進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

キスロッドでひとつテンヤをやっていたら…

2020年11月17日 | NEO390 釣行記

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11月15日日曜日、外房に浮かんできました。

道中の内陸部の気温は3℃!

出航地でも6℃でほとんど冬に近い寒さです。

ただし風は弱く昼間は20℃まで上がる予報。

前日の土曜日が強風予報だったため、

日曜日のこの日にボーターが集中しました。

出航時間にはスロープの順番待ちで渋滞ができるほど。

 

日の出は6:14でこの写真はほぼその時刻。

日の出とともに出航です。

 

港から出ると、ちょうど太陽が昇ってくるところでした。

波の様子はごらんの通り。

かなりうねりが入ってきていて、岸寄りでも大きくボートが上下します。

 

この日は東西のラインではなく、南北のラインで攻める予定。

つまり、岸から沖までのライン。

岸壁に沿った移動はほとんどしないという事です。

 

まずは近場でキャスティング。

無反応。

ふむふむ、これは想定内。

 

少しずつ沖に移動しながらジギングにスイッチ。

ジギングポイントまで来ました。

最初はベイトが見つからなかったのですが、

少し移動しながら反応を見ると、熱ーいポイントを発見。

 

「コンッ!」

水深30m弱のちょうど中間くらいであたりました。

軽いです。

そしてバイブレーション。

この感じはあれでしょう。

スマガツオ。

美味いと評判のカツオですが、ちょっとサイズが小さいですね。

欲しい人がいるかもしれないので1匹だけキープ。

(後にJBB280さんに進呈)

その後も連続してスマがかかりますが、これらはリリース。

ぐっちゃんのジグとアシストフックは、

小さなスマガツオには大きすぎるようで、

かなりの数のチェイスがありましたが、ほとんど空振りでフッキングしません。

スマガツオを狙っていても仕方ないので、さらに沖に移動です。

 

水深60m、けっこう広いレンジでベイト反応があります。

ここで待望のアタリ。

「ゴンッ!」

上手くフッキングしました。

最初のうちは深いのでそれほど重みも感じませんでしたが、

そこそこにパワーがあります。

明らかにスマガツオとは違います。

「ワラサ?」

そんな感じでしたが、巻き上げていくにつれ横に走ります。

「???」

そして細かくはないバイブレーションが…(わかりますかねー、この感じ)

「なんだろ?」

何とハガツオでした。

しかも65cmほどのナイスサイズ!

なんと20cmほどのジグをお尻側から丸呑みしていました。

ホラー映画みたいですね。

ハガツオ、美味い魚ですが、これはこゆきのおかずになります。

 

この反応は水深100mくらいまで変わりません。

さらにその沖にはイカポイントがあります。

JBB280さんが先に行って頑張っているはず。

水深160mほどの場所に遊漁船が2~3艘、

その少し離れたところにJBB280さんがいました。

ん?

水深160mには何も反応がありません。

JBB280さん曰く、

うねりが凄くてイカが乗らないそう。

爆釣していたらぐっちゃんもイカ釣りしようと、

電動リールはじめイカ釣り道具を乗せてきたのですが、

JBB280さん情報でイカは諦めることにしました。

 

ここは先週に続いて根魚でしょ、ということで、

一気に岸に向かって移動、

最初にキャスティングをしたあたりでひとつテンヤを試します。

このポイントでは、

NEOタダノさんとアルミボート旦那さんがアカハタ狩りをしていました(笑)

紅葉の季節ですからね。

 

ぐっちゃんは少し離れたポイントを探ります。

安定のアカハタ。

しかも普段攻めていないポイントだからか、サイズが全体的に大きめです。

 

尺クラスが何本か釣れました。

これはこの日最大の34cmのアカハタ。

隣の小魚は釣り上げて吐き出したベイトです。

ん?

よく見ると猛毒を持つキタマクラじゃないですか!

アカハタよ、こんなの食べておまえは大丈夫なのか??

 

その他に、

メイチダイ、

 

チャリコ、

 

カサゴと釣れ続きます。

 

こんな変わった色のアカハタも釣れて、

 

小さいのはどんどんリリースしているんですが、

生簀の中はこんな状態。

密ですね(笑)

テンヤのエビも残り少なくなったので、

少し沖に移動してマハタを狙いましょう。

 

「グアンッ!」

着底間もなく、とても大きなアタリがありました。

ガツンとアワセを入れましたが、

根掛かりのように動きません。

「ん??」

力を込めて竿をあおると、グググーーッと動きます。

「根掛かりじゃないなー」

なんて考えていたら、いきなり、

「ジジジジジジーーーッ」

強烈な引きでロッドが満月を超えて鋭角に曲がり、

ドラグがガンガン鳴ります。

「ゲゲッ、マジか!?」

ちなみにロッドはベイゲームキスで、ラインはPE1.5号、リーダーはフロロ5号。

巻き上げて、ラインを出されての繰り返し。

でも、青物の引きではありません。

パワーよりも重量感がある感じ。

そしてコンコンコンッと叩くような首振り。

これは…、

「真鯛?」

イメージとしては70cmくらいの真鯛をかけてしまった感じでした。

しばらくやり取りをして、ようやく巻く方が多くなって、

水面下に魚の姿が見えました。

「あれ?縞模様がある!」

そう、青物でも真鯛でもなく、

石鯛でした。

50cmをわずかに上回るナイスサイズの石鯛です。

よくライン切られなかったなー。

テンヤのでかい針が幸いしましたね。

手袋をした手で針を外そうとして、

指をかまれたのは内緒です。

いや、マジで痛かった。

もう、ぱっくり切れる勢いでしたよ、手袋なかったら…。

専門で狙っている磯釣り師も多い石鯛、

キスロッドで、しかもテンヤで釣ってしまって申し訳ない気持ちです。

 

エビが無くなったのでジギングに戻しましたが、

スマと思われるお触りが何度かあっただけで、

13:00少し過ぎに納竿としました。

 

東西の移動が無かった割によく走りました。

自動アップデートで日本語表示が消えてしまっていたeTrexですが、

ネットで調べて表示を復活させましたよ(笑)

 

 

燃料は10リットルくらい使ったでしょうか。

 

お土産は十分です。

 

この日は夕まづめにアジングしようと、

友人のTakuさんの案内で某所へ。

夕焼けがきれいです。

そして、

25~28cmの型揃いのアジが高活性。

なかなかボートでも釣れないサイズですよ。

満足の釣行となりました。

 

アカハタは煮つけにします。

 

ハガツオは、

こんなにきれいな身で少し生で食べましたが、

甘い感じで柔らかく美味しかったです。

脂もノリノリでしたね。

でも、

24切れにカットして、

素焼きにして、こゆきのおかず12日分が出来上がり。

 

アジは、

一夜干しにしています。

 

写真はありませんが、石鯛の刺身、絶品でした。

多分あのサイズの石鯛が釣れるのは一生に1度あるかないかだと思うので、

十分堪能します。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (10)
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