょっとクチボソ比率が高いのが気になりますが、

豆~小タナゴがポツポツ釣れてきますね。

 

爆釣でもゾーンに入っているわけでもなく、

時速20尾強の緩いペースですが、少しずつ数を重ねて50尾。

 

少し大きいのも釣れました。

 

1回目の放流をした後、気になっていた厚い雲から、

ポツポツと雨が落ちてきました。

さらに周辺から「ゴロゴロ…」と雷の音。

さすがにそのまま釣り続けるのも危険かな、と思い、

一旦車の中に撤収。

一時的に強い雨になり、そろそろ止むかと思われたころに再度ポイントに行きますが、

思い出したようにまた降り出す雨…。

かなりの時間をロスして、まだ一向に降り止む様子はありません。

 

釣りそのものを諦めるか、

降っていない他のエリアに移動するか、

悩んだ末だした結論は、

またしてもパラソルで肩を並べての仲良し釣り( ´∀` )

お互いに声を発しなくても相手の釣果がわかる至近距離です。

再開当初はI君の調子が悪く、

ぐっちゃんばかりにタナゴが釣れて、I君の心が折れ気味に。

でも、そこから盛り返すのがI君のすごいところ。

なんだかんだ言いながらけっこうな数を釣ったと思います。

 

ぐっちゃんが束に到達したところでここの釣りは終了。

クチボソが勝手にストッカーの中に飛び込んでいますが、

2回目のリリース。

この釣り場は本当に難しいです。

魚はいる、餌もつつく、でもなかなか釣れない。

春になるともう少し楽に釣れるようになるのでしょうが、

いまの小さなタナゴがクチボソと同居している状態はかなり骨が折れます。

それがI君が何度もリベンジしたがる、

ぐっちゃんがこのホソが大好きな理由でもあるのですが、

まあ、かなりタフな釣り場ですね。

 

移動&昼食を摂って、

今回は霞ケ浦ではなく、手賀沼に移動しました。

どのポイントを確認しに行こうか悩んだのですが、

I君がまだ一度も竿を出していない、

『釣り堀的ホソ』

を紹介することに。

この頃にはすっかり天気も回復し、半袖でもよさげな良い天気になりました。

 

 

4、5人入ればいっぱいという小場所ですが、

付近のボート屋さんがタナゴを放流してくれているために魚影が濃い釣り場です。

それゆえ『釣り堀的ホソ』なわけです。

幸い先客はいなくて、釣り場を独占できました。

少し前に確認した時にはまだタナゴは放流されていませんでした。

その時はまだシーズン前だったようです。

ところがこの日は、あっけなく1投目からアタリがありました。

「タナゴ釣れた―」

とI君。

ぐっちゃんも程なく釣れました。

 

気分よく釣っていると、その放流の主、ボート屋のオヤジさんが登場。

「どうだい?釣れるかい?」

「ええ、タナゴ釣れますね」

「そうだろ、俺が放流してるからなー(笑)」

まあ、そんな話から始まって、いろいろここのタナゴ事情を聞きました。 

 

オヤジさん曰く、

タナゴを放流するのは10月から、タナゴが獲れなくなる12月までだそうです。

魚がストックされていれば釣れ続きますが、

例年田植えの時期になると水門が開いて水量が増え、

タナゴは本湖や別の場所に移動してしまうのだそうです。

だから、長くても釣期は3月までですね。

昨年はここのタナゴは豆~小タナゴだったのですが、

今年は中サイズばかり。

「暖かいからか今年のタナゴは大きいんだよ」

なるほど、そういうことか。

①放流し始めだから魚は擦れていなくてよく釣れる。

②魚が大きいから例年のような修行にはならない。

という事らしいです。

 

それでも不思議なもので、連続して釣れたかと思えばアタリが遠くなったりして、

他の釣り場と変わらないメリハリもありました。

「まあ、頑張って釣りなよ」

とオヤジさん。

「またたくさんタナゴ入れといてくださいね~」

とぐっちゃん。

ネイティブなタナゴ釣り場じゃないからとここを敬遠する人も多いですが、

ここは手賀沼で一番確実にタナゴを釣ることができるポイントです。

釣果は腕に左右されますけどね。

ここはギャラリーが多いし、腕の立つベテランも多いので、

先客がいるときはなるべく入らないようにしています。

バンバン釣る達人と並んで釣っていると恥ずかしくなってくるんですよ(笑)

昨年は人が釣るのを羨ましく見ていることが多かったぐっちゃんですが、

今ならば人並みに釣れるのかな、と思います。

 

途中から大きくペースダウンしましたが、

それでもこの釣果です。

 

ここで釣ってペースが落ち始めた後半、

実は別の理由もありました。

I君は全くそんなそぶりを見せず、ぐっちゃんだけ…。

それは…。

次回の記事で書きますね。

 

とにかく、雷雨もあった牛久沼水系のホソでそれなりの釣りができて、

手賀沼の『釣り堀的ホソ』の実態もよくわかりました。

とくに後者は「ちょっとタナゴ釣りしたい」という時には、

もってこいの釣り場ですしね。

 

あっという間にタナゴ釣りを始めて1年、すべてのシーズンを経験しました。

それでも尽きないタナゴ釣りの奥の深さと楽しさ、

まだまだ修行です。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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2 コメント

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Unknown (I君)
2023-11-01 18:58:33
朝の冷え込みと予想外の雷雨に調子を崩されながら豆に翻弄されましたが、初心者のわたしにはここのゲームは本当に難しいです。また宿題が増えましたw
次回はどう打開するか考えます。
放流のホソは想像より小場所でびっくりしましたが、放流してるだけに魚影が濃くまたタイミング的に摺れていなく、癒し系のポイントでしたね。オヤジさんからいろいろお話を聞けてここの特徴もよくわかりました。凄腕の常連さんがいると緊張しちゃいますが、今回はふたりだけだったのでリラックスして遊べました。
1日一緒にいましたがかぜはうつらなかったみたいでわたしは元気ですよ。
ぐっちゃんさん、かぜを早く治してまたタナゴ行きましよー
返信する
I君へ (ぐっちゃん)
2023-11-01 19:15:04
I君、コメントありがとうございます。
当日はお疲れさまでした。かぜを移してしまったのではないかと心配しておりましたが、意外に丈夫だったんですね(笑)

朝は寒かったし雷雨はあるし、かなり厳しかったですが日が出ると暖かくて微妙な天気でしたね。
最後のホソではI君は暖かそうに釣りをしていましたが、僕はかなり寒気を感じていて、やばいなーと思っていました。
手賀沼には似たようなホソがたくさんあって、場所によってはネイティブタナゴの実績もあるのですが、やはり放流ホソは強いです。外道もほとんど釣れませんし、今年は魚も大きいので釣りやすかったですね。このホソは自主練にもちょうどよいと思います。欠点は散歩する人がのぞき込んできたり、子供がワイワイやってくることですかね。あとは本気のベテランタナゴ師も結構来るので、自信を失う可能性があります。
まだかぜは完治していませんが、タナゴ釣りには問題ありません。また牛久沼系の厳しいホソにチャレンジしますか?
返信する

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